こんにちは、浅野です。
今日から一週間ほどいったん福島に帰ります。来月半ばには里帰りするのですが、福島に帰るのも11月以来で約半年ぶり?結婚してからこんなに帰省を空けたことがなかったので、すっごい久しぶりです(笑)
名古屋に行く途中にダム&マンホールとくれば、もちろんお庭巡りもしてきました
これも久しぶり~!しかも重森三玲作庭ですからね、岐阜県では唯一になります。
美濃加茂市にある正眼寺に着いたのは15時ごろだったのですが、この日はずっと雨やら霧やらがひどいまま金沢から五箇山・白川郷・郡上と抜けてきてここでもどんより雲でした。
もう夕方のように暗いですが、レヴォーグちゃんがかっこよくて撮影(笑)
ぐるっと周って山門へ。
よく見ると道場と書いてあります。正眼寺の隣には正眼寺短期大学があるのでそれの繋がりかなと思って調べてみると、正眼寺は臨済宗の古いお寺さんでここには修行僧がたくさん修行をしているとのことでした。相変わらずお庭以外の情報を調べていないので、そんなことも知らずにきてしまいました なんと、川上哲治氏や星野仙一氏も修行に訪れていたようです。
境内に入ると、とても広い敷地なのに落ち葉や草一つないほど丁寧にお手入れされているのがよく分かります。しかも静か。これも修行僧の皆さんや大学の方たちでお手入れされているとのことでした。
本殿前の大きな枝垂れ桜は美濃加茂市の指定文化財で樹齢300年超だそうです。
・・・あれ、ここから奥には一般人は行けなさそうだし、三玲のお庭は?どこにあるの??
二人で5分ほど彷徨ってネットで調べたりもしたのですが分からずしまいで、下調べが甘かったかー試合にも間に合わなくなるし帰るかと車に戻ったら、ありました!車の後ろのお堂の横に!!
もともとあった杉林の中に作られていて、車を降りたときにまったく気付きませんでした
ここは臨済宗派の専門道場とのことで、過度な装飾は控えて普通の山石を使用し、土地の起伏もそのまま利用しているそうです。確かに少し石張りに凹凸があるような。
一番奥には観音像があり、これの前庭ということで観音像前庭と名前がついています。暗くてよく写真には写っていませんが、観音像から後光が射すように大理石の線が石張りの間に通っておりました。
奥から見るとこんな感じ。蹲もあるんですね~!
石張りの中に入ってもいいのでしょうが、こちらもとても綺麗にお手入れされていたのでなんとなく憚られて、この延べ石のところから見ているだけにしました。もっと明るかったらよかったんですが、暗くて奥の方はよく分かりませんでした。残念。
時期的には重森三玲が74歳のときの作庭で、重森三玲庭園美術館や東福寺の塔頭である霊雲院などと同じ時期の作庭のようです。それから見ると、確かに落ち着いていて飾り気のないお庭ということになるのでしょうね。
しばらくお庭見ることはできないと思うので、枯山水見れてよかったです。なかなか東海北陸にはないので、また機会があったら行きたいなぁ
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