先日、喜寿のお祝いで父母と鳴子温泉に出かけてきました。
4年前に弟が突然クモ膜下出血で倒れてしまい・・
父母のお祝いをどうすればいいのか・・
長い間、娘としては悩ましい問題でした。
それから数年が経ち、治療中の弟は少し落ちつきましたがまだ家に帰って来れずにいます。
母は足が弱くなって遠出が難しくなってきました。でも今ならまだ何とか自分でも連れて行ける!という気持ちが日に日に強くなり、細々ですが父母を誘ってお祝いの温泉旅行に出かけたのでした。
鳴子渓谷はこの時期は紅葉が美しく、宿泊した鳴子ホテルからも紅葉を見ることができました。でも写真が撮れなかったので、代わりに夕食の画像です。笑
せっかく鳴子に来たから温泉に入ろうと母を誘い、大浴場へ。
足の弱い母の腕をしっかり持ち、転んだら大変!と思うとうんと肩に力が入って~裸なのに変な汗をかいてしまいました。笑
でも「温泉に入ったのは久しぶりだわ」と喜んでくれて、途中休憩して足湯しながら親子で長話ができました。
鳴子のお湯はその日その日で微妙に色が違うそうで、その日は「これでいいのか?」と思うような、青に暗い緑の混じったような濃い色でした。モチロンそれでいいらしいです。(笑)
館内では車椅子をお借りしたのですが、大きな段差のあるところにはリフトが付いていて助かりました。
手土産は鳴子名物の栗団子。
とても人気のお土産で土日はなかなか手に入らないのですが、この日は平日の朝だったのでゲットできました。本当に美味しいんですよ~♡
それから、お土産をもう一つ。
前日に岩出山の坪田菓子店さんに立ち寄ってきました。
小さなお店にかりんとうの缶が沢山!
これらも全部かりんとう!
どれにしようか迷ってしまいますよね~。
手土産を持たせて笑顔の父と母を見送った時は、ほんの少しだけ肩の荷が下りたような気持ちになりました。
自分も親になり、母と同じ気持ちで子どもたちを見ていることに気づきます。自分のことを自分以上に心配してくれるのが親・・。
いろんなことがありましたが、いえ、これからもあるかもしれませんが、とにかく元気に過ごしてほしい。
紅葉の中を走る父母の車を目で追い、紅葉の赤と黄色がうんとまぶしく感じた鳴子の朝でした。