氷見の茶庭・光久寺と氷見観光

 

こんにちは、浅野です。

19日に車で里帰りしてきまして、翌日は那須高原で結婚式でしたlovely
那須ではコピスガーデンにも行ってきたので、またおいおいブログにしていきますねhappy01
インスタにはすでにポストしていますが・・・。
先週一週間は疲れから家でゴロゴロしていたので、会社には昨日から出勤しています!

 

氷見には5月中旬に行ってきました。どうしても行きたい庭園が二か所あったのですが、体調を考慮して日本庭園のほうだけを選ぶことに・・・もう一か所は北陸では洋風ガーデン系では有名な氷見あいやまガーデンです。バラが見ごろだったのかなぁ?

 

最初に行ったのはその庭園、氷見は光久寺の茶庭です。

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住宅街を山のほうへ少し登ったところにある光久寺。門構えはいたって普通のお寺さんです。

茶庭はこちらとの案内で、お寺さんの中へ。おじいさんに拝観料をお支払いすると、どうやらお庭のことを説明してくれるようです。その前に本堂でお参りをどうぞと言われたので、主人と二人で立派な本堂でお参り。

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その後、待っていてくれたおじいさん(昔は現役だったのかな?)が茶庭の前で腰を下ろしたので、私たちも遠慮なく畳に座らせてもらいました。そこから眺めた景色がこちらです。

窓は中央のみ全開になっているのですが、窓枠と大きな巨木二本が額縁のようになっていて、奥の茶室(建物左奥)へと続く回廊を際立たせていますよねhappy01

一般的には光久寺の茶庭として知られているようですが、中央に池があり、また回廊奥は借景のようにも見えますが散策路が整備されているので、この庭園形式は池泉回遊式庭園ということになりますと説明がありました。確かにサツキが植えられた斜面には飛び石などがありました。

「俯して見る池もよし、仰いで見る山もよし」とされ、別名「俯仰園」とも呼ばれているそうです。もうそろそろツツジが満開になり見ごろでしょうねぇlovely

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建物と回廊を経由してお庭は一周することができます。

この正面の大木はドウダンツツジ。もう花は終わってしまっていましたが、枝ぶりが豪快で、金沢の寺島蔵人邸のドウダンツツジ(2017/11/1ブログ)を思い出しました。結局満開の時期には行き損ねてしまったんだったcrying

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回廊の終わりから、最初に腰かけた和室を眺めて。こうしてみると、結構曲がった回廊になっているので、和室で見ているよりも奥行きが出ますよね。池泉の中央には中島も配されています。

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再び建物の中から回廊を眺めて。この回廊自体は何度か作り変えているのでしょうか?それとも当時のまま?いずれにせよ茅葺の屋根は苔がびっしりと生えていて時の流れを感じさせました。

開創1200年の光久寺ですが、庭園ができたのは江戸時代。加賀藩お抱えの造園師が造ったそうです。きちんと手入れもされていて、現在は富山県の名勝庭園に指定されています。機会がありましたらぜひhappy01

 

庭園を見たあとは、氷見に来たもう一つの目的地である円筒分水槽へ。

円筒分水槽をこのブログで書いたことはないと思いますが、ここ一年半ほど私の趣味になっているものの一つです。これを初めて見に行ったのは福島市のものでしたが、母には「奈々の趣味はどこへ向かってるのか分からない」と言われたものです(笑)

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氷見市役所近くの裏山にそれはあったのですが、かろうじて丸太で土留してあるだけの階段がある程度。妊娠8か月の私が登れるぐらいなので誰でも登れそう(笑)

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透けて見えるものが噂の円筒分水槽。今月号の大人の休日俱楽部の会報にも特集されていて、いまインフラツーリズムの一環として人気が出掛かってる・・・のかもしれません(笑)

私は水にまつわる施設が好きなことからこれを知ったのですが。

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金網の中には入れないので、上から写真を撮ってみました!

円筒分水槽とは、水を巡る争いが絶えなかった昔の知識人たちが作り出した公平に水を分水する仕組みです。

真ん中から湧き出た水が(ここの場合は裏山から湧き出ていますが、川から持ってきているところが多いです)円周比率によって分けられた外枠の中で分水されて各方面に向かって行きます。この氷見市・鞍川工区の分水槽では2方面に分水されていますが、場所によっては3か所4か所と様々です。

現在では全国でおよそ100か所ほどの円筒分水槽が残っていて、富山県はそのメッカ。5か所ほどの分水槽が綺麗な形で残っています。そのうちの一つに日本一美しい円筒分水槽の異名をとるものが魚津市にあるので去年行ってきたのですが、あれはとても綺麗でした。直径15m弱ほどあるのかな?

ちなみに福島県にも5か所あります。福島市には大笹生にあるのですが、これもそのうち載せたいと思いますcoldsweats01

 

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この日最後に訪れたのは氷見駅です。

ここはマンホールカードをいただきに観光協会へ寄りました。氷見と言えばブリ!そのブリをデザインした可愛いマンホールカードです。この現物のマンホールはどこにあるのか聞いたところ、道の駅にあると言うので行ってきてみました。

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道の駅(氷見漁港場外市場ひみ番屋街)自体には、以前道の駅スタンプ収集のために金沢に越してきて比較的初期に来ていましたが、そのときにこのマンホールはまだありませんでした。

中央のブリの頭の方向が下水の流れている向きだそうです。こだわってますね!

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ブリを持った可愛いなんかのキャラクターの消火栓も。

およそ2時間ほどの氷見観光でしたが、里帰り前最後にお庭なども見れてリフレッシュできましたhappy01

 

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