初めまして。フジホームの酒井 健志と申します。
新潟出身ですので、米とお酒、魚が好物です
今日から私もブログのメンバーとして、お庭に関するお話を更新していきますので
どうぞよろしくお願いいたします。
こちらはお客様のご自宅に咲いていた「月の桂」という品種のウメです。
以前に訪れた時はまだ蕾だったのですが、白い可愛らしい花をたくさん咲かせていました。
芳ばしい香りを放つ可憐なウメの花は、いつ見ても心が和みます
そんなウメに纏わる、こんなエピソードをご存知でしょうか。
昭和の初期、サクラとウメのどちらを日本の国花にするかで議論がなされた際、
ウメ派の人々が、「サクラは春爛漫の浮華軽佻(ふかけいちょう)の木であるのに対して、
ウメは寒風に立ち向かう忍耐と覇気があり、そして高潔な美しさがある」と主張したといわれています。
どちらかの優劣はつけがたいですが、ウメに対する愛着が感じられる逸話です。
花に纏わることを調べてみると、なかなか趣があって面白いですね
また次回、別のお話をご紹介させていただきたいと思います。
今後ともよろしくおねがいいたします。