余白の庭

っていうような特集タイトルの、

ガーデン雑誌を以前読んだ記憶があるのですが

その余白の庭ってなにかというと、本来の「余白」の意味合いとは

ちょっと違いますが、敷地の中のちょっとしたスペースをうまく利用して

つくられた庭空間ということでした。

 

私の家にもそんなスペースがあります。

駐車場の側面の隣地境界際が、隣地側の方が敷地がだいぶ高いため

土留めとしてブロックをまわしてあるのですが、そのスペース、幅わずか約18cm。。002

北側なのですが、割と日当たりが良く

雨の日の土の跳ね返りもないのでそこにイチゴを植えています。

ここのところでいくつかおいしそうに色づいてきました。003

さらに欲張りなので、2年前、皮のまま食べられるブドウのおいしさに

感動して、シャインマスカットの苗木も植えてみました。。

こちらはこの狭いところに無理に植えているせいか、

成長は遅いですが年々枝を拡げてきてくれています。

 

 

045こちらは先日完工した現場。

お施主様のご要望で、道路面に植栽帯がほしいとのことで

配管などとの絡みを踏まえ、可能な限りでスペースをとりましたが、土のスペース幅約13cm、、、。

たったそれだけのスペースでも、使い方次第でこれだけ豊かな空間になります。

通りがかりの方たちも、立ち止まってお花の写メを撮ったりと

お施主様が打ち合わせ時におっしゃっていた、

近隣の方々にも楽しんでいただけたら、、という思いがきちんと実っていました。。

 

植物がお好きな奥様で、これだけ植えてもまだ植えきれていない、

前からお持ちだったクリスマスローズの鉢植えがお庭側にびっしりと並べられていました。。014

お庭はご自分達で、すこしずつ手を加えていくようです。

でも、まずは家の中の、引っ越しの荷物をどうにかしないと、、、!と

おっしゃっていました(笑)

 

小野

 

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