今日は神奈川県造園業協会戸塚支部の日帰り研修会に行ってきました。
千葉県の名木古木を訪ねる研修はこれで3回目ですが、土地柄なのか住民の理解もあるのか大木が比較的良い状態で生きています。
今回は7カ所を回りました。
最初は柏市の法林寺のイチョウ(樹高30M、目通り5.6M)
イチョウとしては驚くような大きさでは無いが、大枝を切られた後からエネルギーを爆発させ分岐した力強さに加えて実にきれいな幹肌と枝のしなやかさを保っていて素晴らしい。
次に松戸市東漸寺の亀松と言われるクロマツ(樹齢400年)
その近くにあったタラヨウの木。このサイズのものはまずお目にかかれない。
通りがかりに小学校(松戸市立高木小)の校庭にあったクスノキ(樹高24M、目通り5.65M)
市川市の伊弉諾神社のハリギリを経て里見公園へ
市内最大のシラカシやタブノキとスダジイが合体して相生になっている巨木がありました。
園内にはバラ園もあり優雅な香りを楽しみました。
その後法華経寺のケヤキを見た後八坂神社のツバキを見ました。
倒れた木を養生してそのまま生かしているが、幹を日焼けから守る必要性や現状塗ってあるモルタルの是非についてなど意見交換がありました。
植木屋の集団だけあって、対象の木だけでなく傍らにある珍しい木にも足を止めます。写真はスダジイの斑入り。
仕事が忙しい時期で研修旅行への参加は気が引けていましたが
同業者と一日を共にし様々な情報を得ることは非常に有意義でありました。(By K)