8月最後の日を咲く花たちです。
猛暑の中、花の葉がやけどをするくらいの日々が続いています。
それでも少しずつ変化を見せながら庭の花たちが咲いています。
「夕顔」も暑い日のため蕾を持っても咲ききれず散ってしまうものが多くありま
すが夜半になると純白の美しさを見せてくれます。ただ闇に咲いていますのでラ
イトで照らさなければ見られません。その香りの良さは猛暑を忘れさせてくれ
ます。涼風が吹くようになると夕方から見られ、今日はいくつ咲いたか幼児のよ
うに数えながら楽しんでいます。
万葉植物の「檜扇」「南蛮ギセル」は強いから生き残ってきたのでしょうか。元
気に咲いています。ちなみに「南蛮ギセル」は万葉のころは「思い草」といった
ようですが南蛮人が吸っているキセルに花の形が似ていることから名前が「南
蛮ギセル」に変わったようです。個人的には「思い草」のほうがよいと思ってい
ます。この2つの花は義母が作っていたものを受けついだものですが毎年咲いて
くれます。思い出を運んでくれるうれしい花です。
猛暑の中でも秋の近さを知らせるように「吾亦紅」「ほととぎす」「秋海棠」も
咲きだしました。また初秋から咲きだす朝顔「天上の碧」が蔓を伸ばし咲きだし
ましたが、この猛暑のため花が開ききれないようです。
暑さに負けないように花たちに葉水もたっぷりあげながら朝夕の水やりが私に
は欠かせない毎日となっています。