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Davidia involucrata

ハンカチの木 生きた化石

ハンカチの木を鉢植えにして。 別の呼び方では「幽霊の木」とか「鳩の木」とも呼ばれていて。 この木を発見したのはフランス人の神父アルマン・ダビットでジャイントパンダを発見した人としも有名な人物です。ハンカチの木はミズキ科で中国の四川・雲南省が原産で1000m以上の高地にある木で学名をDavidia involucrata属名のダビディアは発見した神父にちなんでつけられた名前です。 この木はオオギリ科デ第4氷河期に同族の木の多くが滅んでしまったので生きた化石とも言われています。

Davidia involucrata

鉢植えのハンカチの木

ハンカチの木の特徴は、ハンカチのように見える白い苞葉です。苞葉とは蕾を包んだ葉の事を言います。苞葉の下に花があります。 この苞葉が。なんの為にあるかというと花を守る役割をしています、苞葉に多くのフラボノイドの成分が含まれていて植物に有害な紫外線を吸収働きがあり紫外線だけをカットして可視光だけを通過させています。そんな役割があるので苞葉は、かならず花が太陽光にあたらないように付いています。

日本には1952年にアメリカから種が来たのが始まりで、現存するもっとも古いハンカチの木は小石川植物園にある木がそうです。 大きくなると20㍍にもなるハンカチの木。