カテゴリー別アーカイブ: 薔薇

春の庭の小花たち

ここ何日か、毎日花がら摘みをしています。

薔薇がさほどないと言っても、つる薔薇のシュートは広範囲に伸びているので、切っているとあっという間にゴミ袋は満杯に!

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もっと写真を撮れば良かったと思いつつ、迷っている間にも花びらはバラバラに落ちて~~

下草の事を考えて、仕事が増えないうちにとバシバシ切り始めました。

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薔薇の花びらのお掃除をしている横では、紫陽花たちがいつの間にか花を付け始めていました。

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リクニスや、小さな苗の時に摘芯したアグロステンマも最近咲き始めました♪色は限りなく白に近いピンク。

 

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この季節はホワイトと薄いピンクの小花があちこちに咲いています。

 

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薔薇ほどの存在感はないのですが、よ~く見るとどれもなかなかの美人さんです。(^^)

 

 

 

 

耳の良いフランソワ

 

わが家の庭は、建て替えを期に薔薇がうんと減りました。

建築範囲の場所にあった薔薇はお友達の庭にお嫁に行き、我が家にいた頃よりずっと綺麗に花を咲かせています。笑

範囲外にあった薔薇は残せたのですが、現場として囲われていた部分が多かったので、その後の生育が芳しくなくお別れをすることに・・

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でも薔薇の少ない庭もそれはそれで新鮮で、このままで良いと思っています。植える時は何かと交換くらいにして、手のかかり過ぎる庭にしないことが目標の一つなのです。

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ただ、少々のオールドローズとつる薔薇だけはまだまだ元気なので、まだフェンスのない庭でシュルシュル伸びるシュートをどう逃がしてやればいいのか?とあたふたしています。

 

今年も道路側のフランソワ・ジュランビルが咲き始めました。

昨年、太い枝を思いきり切って、細い枝をほんの数本だけ残したのですが、その後も枝がシュルルーンと伸びて~結局は昨年と同じくらい咲きそうです。株元が怪しい古い株なのに強い!((+_+))

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「ずっと同じ景色だから、そろそろ白とアプリコットの薔薇を植えて雰囲気を変えたい」という会話がフランソワに聞こえてしまったのかもしれませんね~。笑

 

 

 

 

庭のオールドローズたち

庭のオールドローズも少しずつ開花を始めました。

 

まずは我が家に昔からいる美人さんです。

早春には枝が細くて枯れているのか?大丈夫なのか?と心配していたベルイシス。

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今年もいつの間にか蕾を付けて咲いてくれました。

私的には「さりげなくオシャレなパリの人」というイメージなのですが、産まれはベルギーだそうです。(*’▽’)

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こちらは絞りの雰囲気が気になって、昨年から庭の一員になったオノリーヌ・ドゥ・ブラバン。

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搾りの薔薇は魅力的ですね。

咲き進むと搾りの花びらがクシャッとしてきて、それもまたよし。ボローニャとはまた違った雰囲気のオールドローズでした。

 

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木立の中でひっそりと咲いていたのはデュセス・ドゥ・モンテペロー。

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中輪のコロンとした可愛らしい姿。緑に隠れていたので見逃すところでした。

 

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そして毎年のようにアップしているお馴染みさんのシャポードナポレオン。帽子のようなガクが特徴です。

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薔薇の季節のお客様とは、気になる薔薇のことや庭作りのことで話が尽きず。

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同じことで夢中になれる喜びと、分かり合えることの楽しさと。

 

 

庭では少しずつ つる薔薇が咲き始めました。

あと少し、花びらとの時間は続きそうです。

 

 

 

ローズヒップのリース

 

先日、街に出かけた時にお花屋さんに立ち寄り、またローズヒップの枝を買ってしまいました。

本当は自分の庭にローズヒップがあれば理想的なのですが、一気咲きのトゲだらけの薔薇を大きく広げて咲かせるのは管理も大変。この時期だけの事でもあるので、買うのがよかろうという判断に至っています。笑

 

それにしてもローズヒップって何て可愛らしいんでしょう。

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適当にふんわりとからめたので、バランスとかボリュームとか、麻紐とかは気にしないでね。笑

私的には、紅い実がリビングを明るくしてくれて嬉しい限りです。

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庭ではクラブアップルの実もすっかり落ちて、枯れた植物を少しずつ切り取って冬に備えています。

 

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アスターはまだまだ元気。よ~く見ると薔薇もほんの少し地味に咲いています。

 

そろそろパンジーやビオラも気になりますね。

球根はどうしようかな~。やり始めると止まらなくなりそうだから、ちょっと慎重になってます。笑

 

