先週あたりから、風があると沈丁花の香りが庭に流れてきています。
南東の我が家の入り口の花壇に、沈丁花が植えてあり、我が家では、春の知らせの香りになっています。 桜の花が咲く頃には、ヒイラギナンテン・アポロが黄色の花を咲かせ、沈丁花に似た香りを漂わせます。
昨日の午後、東京に向かいました。従兄弟とのお別れの為に向かいました。
「親より先に行くなんて親不孝」 そう言ったように聞こえました。
17日、午後6時から 従兄弟とのお別れの お通夜があり 戸田公園の東横インに宿泊
18日 午前10時から 告別式があり最後まで居ることにしていたので一泊しました。
場所は、東京都の船渡の土手の下で川を挟んで、埼玉と東京の 県境で、埼玉と東京を何度か往復しましたが、宿からは2キロほどの距離なので車で10分ぐらいです
棺の前に立ち尽くし、息子に話し掛ける、おじちゃんの後ろ姿は、震えていました
「親より先に行くなんて親不孝」 そう言ったように聞こえた声を聞いて
急に、熱いものがこみ上げてくる
人生80年と言われるようになっているこの頃、56歳は 早過ぎる。
献杯の前の、一言を話すようになったのですが
「えいちゃん」と 従兄弟の名前を言ったときに、グツと込上げてくるものがあり、どうにか堪えて 続けます 幼い頃、一緒に遊んだときの彼の笑顔が浮かびます。
一週間前に、川越にお見舞いに行き、顔を見ていたものの いまだに、信じられない気持ちもあります。
帰り、軽井沢で休んでから戻ったので家に到着したのは暗くなってからです、雨が降っていました、車を降りると、急に沈丁花の香りが、気のせいなのか出発前よりも強い香りに思えます。
従兄弟様のご冥福をお祈りします。
toledoさんのお辛かった気持ちもよくわかります。
沈丁花がいい香りでも寂しくなった思い出がこれから毎年思い出されますね。
でもこれからまたチューリップや薔薇と明るい気分も。
チューリップの花芽を今朝見つけました。
春が、もうすぐという感じですね。