長い間の念願叶い、足立美術館(島根県安来市)にやっと参りました。
石も樹木も収まるべき場所に収まるべき姿で生かされている。
もちろんお金が掛かっているのも十分伝わるが、お金だけでこの空間が生まれるだろうか?お金さえ払えばこの情景が得られるだろうか、、、?
世界一の庭を作るという執念、それを継承し守ろうとする情熱。
あまり説明の言葉が思いつきません。
やはりここに立ちここで眺めるしか無かったのだと感じました。
庭師として見るべきものを見せていただいた という感じです。
茶室(寿立庵)でお茶を頂いて帰りました。ここの露地も素敵でした。
広い庭は広さを活かし背景の山々を取り込んで雄大に、小さな庭もその限られた空間の中でこれしか無いという存在感を示していました。
庭の善し悪しは大きさでも無く新旧でもなく、生きているかどうかなのかもしれません。
また違う季節に訪れてみたいものです。(by K)