糸魚川の名園②玉翠園と谷村美術館

 

こんにちは、浅野です。

福島滞在もいったんは明日までで、明日は名古屋であるミーティングと忘年会に出てから、そのまま金沢に特急で帰ります。そして、また12月上旬にある弊社の忘年会に出席するのに帰省する予定で~す!

 

紅葉特集?をしていたので間が空いてしまいましたが、糸魚川の翡翠園(2016/11/4ブログ)を見たあともう一つの中根金作のお庭を見て来ました。

こちらは谷村美術館に併設されている玉翠園。谷村というのは、この美術館と二つの庭園の設計を依頼した方。谷村美術館は彫刻家・澤田政廣の仏像を展示するために造られました。

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拝観料を払って、まずはこちらからと美術館のほうへと促されました。

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回廊の先に見えるのは、建築家・村野藤吾が設計した谷村美術館。亡くなる1年前に設計した建物です。バーバパパの家に見えたのですが、主人には通じませんでした(笑)

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回廊は柔らかいアールの壁面。

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建物の反対側から。シルクロードの砂漠と遺跡(美術館)をイメージしたそうです。

およそ窓があるようには見えませんが、中は仏像に絶妙な角度で光が当たるような石窟調に設計されています。内観も外観や回廊と同じように直線の部分がないアールの壁面で、淡いクリーム色の塗装がされていました。太陽光もオレンジ色に見える柔らかい光。

仏像にはあまり興味がなかったですが、この建物に鎮座する仏像を見にまた見に行きたいと思えました。でもなかなか糸魚川は立ち寄らないんだよなぁ。。。

 

このあと、この美術館に併設されている玉翠園に行きました。玉翠園は、このあいだの翡翠園とは違って眺めて楽しむお庭です。喫茶や展示室と一緒になっているところで、大きなガラス越しに見ることができました。

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手前のテーブルはもちろん翡翠の原石。

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ガラス越しですが、ガラスは綺麗に磨いてありますし、古い建物ですがガラス自体も大きいのでお庭は綺麗な額縁がついたように見えますよねhappy01

こちらのお庭も中根金作の作庭で、1981年に完成しました(翡翠園は1978年)。

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ガラス越しに撮影したお庭。

この後ろに翡翠園へ行く道路や住宅街があるとは思えない借景ですよね。背後の山と重なってます。こちらも翡翠園と同じで初夏にはツツジが満開になって素敵でしょうねぇ。

山間から流れ出る川は二本ありますが、写真には一本しかうつってないですねcoldsweats01

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入り口にあった巨大な石を建物の中から。

これは自然石の大観音像で、高さ8m・およそ80tあるそうです。地上部が8mなんでしょうから、埋まってる部分も含めるとどのぐらいの高さになるのでしょうか・・・すごい。

こちらは回遊式ではないので椅子に座ってゆっくり眺めただけですが、近い場所に二つの庭園があるなんてどういうことだ(しかも同じ作庭者)と最初思ったのですけども、庭園方式が違うのでそういう意味でもとても楽しめるお庭でした。

なかなか行けない場所ですが、フォッサマグナミュージアムや親不知に行った際はぜひ行ってみてくださいhappy01 前に紹介しました白馬のコルチナガーデンは、この糸魚川市から南下して一時間ぐらいのところですしnote

 

 

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