月別アーカイブ: 2016年2月

春を待ちわびて

はじめまして。新入の”うめ”と申します。

先日神奈川県にある丹沢山へ行ってきました。
氷に包まれた枝に太陽光が反射し、キラキラと輝く世界が広がりました。
氷点下の厳しい世界で春を待つ木々達に、”生きようとする強さ”を感じます。

丹沢 うめ

この冬芽は丹沢名物の「ミツバツツジ」でしょうか。
インターネットで冬芽の特徴「鱗片(葉が変化したものらしく硬い印象を受けます)の有無」、
「芽が枝に交互に付いているか?」、「頂芽が特に大きいか?」などの特徴で調査。
ただ申し訳ございません。少々定かでは無いので、また花の時期に丹沢に向かいたいと思います^^;

丹沢2 うめ

春を待ちわびる木々達。あと少し頑張って!
私は早く色々な樹木を見分ける事が出来る様、日々現場での時間を大切に頑張りますっ。

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by うめ

思いのまま

小田原の梅と 山ぶどうのバッグ

今日は休日。昼過ぎに床屋から戻ってダラッと過ごすのも有りだったのだが、あまりに天気が良いので急に思い立って梅を見に行くことにした。

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沿道のシダレウメ

こちらで有名なのは小田原「曽我の梅林」である。横浜から車で1時間半、田舎の一本道がちょっとした渋滞になっている。沿道の家々も梅の木がたくさん植えられていて梅園に行かずとも目を和ませてくれる。

曽我の梅林

曽我の梅林

梅林と言ってもどこか特定の場所を指しているわけでは無く、このあたり一帯のあちらこちらに様々な梅林が点在している。出店が賑やかな観賞用の梅園もあれば、明らかに収穫用のウメを栽培している梅の畑も道すがら点在している。

瑞雲寺

瑞雲寺

今日はたまたま車が駐車出来た中河原地区、瑞雲寺周辺の梅を楽しむことにした。

瑞雲寺

瑞雲寺の梅

梅園

梅小僧?

梅小僧?

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紅梅

梅を見に来てはいるのだが仕事柄ほかの木もおのずと目に入る。

よほどこまめに刈り込まないとこの形状は維持できないであろう大きなイヌマキや

イヌマキ

イヌマキ

近づかないと何の木だかわからなかったチャボヒバの巨木。

チャボヒバ

チャボヒバ

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そしてさらにコースでも何でも無い裏山に登っていくと
木々の色に何やら違和感、、、。
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枯れかけているのか、そういう木なのか、、、近づいてみると

オオバヤドリギ

オオバヤドリギ

セイヨウヤドリギの亜種とされる所謂ヤドリギはよく目にするが、このオオバヤドリギ(大葉寄生木)を間近に見たのは初めてである。歯の裏や実には細かく茶色い繊毛が生えていて一見ナワシログミにも似ている。

珍しい木が見られたし、梅の花も堪能して駐車場に戻ると民家の庭先で店を出している。「サボテン工房」と看板が出ている。家内とちょっと覗いてみることにした。
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私は400円(安!)の巾着袋を購入。家内は手作り梅干しやらみかんやらを購入。

そして帰ろうかと思ったその時、目にとまってしまったのがコレ。

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山ぶどうのバッグ

「山ぶどうバッグ10,000円~」 って
バッグ好きの彼女が黙って通り過ぎる筈も無く、、、
いやいやバッグ好きならずとも山ぶどうのバッグがこんな値段なんて信じられない!

彼女のお気に入りは一番左の¥16,000。
4日前の誕生日にはケーキでごまかしたが それで済む訳が無いよな~。

・・・で結果がこの笑顔。
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まぁ財布への負担は大きかったけど決して高い買い物では無い。
ネットで探したって7~8万はする。デパートなら10万以上。
壊れたときに直してもらえるよう作った人の連絡先をメモって帰路に付いた。

「思い立ったが吉日」まさにそんな午後だった。(By K)

 

八幡さまの大銀杏

社員Mです。

先日、雑談の中で「鎌倉の八幡さまの大銀杏はその後どうなったか」という話題になり、そういえばと気になって週末にでかけてきました。今から6年前の2010(平成22)年3月10日、鶴岡八幡宮の大銀杏が強風によって倒れてしまい大きなニュースになりました。Wikipediaに簡単に経緯が書かれています。
「鶴岡八幡宮 大銀杏の倒伏」

