SL加悦&あおまつ

 

こんにちは~!浅野です。

暑くなったと思ったら、ここ数日寒いですね。窓開けると寒いので、家の中で長袖。
仕事部屋(兼キッチン)の部屋から見える裏の家のグミノキのグミもほぼ全て謎の青い鳥に食われてしまいました。隣の栗の木も満開です。もう6月ですねぇhappy01

 

GW旅行では、もちろん主人の鉄道旅にも付き合ってきました。

・・・というか、そのために北京都に行ったのです。はじめはね、そこから天橋立とか小浜とか広がったのでした。その最初の目的地が京都府与謝野町にある加悦SL広場。
加悦と書いて、なんと「カヤ」と呼ぶそうです。私は当日までカエツだと思っていましたcoldsweats01

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見るからにですけど、道の駅です。

右側の建物は旧加悦駅を復元したもの、加悦鉄道は元は地元民の出資によって大正14年につくられた鉄道でした。時代の波に乗り、特産のちりめんや鉄鋼業で栄えましたが、ディーゼルやガソリン列車の登場、モータリゼーションに負けて昭和60年4月末で廃線となったそうです。

ここには当時加悦鉄道で現役だった車両が展示されています。ほぼ動態保存のようです。GWには毎年盛大にお祭りをするそうですが、生憎一日遅くてそれには参加できず・・・翌日、天橋立股のぞきのあと雨が降る中行ってきました。もちろん私たちの他には誰もいず・・・。

この建物の裏手にある場所が展示スペースなのですが、駅舎から入ると思いきや売店のおばちゃんに支払って入るという・・・危うくこの日はやってないのかと思って帰るところでした。笑

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一番最初に、というか、売店のすぐ裏にあったこのオレンジ色の車両。これがまさしく主人が見たくて見たくてしょうがなかった車両。キハ40系です。

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私にはよく分かりませんが、説明したもらったところによると、元は木造の客車だったものを、鋼体に改造、その上それをのちのち気動車に改造したという3段階改造した車両!!

3車両あったそうですが、そのうちの唯一の生き残りだそうです。とんでもなく有名なんだとかcoldsweats01

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そんな大事な車両なのですが、売店で売ってる焼き立てパンや、そば・うどんなどの汁ものをこの客車の中で食べることができます。笑

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こちらの右側、現在修復中ですが重要文化財の123号蒸気機関車です。英国最古の鉄道会社製(マンチェスター・リヴァプール間を走らせた鉄道メーカー)で、日本では大阪-神戸間を走ったあとに民間に払い下げられ、のちに加悦鉄道へ。昭和31年まで現役だったそうです。

私は蒸気機関車に重要文化財があるというのを知りませんでしたが、今まで主人に付き合っていろいろ見てまわったSLの中にも重要文化財があったのかもしれませんねsweat01SLというのはいつまでも現役で、もちろん動かなくなってしまったのもありますけど、以前見た真岡鐡道のC11やC12型、会津を走っているC57型など整備すればずっと走れるものだと思っておりました。なので重要文化財になるようなものとは思わず・・・でも、この123号は外国製で古いですからね。そこらへんが違うのかな・・・。

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SLよりもちょっとだけ興奮したのが、こちらのラッセル車。ラッセル車とは除雪用車両のことです。

加悦鉄道では使用したなかったみたいですが、山陰線で使用していたそうです。軍艦みたいですね、かっこいい!福ってかいてあるのは所属の駅名なのかなぁ、福山とか?どこでしょうか。

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そして、この加悦SL広場にはなんと転車台があるのです。私は生で転車台を見るのは初めてなので、この日一番の興奮!だいぶ主人に影響受けています。笑

転車台を知ったのはいつだろう、きっと西村京太郎の「生死を分ける転車台」という天竜浜名湖鉄道を舞台にした小説を読んだときでしょうか・・・そうそう、4月末にオープンした京都鉄道博物館にも元の梅小路蒸気機関車館の転車台が残っていますね。結構テレビでもやっていました。

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ちょっと上から・・・あまり変わらないかなsweat01前日のお祭りでは実際に転車台動かしてたんだろうなぁと思うと、そこだけちょっとだけ!羨ましかったりしました。笑

この加悦SL広場には30台近くの車両が展示されています。入場料も400円ぐらい!ミニ鉄道なんかもあるのでお休みの日はそこそこ賑わってたりするのかな?雨が降っていたので足早にこのあと控えていた綾部の庭園に向かってしまいましたけど、ゆっくり見て回るのもよかったかな。隣にはもっと大きい道の駅の施設があったようですし。

ぜひお近くにお住みの方は行ってみてくださいねconfident

 

それと!

