先日、蔵王の遠刈田に住んでいらっしゃるSさんのお庭に伺ってきました。
伺った日はかなりの強風で、蔵王が標高の高い環境なのだと改めて感じました。
そんな蔵王にもやっと春の足音が聞こえ始めていました。
クマガイ草の芽は、まるでレースのプリーツのよう。
これからの姿とは違った趣なんですね。
玄関前には暖炉用の薪が。
何とこれはイギリスアンティークのワインセラーケースなのだそうです。
意表を突いた素敵なディスプレイにうっとり。
Sさん宅は家とお庭の一体感が素晴らしいのですが、今回は暮らしの中の小さなお花のことを。
ダイニングテーブルの上に置かれていたのはシックな色合いのアレンジ。
風で折れてしまったチューリップを庭の花と一緒に飾ってあり、
器はアンティークのシュガーポットでした。
お庭の花の色に統一感があるので、まとめてもしっくり!
自分の好きな器に入れ、近くで愛でる・・う~ん、大人の楽しみ方ですね。
折れた花も大切にするsさんの暮らしの一コマに出会い、
とてもほっこりした気持ちでお茶をいただきました。
自然の中で暮らすと、住宅地の庭のようにはいかないことがとても多いとのこと。
環境を受け入れて、それを楽しみに替える心の持ちようが大切なのだと感じました。