眼光
にゃん吉
ご覧っ 一面の秋の葉を
踏みしめ歩く木漏れ日まとい
君は『一番に輝いて』 軽やかに舞うように
遠く あなたの背追いかけた
幼き記憶 息切らしそんなっ
場面が幾重に折り合って
老うも それもいいじゃない
月夜のかぐやの瞳に残る
移りゆく幾久の切なさよ
朝な夕なにあなた探しては
きっと思い溢る
優しさよ 悲しさよ 喜びよ 祈る心
愛してる 恋してる 泣いている 震えている
物語るあなたの眼差しに
映る影は少し揺らめいて
心がひとつに寄り添えば
有りのままに生きてみる
西に朱く空陽は落ちて
十六夜う月は遥かな里に
時を超えてまた微笑めば
追うも それもいいじゃない
静かなそれは それは清らかな
野面の石に咲く魂よ
ざわめく心 あなた探しては
今も思い溢る
握りしめた 手のひらを 繋ぎ行く結び行く
飛び立てと渡る風 空にある愛しいさよ
我が師 須貝智郎(すがい ともお)の歌です。
『べご子は山へ』♬
私が生まれ育った飯豊町では酪農家は牛を『眺山(ながめやま)』の放牧場に
夏の期間託す。
20キロばかり離れたおんなじ置賜盆地の真ん中の智郎さんの暮らす辺りは
白鷹山に放牧する。
♬べご子が山に行く日は
冷酒ひとつ飲み干して〜っ
手綱を押さえて 涙して
ほろ酔い気分で送るのさ〜
べご子が山へ行く日は〜
子牛だなんてこだわらず
ブラシをかけて 頬を寄せ
門出を祝ってやるのさ〜♬
雪が降るまで 辛抱しろよ〜
逞しくなって 帰って来いよ〜っつ
そこから〜 お前の〜っ
道が 見えてくるっ ♬
我が子を送る日に重ねると
泣いてしまいます。
『べご子(子牛は)は山へ』
丁寧に 丁寧に
そして素早くっ
日本社会の停滞の理由。
がんじがらめのマニュアルの横行。
真夏の外仕事。
発表されるその日の気温は 猛暑日の目安の35度超えっ
めまいクラクラの外部作業に でも近年の大手ゼネコンの作業マニュアルは
半袖禁止 腕まくり禁止である。
ははは〜〜!
熱中症にならないために 作業中断して水分補強していつでも休めという。
でも賃金は作業時間で歩合制。
なら休んで居られないよね。
建設作業車がガンガン動き回る地上の作業は
確かに頭部を被災から守るためにヘルメットは必須だが
重機の無い あるいは頭部に損傷の危険の無い作業に
ヘルメットは要らない。
そんな不条理がいっぱいの中で
日本は閉塞している。
夏の庭仕事。
暑ければ日陰に涼み
汗ばめば薄着になって。。。
日陰から作業の成果を眺める
それが本来の姿。
子育て無償化なんて突然人気取り言い出して
選挙が終われば 無認可保育所の入居者世帯は除外なんて言うし、
おいらタバコ辞めて随分なるから影響ないが
突然たばこ税引き上げなんて言う始末。
とことん舐められてる庶民。
もりかけに無償提供した土地代や値引きした地下9m下の埋設ゴミ。。。。。
嘘だよね 安倍しゃん。
おいらが実家の家業を継ごうと印刷工で始めた社会人。
回転する印刷機械に巻き込まれたら大怪我するので
当時から印刷工は 腕まくり禁止でした。
当然です、危険が潜むから。
でもどうでしょう?全く職種が違う炎天下の土木作業。
何かに巻き込まれる危険が100%無い職種は
半袖だって 腕まくりだって ノーヘルだって良いんんじゃ無いかなあ。
その方が命守れるのであれば。。。。。
何を言いたいのかって言うと
マニュアルの確実な施工(しこう)の強要、あるいは遵守によってでしか
己を守れない管理者の能力の無さを憂い、嘆くのです。