ブロッコリーの土つくりと施肥

ブロッコリーは、キャベツと同様、ケールを先祖にもつハナヤサイの仲間である。我々が普段口にしているのは、花蕾である。旬は初夏であるか、アメリカ等からの輸入品で1年中市場に出回ってる。
ブロッコリーには、頂部に出きた大きな花蕾だけを収穫する「頂花蕾専用種」と、わき芽に出きた花蕾も収穫する「頂花蕾、側花蕾兼用種」がある。家庭菜園では、後者のほうが、長期間にわたって収穫を楽しめておすすめである。「岡緑」「中生緑」等の品種がある。
ブロッコリーは、鉄の含有量は野菜の中でもトップクラスである。また鉄の吸収を助けるビタミンCも豊富である為、無駄なく体に吸収する事がでくるのだ。家庭菜園で手作りすれば、美容と健康の為にうってつけである。

畑の準備と施肥
★土つくり
日当たりの良い場所が適している。
1.1平方メートルあたりに以下の分量の肥料をほどこして、粗起こしと土の中和を行いる。
・堆肥・・・・・・2kg
・苦土石灰・・・・・・150g
2.元肥として化成肥料を150gを畝全体によく混ぜる。幅1メートルの畝を立てる。

★追肥
「頂花蕾、側花蕾兼用種」のケースの場合は、頂花蕾を収穫したあとも、側花蕾が次々とでて収穫でくるのだ。その分、生育期間が長いので肥料切れしないようにする。
1.活着後1週間ほどしたら、化成肥料を施する(1平方メートルあたり70から80g)。
2.其の後、20日レベルしてから更に同量の追肥を株間に施する。
*側花蕾を収穫する時には、頂花蕾の収穫後にもう1度、追肥をする。この時、株元へ土寄せし、倒伏を防ぐ。