天橋立駅から宮津駅に移動する際(2016/5/28)に乗った京都丹後鉄道。ここには観光列車があり、くろまつ・あかまつ・あおまつ号という三つの編成があるのです。
(アニメ「おそ松さん」と若干のかぶりで腐女子が押し寄せたりしてないのかなって、ちょっとだけちょっとだけ思いましたけど、どうなんでしょ??)

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私は主人から聞いていましたが、これらの設計は水戸岡鋭治氏。いま話題の「或る列車」やななつ星in九州、九州新幹線など多くの観光列車を手掛けている工業デザイナーです。2015/6/16ブログ「富山地方鉄道見学」でも氏の手がけた列車に乗ってきました。

くろまつ号はレストラン列車、あかまつ号は運賃+乗車券のいる自由席、あおまつ号は完全に運賃だけで乗れる列車です。もちろん通勤・通学で使用されています。

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そのあおまつ号に運よく、ほろ酔い気分の帰りに乗ることができました~!水戸岡氏をライバル視?している主人もちょっと嬉しい様子。私ももちろん嬉しい!というか、得した気分?

列車の中は富山地鉄とあまり変わらないので写真を撮っていませんが、やはり木をふんだんに使った内装です。観光列車に普通に地元の方が乗っているのはちょっと羨ましいです。福島で言うならば、あれだ!フルーティア号が通勤・通学に使用されているみたいな?

くろまつ号のレストランも、長野軽井沢を走っている「ろくもん(これも水戸岡氏)」のように高くなく乗りやすい料金設定ですので、これまたお近くにお住みの方はぜひぜひ!

 

図らずも、鉄道だけでブログ一個書いてしまった・・・野球と鉄道とお庭はいつだってセット!!笑

それでは今日はこのへんで~!

 

 

 

4 thoughts on “SL加悦&あおまつ

  1. 私は鉄道の事も車両の事も全然分からない人間ですが、
    やはり古い車両はレトロ感満載で趣がありますね。
    よく解らない私でもかっこいいなぁ~と見入ってしまいます。
    でも、蒸気機関車に重要文化財があることも知らなかったし、
    転車台ってのも知らなかった~(汗)

    すぐ近くに梅小路機関車館があっていつでも見に行ける状況で
    鉄道ファンからしたら羨ましい環境なのに、1度しか行った事無いなんて、本当は勿体無い事よね。

    1. ほんとレトロ感満載で、それだけでノスタルジーですよね。周りの景色も少し違って見えます。
      ほんと機関車で重要文化財!?とびっくりです~!
      転車台、梅野小路のお近くにお住まいでしたら(多分)もったいないですよ~!!(笑)
      私もいつ連れて行かれるのかとびくびくしていますw

  2. 加悦と書いて、カヤ、、
    試しに、かやと打って変換を探したらちゃんとあって、、
    ビックリ!当たり前かや?

    浅野さんすごいですね!
    ご主人の代わりに鉄道関係ブログ!
    ご主人も嬉しいでしょうね~!
    愛妻が自分の仕事、趣味をしっかり理解して興味もってくれて、、
    私なんか、主人が興味ある物を意味なく嫌いになるクセが、、、笑

    くろまつ、あかまつ、あおまつ、、おもしろいですね~!
    青松号、ステキ~~)))

    富山の鉄道ブログ、クリックして見ました。
    木の内装の電車、覚えてます。ステキですよね~!
    浅野さんのピースサインの全身写真が見れて、、
    ピースピース、、ラッキーでした。
      y(^▽^)y

    1. 私も最初聞いたときに、あとで加悦って携帯で変換しちゃいました。笑
      いや、主人がこのブログ見たらもっとちゃんと書けって怒られるような気がします・・・ブログやってるのは知ってますけど、こんなイチイチ行ったところ書いてるなんて知らないでしょうし。笑
      三松列車は天橋立の松林にかかってるのかなって思ってるのですけど、どうなんでしょうね?
      木の内装、水戸岡氏の列車では至極普通のことなのですが、この温かみがよいのでしょうね。

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