土間打ち ステンシル工法

こんにちは、ゴトウです。先日、置き場の量水器ケースを取り替えるにあたって、土間の打ち直しをしました。

img_5561

今回は、自分の練習も兼ねて、ファンタジーコンクリート工法の一つ、ステンシル仕上げをさせてもらうことにsign01

ファンタジーコンクリートとは、アメリカやオーストラリアの景観土間仕上げ工法で、デザイン性、耐久性、作業性、低コストと、4拍子そろったコンクリート床仕上げ材です。

ステンシルコンクリートは、特殊な型紙を使用してレンガや、石目の模様をコンクリートの打設と同時に仕上げる工法で、コンクリートと一体の為タイルや石の様に、剥げたり浮いたりすることもなく、とても耐久性に優れています。

DSCN7004

石の乱張りの型紙を使用し、マス部分を切り取り、用意しておきます。

DSCN7010

既存の土間をはつり、コンクリートを打ち終えた所に型紙を張りつけ、カラーハーデナーと呼ばれる色付きのセメントを散布していきます。コンクリートが乾くと大変なので、大忙しsign01

img_5577

ハーデナーを散布し終えやっと一息sign01

img_5585

少し乾いたら、型紙を剥がしていきます。

img_5586

シーラーを塗布して完成sign01

img_5851

土間の打ち方、型紙を張るタイミングやハーデナーの使い方など、普段現場で手元として働いていても、実際に自分でやってみないと判らないことが経験でき、大変勉強になりました。(By ゴトウ)

暖かくなーれ

こんにちは。新入の”うめ”です。

最近よくお伺いする現場で、お気に入りの花があります。
それは「クロッカス」です。
地面近くに背を伸ばすでもなく咲くところが、なんとも控えめで可愛らしい。
IMG_6640

花びらが大きく開かないところも、これまた控えめで可愛いです。
IMG_6641

さてこのクロッカス、花が良く開く時と開かない時がある事に気づきました(今更ながら^^;)。
どうやら「晴れの日は良く開き、曇りの日はあまり開かない」模様。
また、晴れの日でも「日当たりが良くなると開き、日影になると閉じる」傾向にある様です。
この事から『花の開閉には「明るさ」が関係しているのかな?』と思っていたら、違いましたっ!

クロッカスの場合、花の開閉には「温度」が関係しているみたいです。
「花を光を通さない素材で覆い、暖かい所に置いたら花が開いた」という実験結果がある様です。
つまり「日光を浴びて温度が高くなると開き、曇りや日影では温度が低くなるので閉じる」という事だったんですね。
ちなみに私のお気に入り高山植物、富山県立山に咲く「タテヤマリンドウ」も同様でした。
DSCF7541

DSCF7369

植物も動物の様に色々なものを感じながら生きているんですね。
元気に花開いたクロッカスが見られるよう、暖かくなーれ^^

(追記)
黄色いクロッカスの花言葉「私を信じて」。
「私を信じて」・・・。いつの日かこの言葉が言える様頑張らなければ^^;

By うめ

img_5442

タカショー首都圏ショールーム

いつもブログの場を提供していただいているので、たまにはタカショーさんの宣伝を。

昨日、埼玉県北戸田にある首都圏ショールームで行われた新商品の研修会に参加しました。
2階にある広い会議室に80名余り。
img_5446

新商品の説明や施工事例、松下高弘先生の講義など内容盛りだくさんの3時間半でした。
img_5445img_5448
img_5490img_5474

ここは昨年出来たばかりで、ショップやカフェを併設したオシャレなショールームです。
建物周りのガーデニングや屋上ガーデンも素敵です。
img_5486
img_5485

カタログを見ているだけではわからない質感や色はやはり商品に直接触れてみるのが一番。
お客様にもお薦めしたいショールームです。

また花々が咲く頃寄ってみたいな。(By K)

 

夏みかん抜根

こんにちは。新人の”うめ”です。

先日、丹沢山で春を待ちわびる木々達に、”生きようとする強さ”を感じましたが、
仕事においても、木々達の”生きようとする強さ”を感じた事がありました。
それは、夏みかんの抜根をした時の事です。

DSCN6949

木を引抜く為に「幹の周囲に穴を掘り、現れた根を切る」事を繰返していきます。
が・・・、多くの根や、スコップで掘下げられない隙間に太い根があり、
抜くのに大変苦戦しました。
それと同時に、地中の世界を殆ど見た事がない自分にとって、限られた空間で一生懸命
根を伸ばし少しでも栄養を得ようとしていた姿に、”生きようとする強さ”を感じた
時間でもありました。

DSCN6957

ところでこの夏ミカンの木、お客様のお爺様が食べた夏みかんの種を蒔いたところ、
立派に成長したとの事です。
お客様も名残り惜しいのか、しきりに抜根の作業をご覧になっていらっしゃいました。
「お庭の木々には、そこで生活をされている方々の思い出が詰まっている」・・・、
木々を生かすご依頼はもちろん、木々とのお別れをお手伝いするご依頼であっても
この事を忘れずに、木々に優しく丁寧な仕事が出来るよう励んで参りたいと思います。

(追記)
夏みかんを現場で丸ごと1個かぶりつきました(もちろん休み時間ですよ)。
程良い酸味が疲れに効いて、とても美味しかったですっ^^/

夏みかん

by うめ

春を待ちわびて

はじめまして。新入の”うめ”と申します。

先日神奈川県にある丹沢山へ行ってきました。
氷に包まれた枝に太陽光が反射し、キラキラと輝く世界が広がりました。
氷点下の厳しい世界で春を待つ木々達に、”生きようとする強さ”を感じます。

