材料の伸縮に耐える工夫

板の固定の仕方について再度、考察してみました。

自分の家のフェンスをDIYしだすと、他人の家のフェンスも気になるもので、つい目がいきます。

プロの施工、完成度は、やはり凄い綺麗ですね。

色々な家のプロが施工したフェンスを見ていると、アルミ材などのフェンスは、固定方法が、少し違っています。

sumb7288_1

単に、スマートにカッコよく見えるように固定板を使って止めているのかと思って見てましたが、違っていました。

 

sumb7288_3

これ

中央はビス固定し、両サイドはフリーになるように、キッチリ考えられた固定方法なんですね。

自分の施工方法のように、すべての板を、支柱にビッチリ固定すると、寒暖差で板材が伸びた際、力の逃げ場が無く、結果板材が湾曲することで、伸びる力を逃がしてしまうようです。

 

BDE3B2F7-4448-4C18-BC01-33AB0F1A0C14

ベコベコに湾曲したフェンスは、残念ですね。

この両サイドをフリーにした固定であれば、板材が伸びても固定されていないため

自由度があり伸び縮みに柔軟に対応できる、素晴らしい固定方法です。

 

sumb7288_2

今回も、専用の固定板はありませんので、ビス固定することになりますが

板の材質が8mm→11mmにバージョンアップしているとはいえ

ビッチリ固定してしまうと、また二の舞になるかもしれないため

左右の固定する下穴を、6.5mmのドリルを使い、かなり大きめの下穴にしています。

 

ガバガバの下穴ですが、エコウッドさんの専用、鍋ビスは、頭部分が大きく

ちゃんと隠れます。

かつ、伸縮した時には、左右に1mmほど動いて力を逃がしてくれると思います。

さらに、板同士の隙間を5mmの間隔をキッチリとって、板同士が伸びても接触しないように。

このひと手間が大事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)