仙仁の裏山を散策していると、紫陽花の花がたくさん咲いていました。山道は高く伸びた樹々で昼間ですが、少し薄暗い感じで、良く晴れた日差しが強そうな日にも関わらず、ひんやりしていました。
坂道を上り、少し広い場所に出たので見上げてみると10mは超えるような高い木がたくさんあり鬼胡桃の木もあります。
高い木から落ちた、胡桃の実が幾つも転がっていて、緑の衣をまとっている実は、落ちてから時がそれほど経過した実ではなく、時間と共に茶色に変わっていきます。茶色になると、中の実を取り出すのは簡単で、少し先のとがった感じの形をして鬼胡桃が出てきます。
陽当りが悪いせいなのか、色の無い紫陽花多くみられました。 植物は陽を浴びて成長していくのだから環境で違いがあるのでしょう。
何に見えるでしょうか? 紫陽花の蕾です。見つけた時に、シャクヤクの蕾のうに思えました、伸びた茎の先端にある丸い蕾。
開き始めた紫陽花の蕾を見れば紫陽花の花だと実感できました。こんなふうに紫陽花の花が咲くのか、庭で咲く紫陽花とは咲き方が違うと思います。
丸い蕾がたくさんある紫陽花、少しの時間を歩いただけでしたが、いろんな山紫陽花を見る事ができました。身近な場所でも、植物のいろんな様子が見えてくる。
梅雨が明けたようですが、まだ梅雨が続いているような今朝の空です。
最後の写真はめちゃめちゃ好きです。
こんな山アジサイ育てたいけど無理かな~。
造られた園芸種の植物よりも、時には地味ですが、野に咲く自然界の花の方が
実直を感じることがありますね 家の庭で咲いている紫陽花は色褪せてきました。