私が東北の沿岸部にお邪魔するのは
同じ時代に生きている人たちと同じ時間を共有している事を実感するためでしょうか。
同じ時代に生きた事をクサビのように記録するためでしょうか。。。
宮城県石巻市立渡波(わたのは)小学校の6年生のみなさんです。
校長先生から教えて頂きました。
震災前と今を比べると全校の児童数は半減との事でした。
6年生のみなさんは総勢30人に僅かに満たないっ
1〜2年生はふたクラス有るというのにね。。。。。。
前日の6月22日(木)は我々庭案倶楽部の3ヶ月に一度の例会、、、
そうっ、、石巻っ開催でした。
幹事社は海馬工苑さん。
時間にぴったりの進行は流石今野専務っ!!! はははっ 凄いっ。。。
翌日23日、石巻市の渡波小学校での6年生による卒業記念『ベンチ制作』を庭案倶楽部みんなでお手伝いする事となり伺って来ました。
おおお〜〜〜筋のいい子も、そうでない子も
みんな夢中で盛り上がりましたよ〜〜 はははっ!
出来上がったら班ごとにメッセージをベンチの裏に書きます
これから50年以上平気で持つ天然木材『ウリン』。
次の同窓会もその次の次の次の次の同窓会の時も きっと懐かしいこのベンチひっくり返して
このメッセージを読み返し、この子等の思い出話しは尽きないのだろうなあ〜〜〜!
ベンチの制作指導は地元で木工房を営む
『木遊木(もくゆうぼく)』の遠藤さん
遠藤さんはご自身のお子さん3人を津波で亡くされています。
そのお子さんが通っていたこの渡波小学校で
震災後ずっとベンチ作りを続けられて来ました。
そんな遠藤さんの活動をずっと陰で支えて来られた大阪の木材会社『林田順平商店』林田社長と
奥村さん
そうした多くの方々の奉仕によって
今年も4台のベンチが完成しアデューの掛け声と共に
校庭に設置されました。
帰り道
日和山公園を示す道路標識に導かれ
望んだ津波の被害を実感させられる光景に
胸はぐっと潰されるのでした。
3,000件もあった町並みが
・・・・・・・・。
あの日道路は渋滞し立ち往生。奥の橋の上に止まってた車は助かったものの
橋の左右に繋がって止まっていた車は全て流され波に飲み込まれたと
隣で解説してくれている方のお話が聞こえて来ました。
んんん〜、詰まる息を吐き出し唸るしかない自分です。