カテゴリー別アーカイブ: 建築のこと

地元のれきみん

皆さん、こんにちは!桑原です。

ブログ更新一日遅れてしまいまして…すみません。。

昨日は、ここ本社狭山で雹(ひょう)が降りました!

自家用車で出社している社員は皆、車の心配をしていましたが、

皆様は大丈夫だったでしょうかsad

今日は日差しがすごく強かったり…お体にはお気をつけてお過ごしください!!

 

さて本日は、今週のお休みの時に行った地元の資料館をご紹介したいと思いますhappy01

私の地元にある、~歴史民俗資料館~通称「れきみん」ですshine

皆様のお家のそばにもあるのではないでしょうか!

私は小さいころからここが大好きで、

イベントにも参加したり、小学生の頃は勾玉手作り体験に行きました!

私が好きなのはこの建物なんです!(全体写真がなくてすみません)

この写真はアプローチ部分です。

 

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重くずっしりとした雰囲気の建物なのですが、この重い雰囲気が私は好きで

比較的頻繁にこの建物の周りをぐるぐるしています(笑)

また建物裏手には、小道があり、大きなシイノキも生えているので

夏場の日差しが強い日にここを歩いても、とても涼しくて気持ちがいいんです~

 

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私がこの間行ったときは雨でしたが、またそれも雰囲気があってよかったです◎

またアジサイが見事に咲いていて、滴とアジサイがすごく絵になりましたhappy01

 

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ぜひ、皆様の身近にある好きな場所教えていただけたらと思いますlovely

では今回はこのあたりで。

*写真下手でごめんなさいwobbly

桑原

藤森照信展

先日までタケノコっぽかった、ギボウシの芽出しも数日でここまでに。

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ホワイトフェザーという品種で、

芽吹きの時は白く、初夏頃よりだんだんと緑が濃くなってきます。

緑が濃くなってくるとほんとフツ―のギボウシ。はい。。

 

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ヤグルマソウは芽吹きの時はきれいな銅葉で、やはりだんだんと緑になってゆきます。

 

 

その他の山野草も花が出てきました。

009ヒトリシズカと、奥がニリンソウ。

 

013チゴユリ。

 

060ホウチャクソウ。

 

 

話は変わりまして、先日、水戸芸術館で開催中の「藤森照信展」

に行ってきました。なんだか新しいけれど、どこか懐かしいものをつくる、

自然の取り入れ方がおもしろい、独創的な建築家さん(本来は建築史家さん)です。

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手がけた案件のパネルや模型展示、デザインを手がけた椅子の展示等々。008

補修跡もデザインとして成り立たせたり、手作業だからこそ出せる木肌の感じ。

藤森さんのデザインはすべてに自然の、そして人の温かみを感じられます。

5/14まで開催中ですので、興味のある方は是非。。

 

小 野

旧岩崎邸庭園

こんにちは。安倍でございます。

ずっと前から行きたかった旧岩崎邸庭園へ桜が見ごろの時に

行って参りました。

場所は上野の不忍の池から約700m先にあります。

不忍の池のまわりのサクラがきれいでした。

①不忍の池のサクラ

写真をたくさん撮ってきたのでスクロールしてご覧くださいhappy01

②入口までのアプローチ

エントランスの受付まで川砂利のアプローチを歩いていきます。

神社の参道を歩いているような気分です。

苔むした石積みの下の部分は洗い出し仕上げになっています。

③三菱の家紋の元が中央にある

エントランスにある重要文化財の袖塀。

よーく見ると、中央に三段重ねた ざぶとんのような図柄が見えますかup

岩崎家の家紋『重ね三階菱』です。

この意匠が三菱(スリーダイヤ)の社章の基となっているそうです。

③補修工事+足場バットレス

残念ながら、現在修復中で左半分が足場で隠れてしまっていました。

重要文化財である建物に傷がつけられないので、足場が倒れないように手前方向にも

控え壁かわりの足場バットレスが建てられています。と、ガイドさんが教えてくれました。

ちなみに、11:00と14:00~ボランティアガイドさんが館内を歴史から建築様式や構造など

丁寧に説明して案内してくれます。

この建物は三菱財閥 岩崎家の本邸として明治29年に完成しました。

⑤玄関のステンドグラスイ

この岩崎邸の設計はイギリス人建築家ジョサイア・コンドルです。

お茶の水にあるニコライ堂や東京国立博物館の設計もしていますのでデザインに共通点が

あるかと思います。エントランスホールのステンドグラスは庭のイチョウの葉の色が

ガラスを通して立ち位置によって色味が違ってみえる面白さがあります。

⑥室内の天井のアーチ

天井のアーチの重厚感に圧倒されます。

⑦ホールと大きな鏡

暖炉の上には大きな鏡。鏡は高い位置にあり、さらに空間を広くみせています。

海外からの賓客を迎え入れるのにふさわしいホールです。

世界の三菱をアピールする場でもあったそうです。

⑧レトロな照明

レトロな照明です。

⑨イギリス ミントン社のタイル

イギリスのミントン社製の床タイルがメジなしでピッタリと敷き詰められています。

120年も経っているのに素敵ですsign03

⑨ベランダ チーク材

ベランダです。修復中で足場に囲われてますが・・・

床はチーク材です。

⑨客室

客間。

天井に刺繍が施されています。

⑩装飾のモチーフになっているアカンサス

アカンサス

この葉が洋館の意匠に使われています。

この壁紙にも。

⑩和紙に型押しした壁紙

和紙に型押ししてでできている壁紙。

日本人の技術ってすごい。

⑪地下へ続く階段となりのビリヤード場へつながっている

地下へ続く階段。

下の写真のスイス風の建物は撞球室(どうきゅうしつ)ビリヤード場です。

洋館から地下の通路を通ってこの撞球室へ行けるらしいです。

優雅に語らいながら、賓客を案内した様子が想像できます。

⑫スイスの小屋をイメージしたビリヤード場

⑬元は大名庭園モッコクが100本ある現在は3分の1の敷地

もともと大名屋敷だった土地ですので、巨大な石灯篭や庭石が残っています。

1万5000坪あった土地は現在3分の1になっています。

それでも広いsign03 モッコクの木が100本植わっているそうです。

次回は併置している和館を紹介したいと思っています。

是非、みなさんも行ってみてください。

 

ヒヤシンスハウス

こんにちは。

初投稿になります、フジホームの小野と申します。

好きな食べ物は、なんか甘じょっぱいヤツです。

 

私達の仕事では、エクステリアやお庭のプランニングにあたり、

実際の場所の周辺環境や前面道路状況の確認、高低差などの

調査をさせて頂くのですが、(現地調査や検地と言います)

先日、さいたま市中央区の別所沼公園の近くに検地で伺う機会があったので、

帰りにその公園内にある「ヒヤシンスハウス」という小さなお家を見てきました。

http://haus-hyazinth.org/page00-menu.htm

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詩人であり建築家でもあった立原道造が、週末住宅として別所沼湖畔に

建てることを構想していたお家なのですが、若くして亡くなってしまったために

実現しなかった夢を有志の方々の働きかけで実現させたものです。

 

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角に設けられた色使いのかわいい窓からは別所沼を望めます。

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レトロな内装、ファニチャー類も雰囲気があり素敵でした。

フジホームでは建築とエクステリアの調和を大切にしており、建築の知識に長けた者も多く、

その影響で私も建築にも興味を持つようになってきました。

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ハウスの正面には、早咲きで知られる河津桜が植えられており、程よく七分咲きでした。

陽気もおだやかで、一足早く春の訪れを感じられた日でしたconfident