「トンネルを抜けると雪国だった」そんな小説を思い出しそうな日でした。
月曜日の夜の事でした。
普段は、あまり鳴ることのない家電がなり、嫁さんが出ました。女性からの電話です。
最初は誰だか、分からなかったようですが、すぐに分かったようですが私の従兄弟の嫁さんからでした。
私の父は八人兄弟の長男で、私には、12人の、いとこがいます。多くは東京に居て、幼い頃には長野にもよく遊びに来ていました。 仲が良く私より6歳年下の従兄弟が、入院して居た事も知らなかったので驚きました。病院の先生が会わせたい人が居たら連絡を・・・・
その連絡を貰ったのです。川越に向かいました。 到着した病室には、おじちゃんとお嫁さん下の娘さんが来ていて。 下の娘さんと会ったのは初めて、お嫁さんと会ったのも20数年ぶり・・・・
川越には一度行って見たかった場所ですが、こんな形で川越に行くことになるとは。
私が結婚してからも何度も会っている85歳になる、おじちゃんは、私が子供だった頃の事しか思い出せないようでした、そのおじちゃんの 悲しそうな顔が忘れられません。
川越からの帰りが夕方になり、長野では雪が降りそうな天気予報だったので心配でした。川越は雨降りでしたが県境の峠で雪になると嫌だと思いながら高速を走ります。 雨降りの高速をゆっくりとしたスピードで走ります。
峠を上り始めるまで雨降りだったのが小降りになり、県境のトンネルの前では道路が乾いた感じでしたが、渋滞・チェーン規制の案内が出ていました。
トンネルの中に県境があり、県境を通過して「長野に入りました」とナビのアナウンスが聞こえたと思ったら、前方を走る車がハザードを点灯させスピードを落とします。渋滞です。高速で渋滞に巻き込まれたことが、何度もありますが、碓氷峠でははじめてのこと、止まっては進みまた止まる、そんな繰り返しを何度したのか。
トンネルを抜けた所で、一台一台タイヤをチェック。トンネルを抜けた途端、雪景色になっていました。 高速は長野までチェーン規制になっていて、家に到着すると庭が白くなっていて朝の庭の様子とは違う庭。ずいぶん長い時間走ったような疲れました。 車のライトが庭を照らすと真っ白。
雪があるだけで気温がぐーんと下がり、体感温度はもっと低く感じてしまいます。暖かだったり寒かったり体調の管理が難しいシーズンです。
今朝、新聞を取りに庭に出てみると雪の積もった様子が見えた。 例年の今頃であれば当たり前の風景ですが、今年は違う。
剪定したときに、残していたザ・プリンスの蕾は、年末から蕾のままです。 ビニール袋を被せると花を咲かせることもありますが、そのままにしていました。
伸びてきたムスカリも寒そう
香り始めた沈丁花、香りも止まりそう
楽しいことで走るのと違い、こんな時の渋滞は疲れるものですね。
雪が降ったり、暖かくなったり・・人生と似ている気がします。
雪が降っても、春が来ると思うと もう少しなら我慢できますね。
数十年ぶりの再会が、こんな形になるとは、思い返しても 切ないです。
歳をとると、知人との別れが多くなったようで 切ないです。
昨年、亡くなった、斜里のかあさんの娘さんが札幌で暮らしていて
昨年、かあさんの思い出が書かれた手紙を受け取っているのですが
いまだに、返事が送れていません 思いだすだけでも切なくて。
携帯電話が今では普通になっているので家電がなるとびっくりします
そして、出るまでドキドキするのは何故でしょう?
我が家の親戚付き合いも親が居るころは頻繁だったのが代が替わると自分たちの生活が中心になって疎遠になってしまいます
最後の寒波?になって欲しいですね 春よ来い!!!
友人は、ほとんど携帯に連絡が来るので、家電は、何かの勧誘が多いです
知らないと思える人からの電話は、どうしても無愛想になりますね
雪降りの夜の高速は気を使うので、今日はドット疲れが出たようです
昨年までは、どんなに走っても平気でしたが もう若くないですね。
寒さが 応えます。
leonさんと一緒で夜中の電話や夜遅くのピンポンは必ず家族に何かあった時のことなので、
心臓がばくばくします。おじ様の病院への駆けつけ、おじ様もきっと辛い対面、こちらも辛い。
本当に年を重ねるって残酷ですね。
雪のお庭、植物にも試練ですがムスカリの画像は見る分にはアートみたいで可愛いです。
早は、歳を取りたいという気持ちと、このままで時間よ止まれ どちらもあります。
庭でゆっくり時を過ごすのには 仕事を辞めなければ 体の事を考えると このままで
いろんな事を考える歳になってしまったようです。
たった一日で、雪はほとんど消えてしまいました。 また降るかも