タカダです。
この間現場で、変なにょろにょろしたものを見つけ思わず写真を撮ってしまいました。
苔かな?と思い調べてみると、ヒメノキシノブ(姫軒忍)と言うシダの一種だとわかりました。
ウラボシ科ノキシノブ属の植物で、軒下などに生えシノブのように着生する事からノキシノブと名前が付けられたようです。
ヒメノキシノブは、ノキシノブよりも小さく、葉先が丸い事や、横に向いて生えている事で見分ける事ができます。
ノキシノブは、8㎝~20㎝なのに対してヒメノキシノブは4㎝~9㎝なのでだいぶ大きさが違うようです。
裏側はこうなっています。
このツブツブしたものは、胞子嚢(ほうしのう)という胞子の塊です。
ノキシノブなどシダ類は、胞子で仲間を増やします。
庭木や石垣についたノキシノブは風流として捉えられることが多いようですが、自分には、ムーミンに出てくるにょろにょろに見えて少し面白く思います。
比較のためにノキシノブを探してみましたが見つけられなかったので、見つけたら写真を撮って見比べてみようと思います。
Byタカダ