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この木なんの木?の試験

環境緑化樹木識別検定チラシ

環境緑化樹木識別検定チラシ

樹木識別検定なる試験を受けに東京農大まで行って参りました。

特にすごい資格が取れるというわけでは無いのですが、
日頃から植物に触れているのだから名前くらいしっかり知らなきゃいかん ということで、
力試しというわけです。

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フラスコに差した植物の一枝が45秒毎に自分の前に回ってきます。
その名前をカタカナで解答用紙に書くというごく単純な試験です。
(もちろんこの写真は試験直後に撮ったものです。)

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100種出題されます。
一応すべての欄は埋めましたが、出来はイマイチいやイマニ。
(これも解答用紙回収の直前に撮ったものです。)
試験結果は2ヶ月先だというので何を書いたか忘れないよう記録。

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試験が終わった後、「欲しい葉っぱがあったら持って帰っていいですよ~」と試験官の声に、
受験者が群がっておりました。

確かにこれだけの樹種を集めるのは容易ではないはず。
しかもどれ一つ萎れてはいない。主催者のご苦労に感謝。

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普段仕事でよく扱う木はもちろんスラスラわかるのだが、
滅多に触らないものや図鑑でしか見たことの無い木はやはりあやふやで、
しかも机の上に置かれているという状態にも緊張して、いくつもポカをやらかしてしまった。

中でも残念だったのがこの「アベマキ」
ヤマは張っていたのに外してしまったぁ~!う~ん、悔しい!

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こんな試験の後は、見慣れた木々がまた違ったふうに目に映る。(By K)

造園技能検定

ゴトウです。

僕は今年、造園技能検定を受けるため、練習や、準備を進めています。

検定の課題は、決められた区画内に竹垣や、蹲踞、延べ段などを作成するのですが、筧と関守石を事前に用意しなければならないので、先日弊社社長の木下に教わりながら作成してみました。

DSCN7847関守石です。茶庭で関守石は、通行止めを意味し、そこから先には、進んではならない決まりになっているそうです。

DSCN7848飛び石の上に置くので、据わりを良くするため、底の縄掛けがひし形になるように、工夫されています。

DSCN7853筧です。

DSCN7835DSCN7836ドリルとノミを使い竹に合う大きさに削り込みます。なかなか大きさが合わず、難しいです。

筧は、少し失敗してしまったので、もう一度チャレンジしてみたいと、思います。

見ただけでは解らない、コツや工夫が沢山あり大変勉強になりました。

DSCN7842胸を張ってお見せできる出来ではないのですが、検定の課題内容の一部です。

暑さに負けず、頑張りたいと思います。

by ゴトウ

 

 

花を確認してみると

こんにちは、アサミです。

以前ムクゲの葉って、特徴的だよな~と見ていたら
先輩が、もう花の蕾が出来てるね、と教えてくださいました。

そっか~、もうそろそろ咲くのか!
どんな花が咲くのかな、と色々想像してみたのですが全く思い浮かばず、

すると先輩が「アオイ科なんだよね~」と言われました。

sign01アオイ科sign02
それはちょっと想像できない!と、戸惑ってしまいましたbearingsweat01

ムクゲの葉の質感を見ると、つい菊の花を想像してしまいますcoldsweats01

これは、花が咲いたら絶対に確認しよう!
そう思い、花が咲いて見てみると
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本当だ!確かにこれはアオイ科だ!

写真では一つしか花が咲いていませんが、
もっとたくさん花が咲いているのを見るととっても可愛くて、
菊の花のイメージも気づけばどこかへ飛んで行ってしまいましたhappy01sign01

また、木によって花の色も違うので、
(1色だけだったり、白色や、ピンクの色の濃さが違うなど)
最近見かけると、このムクゲはこの色か~と思わず注目してしまいますnote

また、もう一つ今注目している花があります!