 

 

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薔薇のスタンダード仕立てに挑戦

落葉が始まり、掃き掃除が日課のようになりました。

庭もすっかり秋の装いです。

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紫式部は気品に満ちていて、紫色の実が今まさにキラキラ光っています。shine

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さて、先日庭友さんからお声かけ頂き、「薔薇のスタンダード仕立て」に挑戦してきました。

会場はご近所の庭友さんの駐車場。先生は庭友Tさんです。何回も試行錯誤を繰り返し、最近は成功率が100%に近いという庭友Tさん。

早速作業開始ですよ~。

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いったいどうやってスタンダードの薔薇ができるのか?体験するまでは想像すらできなかったのですが・・・

台木に切り込みを入れて、皮に咲かせたい薔薇の芽を皮と一緒に着けるという・・・何とも緻密な作業なのでした。皮を剥いで芽を付けることで、活着したら芽の着いた薔薇が咲くという この不思議な世界~~。((+_+))

今更ながらスタンダード仕立ての薔薇が高額なのもうなずけます。

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そして今日の朝、一緒に作業した庭友さんから「芽が出たよ」とのLINEが!

慌てて私の台木を眺めたのですが、今のところ反応なしです。汗 これからに期待!?

ダメなら台木に咲いてもらうしかない~。それもまた良し~~。笑

 

 

 インスタはこちらから→

再び迎えた薔薇に思うこと

蕾が膨らんできて、いよいよ仙台にも薔薇シーズンがやって来ました。

 新しい庭になり、薔薇苗を数種類 庭にお迎えしました。とは言っても、今回撮った薔薇は以前庭にあった薔薇たちです。

そうなんです。今日は「いろんな理由で別れたけど、改めて今回お迎えした薔薇」たち。「別れてもやっぱり好きなのねシリーズ」ともいう??

 

レイニーブルー

ある方のインスタに「みんなが大好きレイニーブルー」と記してありました。

大きさもちょうど良いし、色もいいですよね。主張し過ぎないし、花持ちもまずまず。確かに女子が好きな現代薔薇の要素がてんこ盛りです。

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レイニーブルー

数年前のオープンガーデンの時、この薔薇の名前を聞かれたのでお伝えすると、友人Yさんが「徳永英明ですね」とのこと。笑

それを聞いてお客様がレイニーブルーを口ずさみ始めました。 皆さんドンピシャ世代だったようです。

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以前の苗は陽当たりも栄養もバッチリだったはずなのですが、あまり大きくなりませんでした。なので今回はレベンジ!

♪レイニーブルーもう終わったはずなのに♪ 

♪レイニーブルー何故追いかけるの♪ 汗

 

 

ジャクリーヌ デュ プレ 

チェリストの名前をもらったこの薔薇は、遠まきに見ると儚げな花びらですが、近くで見るとなかなかの個性派!ちゃんと主張してる!もしかしてクセあり?と思わせる彼女です。笑

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以前の苗は花が小ぶりで、シュートもそんなに大きくなりませんでした。当時はそういう品種だとばかり思っていましたが、今回は花が大きく存在感アリアリです。汗

 

シャポード ナポレオン

シャポードナポレオンはスパイシーなダマスク香も良いのですが、何と言っても独特の萼の形がナポレオンの帽子にたとえられる個性派です。

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今回は薔薇コーナーで久しぶりに再会し、萼を見て衝動買いをしたのでした。

以前は鉢で育てたのですが、今回は地植えにしようかと思っています。どこが適地かしら・・超個性派だから迷ってしまいます。

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☆もう本当に昔になってしまいましたが、11年前にこの薔薇の事件をブログに書いていました。

その記事はコチラ☟

http://blog.niwablo.jp/rui/kiji/16657.html

 

しかし、今回ナポレオンを庭に迎えて思った事があります。

ジャクリーヌ同様、昔より花が大きく感じるのです。以前は周りの薔薇たちも今より華やかで大きな薔薇が流行だったので、そのように感じなかったのかもしれません。

十年以上前に買った薔薇をまた買うって・・人の好みって基本的には変わらないのかも と思っていましたが、本当は時代は確実に流れているようです・・・。

 

庭の風景(5)

こんにちは!

