板の長さも重要です。
前回は、綺麗に合わせてスマートに見せようと隣同士をピッチリ詰めて作っていました。
これが不正解。
これだと板が伸びた時に、逃げるスペースがありません。
貼り直しは、若干短く詰めて数ミリ開けて、板の伸び縮みに対応できるように施工します。
既存の板を取り去って、その板に合わせて下穴をあけて取り付ける事で、支柱の穴を増やさず、同じ穴に入れて貼りなおせます。
貼りたてなので、ピッチリ綺麗なのは間違いないですが、
やはり11mmのキッチリ板は、素敵、奥の変形と比べて見ると一目瞭然
改めて、エコウッドのHPを見ると、バッチリ、この用途に合うビスが販売されてるじゃないか。
おお!プロと考えてた事同じか?!!と、一瞬思ったが
固定作業の動画など、みる限り、そういう意図では無いらしい。
DIYでの、下穴加工のし易さと固定の強度、見た目を狙ったものらしい。
これまで、数多くの施工をされているので、過去に施工された物の中には、家と同じ、板材料の伸縮の影響を受け、変形、湾曲でクレームなども発生した現場もあるんだと思うが
それらのクレーム対策としても、11mmに板厚が強化は大きく貢献してると思う。
この11mm板を使えば、伸縮の量も少なく、ビス完全に固定したとしても問題無いのかもしれない
が、。。実際は、どうなのだろうね。
しかし、11mmへの強化は、すごいようだ。
エコウッドのユーチューブに掲載の動画からすると、下穴なしで、こんな板の端にインパクト使ってビス打ちしても割れずビスを打っている。
すごい。
https://www.youtube.com/watch?v=SC5xCacnYPY
昔の8mm厚の板なら、100%割れてたビス打ち方法だと思う。
板の厚さ、ほんの数ミリだが、強度は、大きく違うんだねぇ~
自分の家のフェンスは、すべて固定でやってしまっているので、今更、固定方法を変える訳にいきませんので、現状のまま、柔軟に対応できる方法を考えました。
悩みに悩んだ挙句チャレンジしてみる固定方法がこれ
画像ではわかりにくいが、下穴を大きめに開けることで、ビスの皿部分で固定しながらも、若干の伸縮を受け流せるようにして固定してみた。
板と板の隙間も数ミリ確実に感覚を取り、板が伸びる事ができるクリアランスを確保
ほんの数ミリだが、伸縮に対応できるだろう。
本当は、皿頭ではなく、なべ頭のビスで頭の大きめのを使って、鍋あたまで隠れる程度の下穴で固定すれば、板の伸縮の動きに柔軟に対応できると思うが、この補修部分のみビスを変更すると見た目悪いので、今回はこの方法にしときます。
板の固定の仕方について考察してみました。
自分の家のフェンスをDIYすると、他人の家のフェンスも気になるもので、つい目がいきます。
プロの施工、完成度は、やはり凄い綺麗ですね。
色々な家のフェンスを見ていると、アルミ材などのフェンスは、固定方法が、少し違っていました。

パッと見、単に、スマートにカッコよく見えるように固定板を使って止めているのかと思って見てましたが、違っていました。
これ
中央はビス固定し、両サイドはフリーになるように、キッチリ考えられた固定方法なんですね。
自分の施工方法のように、すべての板を、支柱にビッチリ固定すると、寒暖差で板材が伸びた際、力の逃げ場が無く、結果板材が湾曲することで、伸びる力を逃がしてしまうようです。
ベコベコになった板は、若干、残念ですね。
この両サイドをフリーにした固定であれば、板材が伸びても固定されていないため
自由度があり伸び縮みに柔軟に対応できる、素晴らしい固定方法ですね。
これ考えた人、すごい