丹沢 うめ

この冬芽は丹沢名物の「ミツバツツジ」でしょうか。
インターネットで冬芽の特徴「鱗片(葉が変化したものらしく硬い印象を受けます)の有無」、
「芽が枝に交互に付いているか?」、「頂芽が特に大きいか?」などの特徴で調査。
ただ申し訳ございません。少々定かでは無いので、また花の時期に丹沢に向かいたいと思います^^;

丹沢2 うめ

春を待ちわびる木々達。あと少し頑張って!
私は早く色々な樹木を見分ける事が出来る様、日々現場での時間を大切に頑張りますっ。

DSCF0569

by うめ

思いのまま

小田原の梅と 山ぶどうのバッグ

今日は休日。昼過ぎに床屋から戻ってダラッと過ごすのも有りだったのだが、あまりに天気が良いので急に思い立って梅を見に行くことにした。

img_5332

沿道のシダレウメ

こちらで有名なのは小田原「曽我の梅林」である。横浜から車で1時間半、田舎の一本道がちょっとした渋滞になっている。沿道の家々も梅の木がたくさん植えられていて梅園に行かずとも目を和ませてくれる。

曽我の梅林

曽我の梅林

梅林と言ってもどこか特定の場所を指しているわけでは無く、このあたり一帯のあちらこちらに様々な梅林が点在している。出店が賑やかな観賞用の梅園もあれば、明らかに収穫用のウメを栽培している梅の畑も道すがら点在している。

瑞雲寺

瑞雲寺

今日はたまたま車が駐車出来た中河原地区、瑞雲寺周辺の梅を楽しむことにした。

瑞雲寺

瑞雲寺の梅

梅園

梅小僧?

梅小僧?

img_5345

紅梅

梅を見に来てはいるのだが仕事柄ほかの木もおのずと目に入る。

よほどこまめに刈り込まないとこの形状は維持できないであろう大きなイヌマキや

イヌマキ

イヌマキ

近づかないと何の木だかわからなかったチャボヒバの巨木。

チャボヒバ

チャボヒバ

img_5360

そしてさらにコースでも何でも無い裏山に登っていくと
木々の色に何やら違和感、、、。
img_5356

枯れかけているのか、そういう木なのか、、、近づいてみると

オオバヤドリギ

オオバヤドリギ

セイヨウヤドリギの亜種とされる所謂ヤドリギはよく目にするが、このオオバヤドリギ(大葉寄生木)を間近に見たのは初めてである。歯の裏や実には細かく茶色い繊毛が生えていて一見ナワシログミにも似ている。

珍しい木が見られたし、梅の花も堪能して駐車場に戻ると民家の庭先で店を出している。「サボテン工房」と看板が出ている。家内とちょっと覗いてみることにした。
img_5385img_5386
私は400円(安!)の巾着袋を購入。家内は手作り梅干しやらみかんやらを購入。

そして帰ろうかと思ったその時、目にとまってしまったのがコレ。

img_5387

山ぶどうのバッグ

「山ぶどうバッグ10,000円~」 って
バッグ好きの彼女が黙って通り過ぎる筈も無く、、、
いやいやバッグ好きならずとも山ぶどうのバッグがこんな値段なんて信じられない!

彼女のお気に入りは一番左の¥16,000。
4日前の誕生日にはケーキでごまかしたが それで済む訳が無いよな~。

・・・で結果がこの笑顔。
img_5388

まぁ財布への負担は大きかったけど決して高い買い物では無い。
ネットで探したって7~8万はする。デパートなら10万以上。
壊れたときに直してもらえるよう作った人の連絡先をメモって帰路に付いた。

「思い立ったが吉日」まさにそんな午後だった。(By K)

 

八幡さまの大銀杏

社員Mです。

先日、雑談の中で「鎌倉の八幡さまの大銀杏はその後どうなったか」という話題になり、そういえばと気になって週末にでかけてきました。今から6年前の2010(平成22)年3月10日、鶴岡八幡宮の大銀杏が強風によって倒れてしまい大きなニュースになりました。Wikipediaに簡単に経緯が書かれています。
「鶴岡八幡宮 大銀杏の倒伏」

鎌倉は最寄り駅から2駅ととても気軽に行ける距離なのですが
近いといつでも行けると思うのか、なかなか出向かないもので
前に出掛けてからもう4年が経っていました。

その時(2012年3月)に撮ったのがこちら。
P1050952
移植された本体(親木)のヒコバエはたくさん出ていますが、
元の場所の根からはあまり動きがないような印象でした。
この画像ではよく見えませんが
Wikipediaの画像ではたくさんヒコバエが出ているので、
この時は何本かに整理したあとだったのかもしれません。

そしてこちらが今回2016年2月の画像。階段左側がその場所です。
IMG_4701

かなりヒコバエが大きくなっていました!
IMG_4706
2012年の画像の支柱がかけてある場所のものとは違うようですが
立派に育っています。
IMG_4707
正直、当時もう復活は無理じゃないか、期待するのはどうかなと思いました。
でもここまで大きくなったものを見るとこれからどうなっていくのかわくわくしちゃいますcatface
樹齢1000年の生命力は伊達じゃない!
残念ながら天然記念物の指定は取り消されてしまったようですが、
この孫?ひ孫?玄孫????のヒコバエに夢を託さざるを得ないですね。

IMG_4703

蘖(ひこばえ)とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。
太い幹に対して、孫(ひこ)に見立てて「ひこばえ(孫生え)」という。(Wikipedia)

(by Mcancer