それは、アガパンサスです。

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背が高くて、しっかり花が咲いていて、色も爽やかでとても素敵ですhappy02sign01

すぐ目に入って印象強いのか、
気にしてみると普段道でもよく見かける気がします。

また、気付いていなかったのですが先輩いわく
この青色も濃い色と薄い色があるとか。

また、調べてみると紫色やマルベリー色というものもあるようです。
マルベリー色とは、濃紺に紫色が混ざった色のことのようです。

さらに!近くには初めて見た白色がhappy01note

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白色だと爽やかなのは勿論、とても綺麗ですよねhappy02notes

素敵なお花はたくさんあるので、
もっと注目して覚えていきたいと思います。

Byアサミ

 

悲しい結末。

Mです。
今日は梅雨明け間近かと思わせる、激しいにわか雨に見舞われた横浜です。

さて、いきなりネガティブな表題ですがsad
おおむね好調な我が畑ですがちょっとした事件が起きておりました。

受粉をして実が入るのを楽しみにしていたトウモロコシ。
いよいよ収穫かな〜と思っていた矢先、やられました…
食害

ああ・・・・・・・また食べられた・・・・・

無惨に横たわるトウモロコシ。犯人はおそらくハクビシンです。
それにしてもお見事な食べっぷり。
数年前にもやられたことがあり、その時はあまりのキレイな食べ方に
人間が穫って食べたのかと鳥肌が立ちましたが、
動物なら仕方ないかな、と思ったりも。
唐辛子がイイと聞いたので、生き残りの株のヒゲ部分に一味唐辛子を振り掛け、
食べようとしたらヒーーーーッ!thunderっとなる仕掛けをし、
その後なんとか1本は収穫しました。
トウモロコシ

そして夢の虹色コーンについて以前に書かせていただいたのですが、
こちらにも事件が。
夢コーン
立派な雄花が咲き、花粉が落ち始めたというのに雌花が出ませんweep
うわー何故だー!っと調べましたら肥料切れではないかという意見が散見されました。
他の作物は順調なので足りているつもりでしたが、
肥料食いには足らなかったのでしょうか。
今さらですがダメ元で液肥をどしどし与えてみたいと思います。

こんなお話で終わるのも後味が悪いので、こちらでお口直し。
ささげ花「ささげ」の花が咲きました。初めて栽培してみたのですがかわいらしい花sun
早朝はこの薄紫色でしたが、昼にはもう茶色く変色し、落花していました。
早起きは三文の徳ですね。

ささげ実サヤの付け根にアリがたくさんいるなぁと観察していました。

ササゲの子実は、カメムシ類によって食害される。他方で、莢の柄の基部付近には蜜が出る場所があり、この花外蜜腺はアリを呼び寄せる。そのうち大型のクロヤマアリが近くにいるカメムシを攻撃し、結果としてカメムシを追い払ってササゲの実を守ることが確かめられている。(Wikipedia)

なるほど〜eye アリさん、カメムシの見張りよろしくお願いしまーす。

(by Mcancer

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グリーンカーテン

Qちゃんです。

今週は初モモ食べました。happy02

毎年、モフモフの相棒のためにグリーンカーテンに挑戦していますが、今ひとつ(^_^;)パッとしません。

今年は種から育てたゴーヤで再度、挑戦中。s-IMG_0602

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜地方、雨の少ない梅雨の影響なのか、例年より伸び、花付きも良いようです。

育てた事がある方はご存知と思いますが、
花が咲く前からすでにゴーヤ(*^_^*)の形の雌花
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と、雄花。
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すでに去年の収穫を上回る雌花が付いているので、追肥と水やりを忘れなければ、思う存分食べれそうです。delicious
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ひまわりとLED照明

4月の終わり頃、もらったひまわりの種をいい加減に蒔いたところ
7割ほどが発芽して少しずつ伸びてきた。

置き場の入口脇にあるので毎日のように見るのだが、
最近伸び方のバラツキが気になった。

ひまわりとLED

ひまわりとLED

この真ん中にあるLED照明は人感センサーと連動しているので、常時点灯しているわけではなく
人通りの少ない場所だから夜間の点灯時間は合計でも10分間くらいだと思う。
それでもLEDに近いヒマワリほど背が高いのは明らかだ。

