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komugi12 について

今は亡き義母が愛でていた盆栽を庭に移すことから始まった花々です。四季の便りをいち早く知らせてくれます。庭の花を世話をしながら、また眺めながら義母とのなつかしい思い出を重ねています。花々が育っていく様子、ひたむきに咲く姿には感動がありすべて美しく生きる力をもらっています。また詩を書いている私の心に明かりをつけてくれる原動力にもなっている思いがあります。

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「私の四季」南蛮煙管(ナンバンキセル)が咲きました

 

 万葉集では「思い草」として歌われている「南蛮煙管」(ナンバンキセル)の花が咲きました。うつむいて咲く様が、物思いにふけるように見えることから、思い草と名付けられたようです。素敵な名前だと私は思うのです。

 しかし、江戸時代から花の形が南蛮人が吸っている煙管の形に似ていることから「南蛮煙管」と名前が変わったようです。時代の流行で花の名前が変わったようですが私は「思い草」のほう好きです。かつては山野に咲いていたそうですが近頃は見かけません。ススキが植えられた鉢物の根もとにたくさん咲きました。

「南蛮煙管」は葉緑素を持たないので、自分で光合成をすることができず、ススキに寄生して咲く不思議な花です。

亡き義母が育てていたものです。受け継いでもう何年咲いたことでしょう。今年も咲いてくれました。万葉からの植物が令和に咲いた喜びは猛暑の夏に弱っている私を感動させてくれます。花の力を感じる夏の出来事を嬉しく受け止めています。

「道の辺の尾花が下(もと)の思い草 今さらになぞ物か思はむ」

意味

(道端の尾花(ススキ)の下の陰にある思い草のように、あなただけを思っているのに、今さら何を思い迷うことがあるでしょうか。「忍ぶ恋」を象徴した歌だそうです。)

(万葉集)

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夕顔が咲いて

「私の四季」夕顔が咲き出しました

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今日はお盆です。孫たちも午後着て先祖を迎えに行きます。今年もお盆を迎えられてと自分にほっとしているところです。今日は盆棚を作りいろんなものを供えます。13日は先祖を迎えてから、団子を盆棚にお供えし皆で食します。お盆の3日間はそれなりのお供えのセレモニーがあります。義母から受け継いだものです。そんな折夕顔が昨夜咲き出しました。まだ猛暑だと咲ききらず蕾のまま散ってしまうものが多いのですが、これから秋にかけてたくさんさきます。昨夜咲いた夕顔が純白で優しく先祖を迎えているような思いにさせてくれました

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アカパンサスが猛暑に咲いて

私はすっかり猛暑に参っていますが庭の花々は元気に咲いています。早朝の水やりで花の様子を確認しますが、むしろ花たちにこちらの体調を測られているようにさえ思えてきます。

原産地が南アフリカというアカパンサスが咲きました。白と濃いブルーの花色で夏の花火のように見事です。

濃いブルーの花色は涼やかな思いをさせてくれ、白は凛として鮮やかです。毎日少しずつ変化していく花の様子を見ながら猛暑を何とか乗り越えようと思っています。

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「私の四季」我が家の庭は紫陽花祭りです

紫陽花の季節になりました。我が家の庭も紫陽花祭りです。色彩豊かで瑞々しく毎朝感動しながら眺めています。多くの方に紫陽花を切って差し上げました。紫陽花を受け取ってくださる方々の笑顔に出会える季節です。日常にそっと優しく寄り添ってそれぞれの人生を受け入れているように咲く紫陽花の花は「ああ紫陽花」と声をかけたくなる季節です。

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(2025.3.18の我が家の花々 )

29年前名古屋にあったヒマラヤ美術館で洋画家三岸節子が描いた

ミモザアカシアの絵に感動しました。

3年後苗を購入し鉢植えにして育ててきました。春に先駆け黄色の

房状の花が咲きます。 鮮やかに咲くミモザアカシアは冬枯れで

あった庭を一気に春へと変えてゆきます。 冬の寒さに弱い私にと

って力強い花といえましょう。 義母が育てていた貝母の花が今年

もたくさん咲きました。 花に触れる喜びは生命の愛おしさを日々

私に伝えているように思えるのです。(高安ミツ子)

 

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「私の四季」紅梅としだれ梅

 

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東金は暖かいので雪にはならず雨が降っています。気温はやはり低く寒い日になっています。古木になった庭の紅梅としだれ梅が寒さの中鮮やかに咲いています。紅梅としだれ梅は寒さを背負って次に咲く花を手招きしているように凛としています。体調がすぐれなくても優しい気持ちにしてくれます。

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冬空に春蘭 椿 紅梅等が咲いています「

春蘭は春へ一歩進めるように咲き出しました。
今年はたくさん蕾を持ちました。
地味で目立たなくひっそりと咲きます。この時期は春蘭の鉢植えを覗き込みながら蕾をひとつずつ確認します。日本の代表的な野生の蘭です。華やかさはないけれど味わいがあり、穏やかな心に出会ったような思いにさせてくれます。

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紅梅と椿も咲いています。

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「私の四季」庭では寒菊が咲き室内ではパピオペディーラムが咲いています

 

 

 

 

 

千葉県は比較的暖かいのですが、1月2日に体調を崩しました。

寒さからといえましょう。

庭もめっきり冬の景色です。それでも寒菊が冬の日差しを浴びて咲いています。

屋内ではパピオペディーラムが去年から咲き続け色鮮やかです。カロンコエも室内で咲きだしました。

いよいよ新しい年が始まりました。

季節に渡されるバトンを待っているように庭の花たちはひっそりとしています。

それでも雀がエサ台に来たり、紅梅やミモザが蕾を持っていて静かな冬景色に優しい息吹を感じさせてくれています。

本年もよろしくお願いいたします。

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