こんにちは、アサミです。
今日は、植木屋の道具を紹介したいと思います
植木屋と言ったら鋏やノコギリが基本道具になると思いますが、
普段どのように持ち歩いているかと言いますと
このように、一本のベルトに通して持ち歩いています。
これを私達は『腰道具』と呼んでおります。
腰道具は、普段のズボンのベルトとは別にまた用意して、
お腹~腰辺りなど、自分の好きな緩さにしてつけます。
初めてつけた時、普段持ち運ぶ時や休憩の時簡単に取り外しが出来て、
とても画期的だと思いました
ケースの中を取り出してみると
一番左が剪定ノコギリ、真ん中が剪定鋏、一番右が木鋏(または植木鋏)です。
鋏が二つありますが
剪定鋏は太い枝、木鋏は細い枝で使い分けています。
ですが、鋏を使っていると
「握力がないな~」と枝を切る度に思います。
先輩達を見ると、太い枝もザクザクと切っていて、
ちょっと太いなと思う枝も木鋏で切っていて、
いつも凄いなと感じます
鋏で切れないとノコギリを出さないといけなくて手間なので
早く握力をつけたいです
また、作業をしていると鋏の切れ味でスピードが格段と変わってきます。
この間切りにくくて、「ちゃんと研いでおけば良かった~」と後悔した日がありました
折角なので今回、研ぐ前と後を写真で撮ってみました。
研ぐ前ですが、濡れたり木のシブで汚れたりしてとても汚いです。
こちらを研ぐと、こうなります。
きれいになりました
そして切れ味も良くなりました
やはり研いだ後の仕事はとても気持ちが良いです。
ただ、毎回全部きれいにしている訳ではなく、
刃の部分しか研げていない時もあります
(そうすると、気持ち良さも半減な気分になるのが不思議です)
ただ、鋏の内側は研いではいけないので、
ヤニを取るだけで止めるように注意します。
特に剪定鋏は内側にヤニがくっついて
開かなくなってしまう事が多いので、
こちらもよく汚れを落とすようにします
そう言えば、少し高級な剪定鋏を京都で購入された方いわく、
店の人に「剪定鋏は絶対に自分で研がないでください」
と言われたようです。
小さい研ぎ石でスライドさせるように研ぐみたいなのですが、
その加減や角度が大事なのでしょうか?
すみません、話が戻りますが、
研いだ後はスプレーでサビ止めをします。
これで、手入れは終了です
研ぐ作業は、きちんとやれば
その分切れ味も良くなるので結構好きです
これからも、気持ちよく仕事が出来るように
なるべく手入れしていくように
頑張りたいと思います
Byアサミ