懲りずにPCガーデンフォルダの画像なのですが、今回の玄関周りで一段落です。お付き合い頂いてすみません。汗

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郵便受けのお隣は黄緑のデイァボロで、その隣はヘンリー蔦。

 

ベニカナメの生垣にサヨナラして、道路側に念願のフェンスを付けた時、前面にお迎えしたのはデルバールのシャンテ・ロゼ・サトです。BISESや河合さん監修の薔薇図鑑でも取り上げていただいた思い出深い風景です。

数年はこのような形で咲いたのですが、残念ながらテッポウムシの被害で枯れてしまいました。

春(2)

 

フェンスの後ろ側には、マダムアルフレットキャリエールを植えていました。花のお顔はとても上品なのですが、開花も早く見かけによらず自由奔放なマダムのシュートには閉口しました。これ以上マダムの遊びに付き合うのは無理~!と判断してお別れすることに。笑

 

キャリエール

 

その後にフェンス後ろ側に植えたのはオールドローズのフランソワジュランビル。

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発育旺盛な品種ですが、いつも強剪定なので(切り始めると止まらなくなるだけ)花は少なめです。

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こちらはガーデンダイアリーにも掲載していただき、開花期の様子が残せて良かった。(^^)

 

さて、今まで玄関の画像を入れなかったのはネットの特性を考えてのことでしたが、今は子供たちも巣立ち 家の状況も変わったので画像も問題なしかと思われます。

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駐車場の前のピンクの薔薇はイングリッシュローズのモーティマサックラーでした。出入り口が狭いので、ぶつかっても痛くないようにトゲのない品種を植えていました。

でも西日のきつい環境で土が少ない場所だったので、何とか頑張って上まで伸びて咲いてくれた状態でした。

 

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ガーデニングには関係ないのですが~10年近く乗った私の可愛いクロスポロちゃん。モデルはもう廃版になっていて、何とかケアしながら可愛がってきましたが、今回オイル漏れやら 何やら いろいろあって 修理とメンテナンスも高額になって手放すことになりました。足が痛い時も、もちろん日常も、頼りになる私の相棒でした。

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家にも庭にも歴史あり。

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でも、昔のことは覚えていますが、これからの新しい歴史は忘れる可能性ありね。笑

だったらその時その時を、庭でできるだけ心地よく過ごすのみですね~。

 

 

庭の風景(2)

こんばんは。

今日は前回に引き続き、PCのガーデンフォルダの中の庭の風景です。見覚えのある画像も出てきますが、もし良ければお付き合いください。

以前はニュードーンだけを誘引していた玄関周りでしたが、株が歳とってきたので ある時期からアーチのアルベリックバルビエの枝を玄関側にも逃がしてみました。その後はバルビエの白が勝る感じに。

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昔から頑張っている病気がちの古い株の薔薇は枝の切り具合も大事で、広げ過ぎずに咲かせて、次に咲かせる薔薇との新旧交代も考えながら過ごすのがいいのかな~と思っています。

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ここは庭で一番陽当たりの良い場所。ウインチェスタ―キャセードラル、ウインダメア、アイスバーグ、マダムルグラデサンジェルマンなどの白薔薇コーナーでした。

薔薇はほぼ白だったので、宿根草や一年草は紫やブルーの濃淡で遊んでいます。ブルー系でも花形や色が少しづつ違うので、いろんな動きが出て楽しかったな~。

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広さもこのくらいなら管理できそうなので、今回も宿根草と一年草をミックスさせてこの画像と似たようなコーナーを作りたいな~と思っています。

 

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先ほどお話をしたように、ここはほぼ白薔薇コーナーでしたが 大好きなレイニーブルーは「特別枠」で植えていました。笑

でも、一番良い場所だったのに何故か全然大きくなりませんでした。背丈もカラドンナに負けていますね。笑 翌年はガツンと大きくなるに違いないと思っていたのですが、翌年はもっとしょぼかった。笑 肥料も陽当たりも申し分なかったのですが・・・何故?本当に分からない~。

たぶん個体の問題だったのでしょう。そうとしか思えないです。

 

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こちらは玄関横の立水栓のコーナー。

蛇口までは映っていませんが、昔、そのまた昔にどうしても鳥かカタツムリの蛇口が付けたくて(そういう蛇口が出始めた時期でした)蛇口を買って業者さんに頼んでレンガの立水栓を作ってもらいました。シンプルながらなかなか趣があり、出来上がった時の幸せな気持ちは今でも覚えています。あは。(*^▽^*)

立水栓は豊田みきさんやgarden &furnituresの長谷川さんの本の中などで何回も何回も拝見し、それまでそういったものは実物ではなく雑誌の中で見るのものだったからです。

そんなに一度にお金をかけなくても、自分の好きな物は一つずつなら作っていけるかも。そんな気がしてきた頃でした。

 

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アーチ第一号はその次に作った夢の完成品でした。

アーチがあればつる薔薇が誘引できる。どんな薔薇を植えよう~♡

庭の楽しみの始まりのアーチでもありました。