っていうような特集タイトルの、
ガーデン雑誌を以前読んだ記憶があるのですが
その余白の庭ってなにかというと、本来の「余白」の意味合いとは
ちょっと違いますが、敷地の中のちょっとしたスペースをうまく利用して
つくられた庭空間ということでした。
私の家にもそんなスペースがあります。
駐車場の側面の隣地境界際が、隣地側の方が敷地がだいぶ高いため
土留めとしてブロックをまわしてあるのですが、そのスペース、幅わずか約18cm。。
北側なのですが、割と日当たりが良く
雨の日の土の跳ね返りもないのでそこにイチゴを植えています。
さらに欲張りなので、2年前、皮のまま食べられるブドウのおいしさに
感動して、シャインマスカットの苗木も植えてみました。。
こちらはこの狭いところに無理に植えているせいか、
成長は遅いですが年々枝を拡げてきてくれています。
お施主様のご要望で、道路面に植栽帯がほしいとのことで
配管などとの絡みを踏まえ、可能な限りでスペースをとりましたが、土のスペース幅約13cm、、、。
たったそれだけのスペースでも、使い方次第でこれだけ豊かな空間になります。
通りがかりの方たちも、立ち止まってお花の写メを撮ったりと
お施主様が打ち合わせ時におっしゃっていた、
近隣の方々にも楽しんでいただけたら、、という思いがきちんと実っていました。。
植物がお好きな奥様で、これだけ植えてもまだ植えきれていない、
前からお持ちだったクリスマスローズの鉢植えがお庭側にびっしりと並べられていました。。
お庭はご自分達で、すこしずつ手を加えていくようです。
でも、まずは家の中の、引っ越しの荷物をどうにかしないと、、、!と
おっしゃっていました(笑)
小野