昨日はご近所のお宅で芝貼り。
今にも降り出しそうな曇り空にあおられながら高麗芝150㎡。(結局降られなかったけど)
新鮮な芝は痛みが無く、裏土もがっつり付いていて貼りやす~い。
このお宅では、先日人工芝貼りもやらせていただいており、
車庫に向かう右側は人工芝、車が乗らない左側は天然芝 という2色貼りになりました。
今はまだ貼ったばかりだから人工芝の勝ち~って感じですが、
この時期ですから高麗芝もすぐに伸び出して、人工芝と競り合う事でしょう。(By K)
今日はカミさんと「パシフィコ横浜」で行われていた日本フラワー&ガーデンショウに行ってきました。
開場前からこの有様でちょっとめげそうになりましたが、ひとたび会場に入れば人混みが気にならないほど花々に引き付けられました。
造園のお仲間がやっている「子供向けの職業体験コーナー」は大盛況!
においのする葉っぱに触れたり、フラワーアレンジメントに挑戦したり、植木屋さんよろしく脚立に乗って記念撮影したりと大盛り上がりで、業界の明るい将来が見えた気がします。
素敵なカウンターですよね。(表と裏です。)
コンテナガーデンも色々勉強になりました。
一昨日の「EXEエクステリア・エキシビション2016」に続き連日の展示会巡りで股関節が悲鳴を上げていますが、どーしてもサッと流して帰るってのが出来ないんですよね・・・。
この「日本フラワー&ガーデンショウ」は来年の3月25日から横浜で開催される「全国都市緑化よこはまフェア」に絡めて来年もここで開催される予定だそうです。(By K)
社長のKです。
お客様に依頼されて生垣を作りに行きました。
植木材料はお客様が調達され、こちらは植えて支柱するだけの仕事です。
一見セイヨウベニカナメ(レッドロビン)に見えますが
色はそっくりですが大きさはずっと小さい。
お客様にうかがったら「マルバカナメ」という新しい品種だそうです。
久留米市の「W.W.A.カナメブランチ」で作り出された 新しいカナメで
レッドロビンと日本カナメモチの交配種だそうです。
恥ずかしながらこんなカナメモチの存在を私は知りませんでした。
成長が遅くあまり大きくならないそうなので、「レッドロビンの赤葉は好きだけど大きくなるのでちょっと・・・」という方にはもってこいですね。
ごま色斑点病には強いんでしょうかね?経過を見守りたいと思います。(By K)
社長のKです。
13年前(2003年)に造園して以来、ずっと庭木の管理をさせていただいている現場。
今では庭の木もずいぶん大きくなり、真砂土舗装にもコケが生えています。
そんな中にあって、石積み達(インド砂岩切石、錆御影ピンコロ)はあまり変わっていません。
渋い風情になってはいますが悪い意味での”経年変化”はほとんどありません。
やっぱり石はいいなぁ と思う次第であります。 と いうのも、、、
今回お客様からご依頼があったのは、玄関前の階段の改修工事なのですが
この外構工事は弊社でやったのではないので、施工時に問題があったのかどうかは定かではありませんが、前述の造園工事より前に出来ていたのですからもう15年は経っているでしょう。
長い間にタイルと下地コンクリートの間に隙間が生じ、そこに侵入した水が凍って膨張したりすることで割れてしまったのではないかと思われます。
施工上の問題というよりも人造物としての耐用年数の問題かもしれません。
今回タイルや浮いているモルタルを削ぎ落として、天然石(石英質:エルドラドクォーツ)で貼り直すことになりました。
昨日と今日の2日作業でした。
この石は鉄平石などに比べると経年変化は早いですが、加工しやすく洋風に合います。
こういう仕事ってかがみ続けで腰は辛いですが、やり終えた爽快感は気持ち良いです。
今後も庭木の手入れにうかがうたびに緩やかな経年変化を楽しめることでしょう。(By K)
長い間の念願叶い、足立美術館(島根県安来市)にやっと参りました。
石も樹木も収まるべき場所に収まるべき姿で生かされている。
もちろんお金が掛かっているのも十分伝わるが、お金だけでこの空間が生まれるだろうか?お金さえ払えばこの情景が得られるだろうか、、、?
世界一の庭を作るという執念、それを継承し守ろうとする情熱。
あまり説明の言葉が思いつきません。
やはりここに立ちここで眺めるしか無かったのだと感じました。
庭師として見るべきものを見せていただいた という感じです。
茶室(寿立庵)でお茶を頂いて帰りました。ここの露地も素敵でした。
広い庭は広さを活かし背景の山々を取り込んで雄大に、小さな庭もその限られた空間の中でこれしか無いという存在感を示していました。
庭の善し悪しは大きさでも無く新旧でもなく、生きているかどうかなのかもしれません。
また違う季節に訪れてみたいものです。(by K)
社長の木下です。
シノベの書いていた公園での枯れ池が昨日完成しました。
池底の三和土(たたき)が主な作業でしたので朝の雨が心配でしたが、
やがて晴れて材料を練るには汗だくの陽気となりました。
神奈川県造園業協会の庭園部会内有志による「庭守」という団体が行っている活動です。
仕事では無く勉強会として公園の一角を提供してもらい、休日を返上して造園などをしています。
3/13(日)と3/20(日)の2回にわたって作業しました。
完成した枯れ池がこちら。
少し植栽も加えてぐっと庭園らしくなりました。
奥に見える石組みは一昨年造ったもので「須弥山」を表現しています。
「須弥山(しゅみせん)」の説明をすると長くなってしまうので割愛しますが、簡単に言えば古代インドの世界観が仏教に取り入れられたもので、世界の中心にそびえるというシュメールという高山を中心に囲む九山八海を表現したものです。日本の庭の起源とも言われています。
枯れ池の三和土の石灰分が強く表面に出ているのでかなり白く見えますが、時間を掛けて落ち着いた色になると思います。
次回の課題として、背面にある16間の建仁寺垣をやり替える予定になっています。(By K)