ここ何日か雨が続き、ようやく梅雨っぽくなりましたが、
工期の厳しい現場を抱えている身としては
なかなかつらいものがあります。。。
そんな中、山梨在住の知人を訪ねる形で
白州のサントリーさんのウイスキー蒸留所の見学ツアーに参加してきました。
いわゆる、大人の社会科見学?です。
特にウイスキーがすごく好き、とかいうわけではないのですが
なぜか縁あって今回が3回目の体験です。。。
ですが、自然豊かなところで季節により全く違った風景が楽しめるので
飽きることがありません。
(今回のガイドさんのおすすめは冬の雪景色だそうです。)
工場に近づくにつれ良い香りが強くなり、
中に入るととたんに ムワンッ と、麦の甘い香りが。
空気を吸っているだけで酔ってしまいそう、、、。
木製の大きな樽の中では、発酵が進み
沸騰しているかのように激しく対流が生まれていました。
この時点ではなんだかビールっぽいです。。
ここからが蒸留酒であるウイスキーの見せ場?である蒸留風景。
蒸留器の形によって精製される成分が違ってくるため、味、香りに違いが生まれるそうです。
ウイスキーは寝かせれば寝かせるだけ良い、というものではなく、
あまり置きすぎると雑味も多く出てきてしまうそう。
樽は、移動したり転がしたりすることはなく、
保管する列によっても湿度や気温、空気の流れの違いで
味や香りが異なるものに変化していくそうです。
で、最後にいざテイスティング。3回目の見学で初めて知りましたが、
(いままで聞き逃していただけだと思いますが -_-; )
「白州」などというブランドは、先ほどの樽で寝かせた「原酒」をいくつもブレンドして、
ひとつの安定した味、香り、品質のものにしているそう。
確かに、原種と「白州」では、「白州」の方がより洗練された感じがしました。
ツアー後は敷地内のレストランのテラス席でのんびり。
もともと赤松林だった場所につくられた蒸留所で、
まわりの自然もできるだけ壊さないようにと配慮されたそうです。
これだけ自然に囲まれた蒸留所は世界的にもここだけだとか。
雰囲気だけで、お酒も料理も普段の何倍もおいしく感じられました(^_^)
小野