いいデザイン・いいものづくりは職人である事

いいデザイン・いいものづくりは職人である事。

と、清光園は思っています。

 

お客様宅の外構プランにおいて、

しっかりと現地を確認、計測し、

ご相談内容や雰囲気からどのようなデザイン、

動線がよいかと考えます。

車をガレージに止め、玄関まで入っていく毎日の一連の動作。

どんなにデザインがよくても、不便であると全く意味がありません。

デザインに答えはないのですが、

自分が納得いくまで描いては直しを繰り返し、

自分がベストと思うデザインで

お客様に提示させて頂いております。

こだわりを持つことが自分にとっての成長であり、

いいものづくりに繋がると思っております。

 

工事に関しましても、

弊社に協力してくれている職人さんは

「お客様にとっていいものを。」

という気持ちで作業してくれています。

どんなにいいデザインでも

職人さんにお客様への愛情がなければ、

ただの『作業マン』となり、いいものは出来ません。

外構では、デザイン制作中には思わなかった事も

多々、問題点として出てきます。

何事もなく現場が図面通りいくことはほぼないです。

そのような中でも、

職人さんがお客様から相談を受けたから、

よりよい提案をさせてもらったよとか、

急な変更に関しては、

デザイナー(私)へ必ず電話を掛けて相談してくれる。

それは、「お客様へ良いものを。」という姿勢の現れです。

ただ賃金をもらっている作業者であれば、

絶対にいいものづくりは出来ないと思います。

 

現在の資本主義社会で、物作り会社なら

マニュアル化し、効率化を求め、生産コストを上げ、

大量生産こそが会社の売り上げ、利益の向上となるため

そこへ進むべきだと思います。

ですが、外構工事は、

お客様1件、1件が宅地の形状、道路と宅地との高低差、

建物のデザイン、建物構造、埋設配管ルート…と、

違っているために(集合住宅などは別ですが)、

マニュアル化が非常に難しいです。

もし、マニュアル化する事が出来ても、

ものづくりの原点は失われ、

職人の気持ちも「お客様へ」ではなく、「会社へ」。

となり、会社の顔色を伺う事となるでしょう。

デザイナーもただひたすら図面を描き、

自分が描いた現場(お客様宅)を見ることなく、

次から次へやってくるプランニング制作に没頭する日々。

仕事として、一体???

と思う日が必ず来ると思います。

 

お客様との心の距離が離れれば、離れるほど

いいものづくり(デザインを含め)は出来ないと思っています。

そうなれば、もうお分かりだと思います。

「いいデザイン・いいものづくりは職人である事」

言い換えれば、

デザイナー、職人、違う立場であっても

「お客様のお宅を素敵にする。」

という気持ちが大事なんだと思います。

 

清光園は私を含め、スタッフ、

職人さんもそのような気持ちで

日々、仕事をしております。(^^)

 

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