6年前にタカショーさんのライティング・マイスター研修の時に
LED照明の特徴の説明があり消費電力の事や耐用年数の事、
虫を寄せ付けない光でありつつ植物の成長を促す作用があると教わった。

それが具体的にどういうことなのか、その時はあまり気にしていなかったが
こんなに明らかなヒマワリの成長の違いを見るとなるほどと思わざるを得ない。

なんでも葉緑素(クロロフィル)が波長600~700ナノメートルくらいの光をよく吸収するので
赤色LEDの発光波長(660ナノメートル前後)が、光合成を促進するらしい。

ちなみに発芽には、波長450ナノメートル前後の光が必要で、
青色LEDの発光波長が発芽にはぴったりなんだって!
(種を蒔いたときに青色LED当ててたら発芽率ももっと上がったんだろうか?)
赤色と青色の両方を使うと、植物を効率よく育てられるってことなんだね。
いやぁ不思議。発明した人スゴっ!(By K)

・・・20日後
みんな元気に咲いてくれています。

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トイレの棚にも小さいのをひとつ。
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いやぁ、タダでもらった種でずいぶん楽しませてもらいました~。

腰道具

こんにちは、アサミです。

今日は、植木屋の道具を紹介したいと思いますnote

植木屋と言ったら鋏やノコギリが基本道具になると思いますが、
普段どのように持ち歩いているかと言いますと
DSC_2924 - コピーこのように、一本のベルトに通して持ち歩いています。
これを私達は『腰道具』と呼んでおります。

腰道具は、普段のズボンのベルトとは別にまた用意して、
お腹~腰辺りなど、自分の好きな緩さにしてつけます。

初めてつけた時、普段持ち運ぶ時や休憩の時簡単に取り外しが出来て、
とても画期的だと思いましたhappy01note

ケースの中を取り出してみると

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一番左が剪定ノコギリ、真ん中が剪定鋏、一番右が木鋏(または植木鋏)です。

鋏が二つありますが
剪定鋏は太い枝、木鋏は細い枝で使い分けています。

ですが、鋏を使っていると
「握力がないな~」と枝を切る度に思います。

先輩達を見ると、太い枝もザクザクと切っていて、
ちょっと太いなと思う枝も木鋏で切っていて、
いつも凄いなと感じますconfidentshine

鋏で切れないとノコギリを出さないといけなくて手間なので
早く握力をつけたいですsign01

また、作業をしていると鋏の切れ味でスピードが格段と変わってきます。
この間切りにくくて、「ちゃんと研いでおけば良かった~crying」と後悔した日がありましたcoldsweats01

折角なので今回、研ぐ前と後を写真で撮ってみました。
DSC_2921 - コピー研ぐ前ですが、濡れたり木のシブで汚れたりしてとても汚いです。

こちらを研ぐと、こうなります。

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きれいになりましたhappy01shine
そして切れ味も良くなりましたnote

やはり研いだ後の仕事はとても気持ちが良いです。

ただ、毎回全部きれいにしている訳ではなく、
刃の部分しか研げていない時もありますbearingsweat01
(そうすると、気持ち良さも半減な気分になるのが不思議です)

ただ、鋏の内側は研いではいけないので、
ヤニを取るだけで止めるように注意します。

特に剪定鋏は内側にヤニがくっついて
開かなくなってしまう事が多いので、
こちらもよく汚れを落とすようにしますcoldsweats01

そう言えば、少し高級な剪定鋏を京都で購入された方いわく、
店の人に「剪定鋏は絶対に自分で研がないでください」
と言われたようです。

小さい研ぎ石でスライドさせるように研ぐみたいなのですが、
その加減や角度が大事なのでしょうか?

すみません、話が戻りますが、
研いだ後はスプレーでサビ止めをします。
DSC_2926 - コピーこれで、手入れは終了ですconfident

研ぐ作業は、きちんとやれば
その分切れ味も良くなるので結構好きですhappy01note

これからも、気持ちよく仕事が出来るように
なるべく手入れしていくように
頑張りたいと思いますnotes

Byアサミ