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金沢城 鼠多門&鼠多門橋

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金沢城鼠多門&鼠多門橋

中はぴっかぴか。
さすが出来立て。
新築感ハンパない!
構造としては二階建てとなっており、階段は左右に1ヵ所ずつ、車椅子用のエスカレーターも完備。
造りは完全木造。
鉄筋でちゃちゃっとやってしまえば簡単だし安上がりなんだけど、金沢城は「史実に忠実に」ってキーワードにめちゃめちゃこだわってます。
なので意地でも木造。
梁がいいですわね。
ぶっとくて、ぐにゃ~んと歪みが入ってて。
ザ・お城な武骨感。

武家屋敷跡 野村家

武家屋敷跡 野村家

長町武家屋敷跡にある野村家

江戸情緒むんむんの門をくぐると、まず目に入るのが踏み石。
ご覧の通りデカいのですわ。
滑らかに成形された大きな踏み石が玄関までどーん!どーん!
豪邸感全開!!

加賀藩の中級武士って、みんなこんな立派な邸宅に住んでたんですかね?
「上級」なら分かりますよ、でも「中級」でしょ?
えらい羽振り良くないですか?

でもこの野村家、中級とは言え3,000平方メートルもの屋敷を所有してたそうで。
3,000平方メートルと言うとほぼサッカーコート1面分。
そう考えると、やっぱり玄関前もこのくらいがっしりしたしつらえになってたのかな~という気もします。

金沢市立中村記念美術館

金沢市立中村記念美術館

兼六園のすぐ近くにある金沢市立中村記念美術館

「中村」とはこの美術館を設立した人の名前で、フルネームは中村栄俊(なかむら えいしゅん)。
造り酒屋の社長さんだった人です。
開館当初は、現在の建物からちょっと離れたところにある旧中村邸が使われていたそうです。
その後昭和50年に、建物&コレクションの全てを金沢市に寄贈。
さらに平成元年、市政100周年を記念して新たに鉄筋の新館を建設、それが今使われている建物です。
まあこんな流れなので。
ロビーには栄俊の写真がででーん!
栄光に満ちた生涯と、文化活動に捧げた熱い情熱が、輝かしい功績としてパネルにつづられています。

魚がし食堂 漁師丼

魚がし食堂 漁師丼

金沢市西念にある魚がし食堂の漁師丼

たっぷりの海の幸。
いわゆる海鮮丼。
目の前が市場だけあって鮮度は抜群!
みずみずしい生身がぷるぷると踊る。
酢飯との相性も抜群で。
具材の種類が多いから食べるたびに味が変わる。
食べ応え満点の逸品!

気多大社

気多大社

羽咋市にある気多大社
能登一円の一宮として栄えてきた神社です。
歴史上初めて登場するのはなんと万葉集。
当時すでに気多大社は遠く離れた奈良の地でも広く知られており。
かの大伴家持(おおとものやかもち)が越中国司として赴任した際、わざわざ参拝に訪れたほど。
ガチガチのビッグネームだったようです。

ごっぽ石

ごっぽ石

香林坊から徒歩数分、長町武家屋敷跡。
よーく注意して見てみると、屋敷の周辺所々に丸い石がぼこっと植えられて(←?)いるのが分かります。
これ、「ごっぽ石」と呼ばれるもので。
ちゃんと意味があってそこにあります。
下駄ってヤツは雪道で履くと、段々歯の間に雪が詰まってくるんですね。
そこでその歯に詰まった雪を落とすために、このごっぽ石にコーン!コーン!とぶつけて落としたそうなんです。
ようするのかつての生活の跡なんですね。

お好み焼き豚玉

お好み焼き

生地はとろとろ。
たっぷりキャベツのざくざくした食感がすごくいいですね。

使われているソースは同じ、でもたこ焼きよりこちらの方がマヨネーズをたくさん塗ってあるせいでしょうか、感じられる味わいはマイルド。
流れるようにしっとりとした美味しさで口内を満たします。

具材は豚肉。
カリカリに焼き上げられていて、ハードな食味が美味しさの密度感をぐっと高めます。

後味にはかつお節の香ばしい風味がふわりと鼻をくすぐる。

鶏レバー

鶏レバー

レバーをぱくり、ビールをぐびり。

いいですね!
レバーの金属質な味わいと、ビールのキンとしたミネラル感がきれいに融合して。
味わいの方向性がぴたりと噛み合う。

甘辛く仕立てられたタレがまたニクイほどビールにフィットして。
味のボリューム感をぐんと広げ、美味しさの質量を増していく。

ふう・・っと喉に残る後味がまた素晴らしく。
レバーの豊かな味わいとビールの香気が混じり合いながら、ゆるりゆるりといつまでも漂う。

豚の角煮

豚の角煮

豚の角煮をもちゃもちゃ噛んで、お酒をちびり。

ズズンと沈みこむ豚肉のヘビーな味わい。
そこにしっとりと染み入る景虎。

意外といけますね、このコンビ!

このお酒、酒質が軽いから重たい豚肉と合わせるとけし飛ぶかと思ったけど。
バッティングすることなく、むしろピタリと寄り添って。
まるで初めから角煮の一部だったみたいに、さらりと溶け込んでいく。

多分タレに日本酒使ってるんでしょうね。
ホント違和感無い。

そして美味しい♪

いやいやこれはイケますよ、イケますよ。

鯖寿司

鯖寿司

ほこほこっとした食感。
身の中からはオイリーな肉汁がとろりと湧き出てきて。
甘いうま味がしっとりと舌を洗う。

焼く前にお酢で〆てありますね。
うま味と同時に酸味がぴっと走って。
程よい緊張感で味を引き締めます。