夏みかん抜根

こんにちは。新人の”うめ”です。

先日、丹沢山で春を待ちわびる木々達に、”生きようとする強さ”を感じましたが、
仕事においても、木々達の”生きようとする強さ”を感じた事がありました。
それは、夏みかんの抜根をした時の事です。

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木を引抜く為に「幹の周囲に穴を掘り、現れた根を切る」事を繰返していきます。
が・・・、多くの根や、スコップで掘下げられない隙間に太い根があり、
抜くのに大変苦戦しました。
それと同時に、地中の世界を殆ど見た事がない自分にとって、限られた空間で一生懸命
根を伸ばし少しでも栄養を得ようとしていた姿に、”生きようとする強さ”を感じた
時間でもありました。

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ところでこの夏ミカンの木、お客様のお爺様が食べた夏みかんの種を蒔いたところ、
立派に成長したとの事です。
お客様も名残り惜しいのか、しきりに抜根の作業をご覧になっていらっしゃいました。
「お庭の木々には、そこで生活をされている方々の思い出が詰まっている」・・・、
木々を生かすご依頼はもちろん、木々とのお別れをお手伝いするご依頼であっても
この事を忘れずに、木々に優しく丁寧な仕事が出来るよう励んで参りたいと思います。

(追記)
夏みかんを現場で丸ごと1個かぶりつきました(もちろん休み時間ですよ)。
程良い酸味が疲れに効いて、とても美味しかったですっ^^/

夏みかん

by うめ

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