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金木犀

金木犀の香りに包まれた庭。

京都から戻って、体調もだいぶ良くなりました。
出発前には気づかなかった金木犀の花が咲いていて、金木犀の甘い香りが私を癒してくれたようにも思えます。遠出をして戻ってくるときに県境を越えて長野県に入ると、不思議なほど気持ちが楽になります、家に到着すると、もっとリラックスできて不思議なぐらい楽になります。

金木犀

庭の金木犀


家の西側の隣地境界あたりに金木犀が植えられています。植えた当初は高さが1メートル50㌢ほどでしたが、すっかり高くなりました。植え場所も何度か移動させています、手が届く下枝は切り落として風通しを良くしていますが常緑のこの木は鳥のねぐらになりやすく、最近まではスズメが団体で寝ていました。鳥が来るのは問題が無いのですが糞が酷くて、寝ている時に木を揺すったら、最近は別の場所にねぐらわ変えたようです。
金木犀の花

金木犀の花


金木犀の花は、小さな花ですが、強い香りを漂わせてくれます。春には東側の花壇の中に沈丁花が植えられていて、とても良い香りをさせ、沈丁花の花が終わり、ひと月も過ぎると薔薇の香が庭を包みますが、何種もの薔薇の香が混ざり合って、秋には西側の金木犀が良い香りをさせてくれる庭です。 ドクダミの匂いは苦手で見つけるとすぐに抜き取りますが、良いので、しばらくするとねまた姿を見せます。
散り始めた金木犀の花

散り始めた金木犀の花


やっと咲いてくれたと思っていたのに、もう散り始めています。
名前の由来はギリシャ語の香りです、中国では桂花陳酒・桂花茶と言われる金木犀の花を使ってお酒やお茶を作っています。私はまだ見たことがありませんが、日本でも金木犀の花のジャムを作っているようです。
金木犀の花色はオレンジのような色ですが、会社に銀木犀があり、花色は白花になります。明日ね会社に行ったら銀木犀の白い花が咲いたのか見てみるつもりですが、大きな樹です。

春の香り

今日は寒いです。 雪と言うよりは、あられのような白い固まりが落ちてきて、屋根の上でパラパラ音を立てています。
寒くなったり・暖かくなったりで、体調管理が大変です。
桜開花予想が4月6日で、例年よりかなり早いです、でも今日の寒さを考えると、ほんとうに4月6日かな? と

一昨日、今年初めて咲いた原種チューリツプがあり、今日、写真と撮ろうと庭に出てみると、閉じていました。
チューリップも寒さを感じたのだと思います。 赤と黄色の可愛い花。

原種チューリップ

シーズン最初のチューリップ。

20年前に作った、門柱の前の花壇の中に沈丁花が植えてあります。 初めは違う花を植えていたと思いますが、何度か変えて最終的に今の、沈丁花になりました。 狭い花壇で根が張りずらいのか、葉色がいまいちですが、春一番の香を届けてくれる沈丁花です。風がなくても庭中に香ますが、風が吹くと、もっと良い香りがして来て、不思議です、ここで暮らして長いのですが、道を挟んだ隣の家の玄関前に、同じように沈丁花が植えられていて、香が倍増しているようです。 私の家より1メートルほど高い敷地なので余計に風が吹くと香が流れてくるようです。

沈丁花

門柱前の花壇に植えた沈丁花

門柱は、敷地の東南の角にあり、風水を信じている訳ではないのですが、先人が言っている事でそうしました。 門柱の上を黄色の花を咲かせるグラハムトーマスが花を咲かせます。

グラハムトーマス

昨年のグラハムトーマス。

昨年の5月24日の、クラハムトーマスの画像です。

東とは反対方向になる西側の駐車場の後ろに、桜の季節に沈丁花と同じような香りのするヒイラギテンテン・アポロを植えています。 これも風水を信じている訳ではないのですが、魔除けになる柊を植えています。 
まだ黄色のつぼみですが、開花するととても良い香りがしてきます。

ヒイラギナンテン・アポロ

ヒイラギナンテンの後ろにシャラの木が植えてあり、上部が枯れて、何度か切りました。当初5メートル程あった丈が今では、低くなっています。 シャラノ木の後ろに金木犀が植えてあります。背丈が180センチの木を植えて、植えた場所が気に入らず三度移動させて今の場所に収まりました。 

金木犀

家の西側にある金木犀

大きくなりましたが、中ほどから下の枝は全部切り取りました。

沈丁花・アポロの香りが消えると秋の金木犀までの間の庭は、薔薇の香りが楽しませてくれます。

沈丁花の香る頃

沈丁花の香る頃

先週あたりから、風があると沈丁花の香りが庭に流れてきています。
南東の我が家の入り口の花壇に、沈丁花が植えてあり、我が家では、春の知らせの香りになっています。 桜の花が咲く頃には、ヒイラギナンテン・アポロが黄色の花を咲かせ、沈丁花に似た香りを漂わせます。

昨日の午後、東京に向かいました。従兄弟とのお別れの為に向かいました。

「親より先に行くなんて親不孝」  そう言ったように聞こえました。

17日、午後6時から 従兄弟とのお別れの お通夜があり  戸田公園の東横インに宿泊

18日 午前10時から 告別式があり最後まで居ることにしていたので一泊しました。

場所は、東京都の船渡の土手の下で川を挟んで、埼玉と東京の 県境で、埼玉と東京を何度か往復しましたが、宿からは2キロほどの距離なので車で10分ぐらいです

棺の前に立ち尽くし、息子に話し掛ける、おじちゃんの後ろ姿は、震えていました

「親より先に行くなんて親不孝」  そう言ったように聞こえた声を聞いて
急に、熱いものがこみ上げてくる  

人生80年と言われるようになっているこの頃、56歳は 早過ぎる。

献杯の前の、一言を話すようになったのですが

「えいちゃん」と 従兄弟の名前を言ったときに、グツと込上げてくるものがあり、どうにか堪えて 続けます 幼い頃、一緒に遊んだときの彼の笑顔が浮かびます。

一週間前に、川越にお見舞いに行き、顔を見ていたものの いまだに、信じられない気持ちもあります。

帰り、軽井沢で休んでから戻ったので家に到着したのは暗くなってからです、雨が降っていました、車を降りると、急に沈丁花の香りが、気のせいなのか出発前よりも強い香りに思えます。