鎌倉は最寄り駅から2駅ととても気軽に行ける距離なのですが
近いといつでも行けると思うのか、なかなか出向かないもので
前に出掛けてからもう4年が経っていました。

その時(2012年3月)に撮ったのがこちら。
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移植された本体(親木)のヒコバエはたくさん出ていますが、
元の場所の根からはあまり動きがないような印象でした。
この画像ではよく見えませんが
Wikipediaの画像ではたくさんヒコバエが出ているので、
この時は何本かに整理したあとだったのかもしれません。

そしてこちらが今回2016年2月の画像。階段左側がその場所です。
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かなりヒコバエが大きくなっていました!
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2012年の画像の支柱がかけてある場所のものとは違うようですが
立派に育っています。
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正直、当時もう復活は無理じゃないか、期待するのはどうかなと思いました。
でもここまで大きくなったものを見るとこれからどうなっていくのかわくわくしちゃいますcatface
樹齢1000年の生命力は伊達じゃない!
残念ながら天然記念物の指定は取り消されてしまったようですが、
この孫?ひ孫?玄孫????のヒコバエに夢を託さざるを得ないですね。

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蘖(ひこばえ)とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。
太い幹に対して、孫(ひこ)に見立てて「ひこばえ(孫生え)」という。(Wikipedia)

(by Mcancer

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防草シートVS竹・笹

2年前、こんなだった空き地を

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草刈して

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防草シートを貼りました。(2年前の施工後写真です。)

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防草シート2014年

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防草シート2014年

最近所々草や笹が生えてきたというので昨日刈り取りと補修に行きました。

防草2年目

防草2年目

防草2年目

防草2年目

中央部はほぼ笹の発生は抑えられていますが構造物の際は粘着テープが剥がれた所から雑草や笹が生えてきています。

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かなり強力な粘着テープを使用しているのですが、コンクリートに貼った部分はどうしても剥がれてしまいます。
ちょっとでも隙間が出来ると光を求めて一斉に雑草が吹き出し、隙間を大きくしながら繁茂してくるのでしょう。

補修復旧後

補修復旧後

雑草を取り除きテープを貼り直して作業完了です。

 

柱まわりなど、防草シートを切り込んで敷設しテープで隙間をふさいだような所も
わずかな隙間から笹などが出てきます。

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すごい生命力です。
笹を刈り取り粘着テープを貼り増しして これでどうだ!

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補修復旧後

ほぼ2年前の状況に戻りました。
防草シートの下の雑草や笹・竹は死んでいるわけでは無いので
またちょっとの穴や隙間があれば出てくると思います。
毎回草刈するよりはずっと楽ですが、戦いはまだまだ続きます。

帰り道、小田原城の近くを通ったら何やら改修工事中のようでした。

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長々と失礼いたしました。 (By K)

 

京都研修旅行

こんにちは、ゴトウです。

先日、神奈川造園業協会戸塚支部(青年部)の、研修旅行で京都へ行ってきました。

人生初の京都、一度見てみたかった、龍安寺に行くことにhappy02

龍安寺は、室町末期(1500年頃)細川勝元によって、創建されたと言われています。

著名な枯山水の石庭は、諸説あるそうですが、作庭者は不明

DSC_0631枯山水の石庭sign03

石庭は、幅25m奥行き10mのおよそ75坪ほどの敷地に白川砂を敷き詰め、15個の石が5、2,、3,、2、3、と一見無造作に据えられています。この15個の石、庭をどの角度から眺めても必ず1個の石は他の石に隠れて見えないように作られているそうです。東洋の世界では、15という数字は完全を表す数字だそうで、15個ある石が完全に見えないという事で、自分はまだ完全ではない、満ち足りた存在ではないという謙虚さを見る人に教えてくれているようです。

DSC_0641菜種油を混ぜて作られた油土塀sign03

時の経過による油の変化が、独特な風合いを醸し出していますねgood

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銭型の蹲は水戸光圀の寄進と言われています。

蹲踞は、中心が四角くなっており、中心の口を共用して、吾・唯・足・知(ワレタダタルヲシル)と読める様に、なっています。その意味合いから

石庭の石が、「一度に14個しか見ることができない」ことを「不満に思わず満足する心を持ちなさい」という戒めの意味がこめられているのだとか。

禅の教えは、日々の仕事、生活にも通じているのですね、慢心せずこれからも頑張ろうと思いましたsign01