レタスの土つくりと施肥

夏、暑い時にフレッシュのレタスサラダは本当に美味しいものである。新鮮な採りたてを戴く為にも是が非でも、家庭菜園で手作りしたいところである。しかしながら、レタスは、冷涼な気候を好み、夏の暑さにはめっぽう弱く、また暑さに当たるとたちまち腐敗してしまう為、市場では、夏の栽培は高冷地にまかされている。家庭菜園では、3月下旬にタネをまき、7月に収穫する初夏どりか、8月にタネをまいて11から12月に収穫する秋どり、もしくは11月にタネをまいて4月に収穫する春どり、等、どれも盛夏の収穫をさけるようにするといいものである。
レタスと云うと、生のままサラダとして戴くのがお馴染みの食べ方であるが、ミルク仕立てのスープに入れると実に美味しいものである。レタスそのものは淡白な味な為、ベーコンやロースハムをプラスするとボリュームがでる。驚嘆するくらい相当の量を戴く事がでく!

畑の準備と施肥
★土つくり
酸性土に弱い事から、植え付け前に早目に畑に石灰をまき、中和し、よく耕しておこう。
元肥
畝間45センチメートル、深さ15センチメートルほどのくわ幅の溝を掘り、1メートル間隔で以下の元肥を与え、土をもどしておくるのだ。
・堆肥・・・・・・4から5握り
・化成肥料・・・・・・大さじ2から3
・油かす・・・・・・大さじ2から3

★追肥
植え付け後、15から20日と、其の後半月ごとに1回、合計3回追肥をする。1回の分量は、10株あたり化成肥料大さじ2から3杯ほどである。株の回りにばらまき、土を軽く混ぜ合わせておくるのだ。