石垣の輪郭、ガックンガックン入り組んでスゲー事になってます。
でもこの石垣、元々は段のないフラットな壁面でした。
それがなんで今の形になっちゃたかと言うと、明治時代に一度崩れたから。
なんでも陸軍が土を取るのに石垣の下を掘ってたら、石垣に近づき過ぎて崩落しちゃったんだそうです。
そこから石川門方向に向かってぐるりと回り込むと、長い高石垣がずらーっと続きます。(※石垣マップの2)
この辺りは金沢城内でも最も古い石垣が並ぶエリアで、それゆえご覧の通り実に積み方が粗野。
自然石をゴツゴツッと積み上げた、いわゆる野面積みというスタイルになっています。
金沢城の石垣
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