1スパン3本の柱の立て方

2016年8月7日

最初の柱を1本をモルタルで固定したら、1スパン分残り2本を立てますが、ここが重要です。

柱は、すべてが垂直で、同じ高さ、等間隔、そして板が真っ直ぐに張れるように面が揃っている必要があります。

これがうまく出来ていれば、ほぼフェンスは綺麗に出来たも同然です。

ただ、ここがうまく出来ていないと、とても見栄えの悪い、ウネウネのフェンスになってしまいます。

なので、特に慎重に、何度も確認しながら作業します。

まずは、3本の高さを揃えます

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柱をおおよそ垂直にクサビで仮固定しておいて、柱の上面に新しい柱材、または真っ直ぐな角材を載せて、水準器で水平を確認します。

水平になるまで、一旦柱を抜いて、ブロックの中へ、砂利を追加(減らす)して、高さを揃えます。

水平になったら高さはOK

次に、間隔を揃えます。両端は180cm間隔で中間支柱は90cm間隔となりますが、最初に作り出す1スパンは、柱の端から横板が始まるので、180cmより柱の太さ6cmの半分3cm間隔を狭くなります。

この辺頭がコンガラガリますが、何度も確認しイメージしながら作業しましょう。

間隔の図り方は、支柱の根元部分でメジャーをあてて、間隔を確認しましょう。

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高い場所だと、まだキッチリと垂直が出ていません。

次に、面を揃えます。

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新しい支柱を、支柱の根元部分へ、そぉ~っと当て、飛び出している柱を修正します。合わせて柱の回転方向も修正し、ピタッっ揃うようにします。

根元部分で揃ったら、少し高い位置で同様に当てると、きっとまた凸凹になると思います。

支柱の垂直がキッチリ出ていないからですが、支柱の垂直を調整し、凸凹が無くなるまで、根気よく調整します。

調整していると、今度は間隔もズレる可能性があります。

調整する順番は、

①根元の間隔をメジャーで調整

②高い箇所での間隔をメジャーで調整

②根元での柱のツラ、回転方向の調整

③高い場所でのツラの調整

の順に合せるのが早いかと思います。

この調整におよそ20分~30分は、費やすつもりで、何度も調整して、納得いくまで慎重に調整しましょう。

 

最悪、②の高い箇所での間隔が、若干2~3mmズレても問題ありません。柱は柔らかいので、板を張れば修正できます。

ただし、ツラ、回転方向のズレは、直接仕上がりに影響します。

横に張る板は、柔らかいので、ため、柱の前後の凹凸、回転方向のズレがあると、ウネウネになってしまいます。

横から眺めてピッチリ揃うようにしましょう。dsc_0028

OK

この柱の仮固定が一番時間を食います。

クサビでの仮固定が出来たら、すぐにモルタルを流して、固めましょう。

風や、雨などで、ズレる可能性もあります。速乾のモルタルを使えば早く固まって良いかもしれませんが、自分は経費削減の理由で、普通の安いモルタルを流しましたが、柱だけなので、風を受けませんので、よほどの強風でもない限り大丈夫です。

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