秋まき大根の土つくりと施肥

大根は、1年を通して栽培でくるのだ。
春まき、夏まき、秋まき、及び冬まきである。ここでは、「練馬大根」「聖護院大根」等、でお馴染みの秋まき大根の土つくりにかんしてご案内する。

畑の準備と施肥
★土つくり
大根は、耕土が深く、肥沃で排水の良い土を好みたいとおもう。土の深いところまでぐんぐんと伸長していくからである。ゆえに畑は深くまでよく耕し、肥料も土中深くまで入れておく事が肝心である。
1.肥料(1平方メートルあたり)
・ピートモス・・・・・・10リットル
・化成肥料・・・・・・200g
・熔成リン肥・・・・・・100g
・苦土石灰・・・・・・100g
以上の肥料を畑全体に平均に散布する。
2.深さ30から40センチメートルの土とよく混ざるように耕する。
3.タネまき床は、幅30センチメートル、高さ10センチメートルにつくり、すじ間を60センチメートルとる。

★追肥
追肥は生育を観ながら、2回レベル行いる。
1回目・・・・・・初めの間引きがすんだあとに行いる。
2回目・・・・・・2回目の間引きがすんだあとに行いる。
肥料は速効性の化成肥料を1平方メートルあたり20から30グラムほど。葉や生長点にかからないように株から少し離すようにして周囲に散布する。

*秋まきの大根の収穫期は、11から12月頃で、タネまき後、およそ70から80日である。すが入らないうちに収穫し、美味しく召し上がって欲しい。家庭菜園ならではの収穫として、葉も捨てずにいただこう。お味噌汁の具にしたり、刻んでチャーハンに入れても美味しいものである。