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日本フラワー&ガーデンショウ

今日はカミさんと「パシフィコ横浜」で行われていた日本フラワー&ガーデンショウに行ってきました。
IMG_7847開場前からこの有様でちょっとめげそうになりましたが、ひとたび会場に入れば人混みが気にならないほど花々に引き付けられました。

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チューリップ

チューリップ

造園のお仲間がやっている「子供向けの職業体験コーナー」は大盛況!
においのする葉っぱに触れたり、フラワーアレンジメントに挑戦したり、植木屋さんよろしく脚立に乗って記念撮影したりと大盛り上がりで、業界の明るい将来が見えた気がします。

職業体験コーナー

職業体験コーナー

時間を忘れたくさんの花と緑を満喫しました。

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素敵なカウンターですよね。(表と裏です。)
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コンテナガーデンも色々勉強になりました。

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一昨日の「EXEエクステリア・エキシビション2016」に続き連日の展示会巡りで股関節が悲鳴を上げていますが、どーしてもサッと流して帰るってのが出来ないんですよね・・・。

この「日本フラワー&ガーデンショウ」は来年の3月25日から横浜で開催される「全国都市緑化よこはまフェア」に絡めて来年もここで開催される予定だそうです。(By K)

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新しい生垣材料(丸葉カナメ)

社長のKです。

お客様に依頼されて生垣を作りに行きました。

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植木材料はお客様が調達され、こちらは植えて支柱するだけの仕事です。
一見セイヨウベニカナメ(レッドロビン)に見えますが

マルバカナメの葉

マルバカナメの葉

色はそっくりですが大きさはずっと小さい。

お客様にうかがったら「マルバカナメ」という新しい品種だそうです。
久留米市の「W.W.A.カナメブランチ」で作り出された 新しいカナメで
レッドロビンと日本カナメモチの交配種だそうです。

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恥ずかしながらこんなカナメモチの存在を私は知りませんでした。
成長が遅くあまり大きくならないそうなので、「レッドロビンの赤葉は好きだけど大きくなるのでちょっと・・・」という方にはもってこいですね。
ごま色斑点病には強いんでしょうかね?経過を見守りたいと思います。(By K)

藤とクマバチ

 

タカダです。

現場のフジがきれいに咲いていました。

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フジを見ていると、たくさんクマバチが飛んで来ています。

それを見て、今年の2月に「冬眠しているクマバチ」をそっとかくまっていたことを思い出しました。

置き場に帰ってきて早速確認してみると・・・

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1〜2週間前に覗いた時にはまだいたはずなのに、もういなくなっていました!

フジにクマバチがよく寄ってくるのは、フジの仲間の花はとても固い構造になっており、クマバチの力でこじ開けないと蜜まで辿りつかないからだそうです。

そしてまた、フジもクマバチを花粉媒介のパートナーとして選んでいるようで、クマバチが花にとまると初めて花弁を開くようです。

 

置き場でかくまっていたクマバチが無事春を迎えられてほっとしましたが、少し寂しくも感じます。

2月に見つけた置き場のクマバチについてはこちら(旧庭ブロ)に書いてあります。

冬のクマバチ

byタカダ

 

 

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天然石素材の良さ

社長のKです。

13年前(2003年)に造園して以来、ずっと庭木の管理をさせていただいている現場。

2003年

2003年

2003年竣工

2003年竣工

今では庭の木もずいぶん大きくなり、真砂土舗装にもコケが生えています。

そんな中にあって、石積み達(インド砂岩切石、錆御影ピンコロ)はあまり変わっていません。
渋い風情になってはいますが悪い意味での”経年変化”はほとんどありません。

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2016年現在

2016年現在

2016年現在

やっぱり石はいいなぁ と思う次第であります。 と いうのも、、、

今回お客様からご依頼があったのは、玄関前の階段の改修工事なのですが

段鼻タイル破損状況1

段鼻タイル破損状況1

段鼻タイル破損状況2

段鼻タイル破損状況2

この外構工事は弊社でやったのではないので、施工時に問題があったのかどうかは定かではありませんが、前述の造園工事より前に出来ていたのですからもう15年は経っているでしょう。
長い間にタイルと下地コンクリートの間に隙間が生じ、そこに侵入した水が凍って膨張したりすることで割れてしまったのではないかと思われます。
施工上の問題というよりも人造物としての耐用年数の問題かもしれません。

今回タイルや浮いているモルタルを削ぎ落として、天然石(石英質:エルドラドクォーツ)で貼り直すことになりました。
昨日と今日の2日作業でした。

施工前

施工前

はつり作業

はつり作業

石の割り出し加工

石の割り出し加工

目地詰め

目地詰め

完了

完了

この石は鉄平石などに比べると経年変化は早いですが、加工しやすく洋風に合います。

こういう仕事ってかがみ続けで腰は辛いですが、やり終えた爽快感は気持ち良いです。
今後も庭木の手入れにうかがうたびに緩やかな経年変化を楽しめることでしょう。(By K)

気になる子

こんにちは。”うめ”です。

実は最近気になる子がいます。



それはこの子。”ハナニラ”ですっ^^;
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家の前の歩道にポツンと咲いている事に、先日気がつきました。
アスファルトにポツンと咲いている姿は、花の白さもあってか何となく「もの悲しさと可憐さ」を
感じさせ、気になる存在となっています(大げさですかね^^;)。
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さて、我が家の前は保育園児や小学生の通学路となっており、毎日沢山の子供たちが通る
場所です。朝、「今日こそ子供達に摘まれてしまうのか!?」なんて気にしながら出社
していますが、今のところ無事私の帰宅を迎えてくれています^^
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アスファルトに咲く花を大切にする子供達、偉いわ~!
アスファルトに咲く花も花壇に咲く花と同様、優しくしてあげたいですね^^

By うめ

姫リンゴと柏の花が咲きました!

