日別アーカイブ: 2017年11月26日

言葉と感情と 2017/11/26記

 

ご覧っ  一面の秋の葉を

踏みしめ歩く木漏れ日まとい

君は『一番に輝いて』 軽やかに舞うように

 

遠く あなたの背追いかけた

幼き記憶  息切らしそんなっ

場面が幾重に折り合って

老うも それもいいじゃない

月夜のかぐやの瞳に残る

移りゆく幾久の切なさよ

朝な夕なにあなた探しては

きっと思い溢る

 

優しさよ  悲しさよ  喜びよ  祈る心

愛してる  恋してる  泣いている  震えている

 

 

 

 

 

 

物語るあなたの眼差しに

映る影は少し揺らめいて

心がひとつに寄り添えば

有りのままに生きてみる

西に朱く空陽は落ちて

十六夜う月は遥かな里に

時を超えてまた微笑めば

追うも それもいいじゃない

 

静かなそれは それは清らかな

野面の石に咲く魂よ

ざわめく心 あなた探しては

今も思い溢る

 

握りしめた 手のひらを  繋ぎ行く結び行く

飛び立てと渡る風 空にある愛しいさよ