こんにちは、アサミですhappy01

家の姫リンゴの花が咲きまして、
ちょうど見ごろだと思ったので、写真に撮ってみましたnotes
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姫リンゴはなかなか華やかで、勢いがあって、
とても素敵だな~と思ってしまいますhappy02note
まだつぼみはありますが、思わず満開‼と言いたくなってしまいました。

 

また、言われてみて面白いな~と思ったのですが
つぼみの時と、花の時の色が違うのですsign01
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つぼみの時はピンクで、花が咲くと白色になるんですねhappy02note
そして近くに行くと、いい匂いがするのがまたたまりません。

姫リンゴは実がなって(ただ、食べるとおいしくないですが)、
花もしっかり咲いて、いい匂いもして、
とても頼もしい木だなと思ってしまいました。

 

そして、話は変わるのですが
母から柏の木から花が出たよと言われてびっくりして
私は慌てて写真を撮りに行きました。

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新芽の葉の下に、何本か垂れ下がっているものが花となります。

なぜ私がびっくりしたかと言うと、
実は今まで家にありながら柏の木の花を見たことがありませんでしたcoldsweats02

話を聞くと、どうやら4年ほど前にどんぐりが出来るようになったら、
この花も出るようになったそうですconfidentnote

ついでですがご存知の方もいると思いますが、柏の木と言えば
冬になっても一部の葉が枯れたまま落葉せずに、春の新芽が出るまで残る様子から
「子孫繁栄」を象徴する縁起の良い木とされています。

今、ちょうどその新芽が出てきていますが
本当についこの間まで枯葉がしっかりとついていて、
木からしぶとさのようなものを感じました。

やはり植物もそれぞれ、
色々な生き様があって、何だかとても立派だな~と思えましたconfidentnotes

byアサミ

厳島神社

広島の旅 その2

Mです。前回に続いて広島旅行のお話を。

いざ本命、厳島神社のある宮島へ。と行きたいところでしたが
満潮時の海に浮かぶ姿を見るにはまだ時間に猶予があったので
ちょっと足を延ばして山口県岩国市の「錦帯橋」へ立ち寄りました。

錦帯橋
美しい5連アーチ!無条件にかっこいいです。
直線距離で長さ193.3m、幅5m、橋台の高さは6.6m。

錦帯橋

桜は咲き始め。少し早かったですね

世界で最も美しい木の橋と称賛される錦帯橋は
見た目の美しさだけではなく、暴れ川(錦川)に流されることのない強い橋をと
悲願達成のために造られた橋。

橋脚

下から見ても美しい。遠くに見えるのは岩国城

橋脚は築城の石組みの技術を応用して造られ、
橋台は船の舳先のように尖った紡錘型で水流の勢いをそぐ働きをします。
川床には大きな石を敷き詰め、水の勢いを弱めているそう。
6種類の木材が複雑に重なる組木技法、現代の橋梁工学から見ても
非の打ちどころがないと言われているそうです。

錦帯橋

人が小さい?

錦帯橋

石が巨大なのでした!

電車で移動し、いよいよ「宮島」へ渡りますship

フェリー

フェリーに乗って

島に着くと観光客にまぎれて野生の鹿がいたるところに。

鹿
なんとここで残念なことが。
今回の旅のメインイベントに乗る予定だった「ろかい舟」が強風のため
目の前の便を最後に欠航…。
大鳥居を真下から見るチャンスを逃しましたcrying

ろかい舟

乗れてよかったですね、いってらっしゃい…(涙目)

さらに満潮時を過ぎてしまい、潮位が下がってしまっていたという失態。
厳島神社普通に柱の足元が見えているdespair
錦帯橋で時間を取り過ぎてしまったのが原因。
大鳥居に最も近づける干潮には早く、中途半端な時間の参拝となってしまいました。
とほほ。

厳島神社
気を取り直しまして。大鳥居の主柱はクスノキ、袖柱はスギ。
普通はヒノキのようですが、腐れに強いということでクスが使われているそうです。
この高さ16mもある鳥居、地中に柱を埋め込んでいるのではなく、
鳥居の重みで立っているだけ。荒波でも倒れぬように上部の笠木と島木の中に
約7トンもの小石が詰め込まれていて重しにしてあるそうです。

潮が引いていたおかげで見ることができたものもありました。

「鏡の池」

「鏡の池」

清水が湧き出ていて、潮が引くと手鏡のように見えることからこう呼ばれるそうです。

九本松

大願寺の「九本松」

一見8本に見えますが、屋根側に小さめの枝が張り出していました。

もみじまんじゅうmapleをつまんだりしているうちに陽も傾き、
美しい黄金色の海を見ながらの帰路となりました。
宮島夕焼け

世界遺産ということもあり、広島はどこへ行っても外国からの観光客が多く、
人気ある日本の観光地なのだと感じました。古き良き日本文化を慈しむだけでなく
戦争の傷あとを残すものが多くあること、伝承する人々が暮らす街であるという意味でも
興味を持ってもらえることは良いことだと思いました。
触れ合ったひとたちは地元愛が強く元気な印象。魅力ある街でした。

張り子

お土産に買った宮島張り子(つくしがも)

(by Mcancer