今回の旅ではポルトガルに行ってきました。 ヨーロッパの中で治安の良い場所を考えるとポルトガルとバルト三国になり、バルト三国に行きたいと思っていましたが、ロシアの西にある国は寒いので、この季節での旅は反対され、一度は行ってみたかったポルトガルに決めました。 日本の国土の四分の一で人口は一割程度、ヨーロッパ大陸の最西端に位置していて、気候も暖かで、優しい人達に出会える国でした。 NHKのヨーロッパ鉄道の旅で関口さんが、もし最後に暮らすとしたらポルトガルだと言っていた国です。 リスボン・コインブラ・ナザレ・など回りましたが、いちばん印象強く残っているのがポルトガル第二の街ポルトです。
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ドン・ルイス1世橋
パリのエッフェル棟を建てたギュスタ-ヴ・エッフェルの弟子が設計した、この橋は街のシンボル的、存在の橋で、上は電車が走っていて両側が歩道になっていて歩くことができます、南から北に橋を歩きドウロ川を渡りました。歩いて渡る間にも何度も電車の走る様子を見ることが出来ました。
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カイス・ダ・リベイラ
夕食は、ドン・ルイス1世橋の下でドウロ川岸にあるカイス・ダ・リベイラでの食事、1階は地元の人でいっぱいで、三階にあがっての食事。
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カイス・ダ・リベイラ サラダ
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カイス・ダ・リベイラ タコライス
ヨーロッパの中でも暖かな国なので野菜は、たくさん出てきました、トマトのサラダにパクチが混ざっていなければ良いかな、タコライスはタコがたくさん入っていた想像以上に柔らかくて食べやすかったです。
リスボンもそうでしたが、とにかく坂道が多く、旧市街の世界遺産歴史地区は歩道も車道も石畳みで、食事の後で、どうしても行きたかった装飾タイルの綺麗な、サンベント駅と世界で六番目に綺麗だと言われているカフェに地図を頼りに歩きました。
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Estacao de sao Bento
ホルトガルは、何処に行っても素敵な装飾タイルazuiejoが見られます。 ポルトでも旧市街を歩いていれば、良く見かけます、サン・ベント駅のアズレージョを見たくて、夜の街を歩いて向かいました。
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Estacao de sao Bento azulejo
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Estacao de sao Bento azulejo
装飾タイルのアズレージョは、青いタイルだとばかり思っていましたが、駅の上部の壁には色彩豊かなアズリージョが貼られていました、ポルトガルの街であれば、かならずと言えるほどに装飾タイルが見られます、スペインもそうでしたが、ポルトガルもアフリカから、やって来たイスラム民族に支配されていた時期があり、装飾タイルは、その時代の文化が今でも受け継がれているようです。
サンベント駅(Estacao de sao Bento azulejo)
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アズレージョの外壁が奇形な教会
駅を出て、さらに石畳の続く道を行くと、外壁のアズレージョの綺麗な協会に出会いました。 このような建物が、街のいろんな場所で出会えます。後で調べたらサント・イルデフォンソ教会ダトわかりました。
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Majestic Café.files
今度は、下りながら石畳を進むと、見つかりました、世界で六番目に綺麗だと言われているカフェ Majestic Café.files 外観も素敵です。
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Majestic Café.files
店内に入ると、とても愛想の良いスタッフが、そこは寒いから、席を選んでくれました、席に着いてから入り口の方を見ると、硝子戸の四か所の小さなガラス窓が風で動くので、暖かな国だと言えども夜は寒い、この季節の最低気温は8度前後、最高気温は20度を少し超えていました。
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francesinha
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ポテト
日本に居る時から、Majestic Café.filesを調べて、メニューを何点かコピーをして持って行ったのですが、メロンのコールドスープやケーキ・アイスのセツトは昼間だけのメニューだったようで駄目で、ポルト名物のフランセジーニャはフセンスのクロックムッシュをポルトガル風にしたパン・ハム・肉をチーズで包み込んだ料理でボリュームがありました、夕食の後だったので坂道の石畳を歩いていなければ大変でした。 スタッフの人が気を利かせて切り分けてくれました。付き合わせのポテトも網の籠に入ってお洒落
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rabanades
ポルトガル風フレンチトーストのラバナーダツシュは修道院のレシピで作れた伝統的なスイーツで、今回のポルトガルの旅の中で食べたスイーツでは、いちばんで、メニューには、お店の名前まで付けられていたので自信作だと思います。 紅茶は、テーブルの横にスタンドを置いて用意してくれます。
マジェスティック・カフェ(Majestic Café.files)
カフェでタクシーを呼んで貰いホテルまで車を走らせましたが、どんどん違う方向にむっているように思えた、石畳の坂を上がって行く、路駐され狭くなった道を物凄いスピードで走り、道が広くなるとメーターは時速110㌖は出ていた、自然と足に力が入る、橋を渡れば、それほど遠くないはずですが、時間が過ぎていく、運転手はスマフォを手に取り行先を探しているようだった、かなりの遠回りをしてホテルが見えたのに、入り口がわからないのかホテルの周りを三週はしたかな、無事に到着したので、こんな事も思い出、 物価が安いポルトガルはタクシー代も安い、タクシーはベンツが多かったが石畳みをあのスピードで走るそいか、かなりガタがきていた。
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リブラーデ広場のコブシの花
翌日、市内観光でリブダーデ広場でコブシの白い花を見つけた。
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世界遺産のレロ・イ・イルマン書店
ポルトで、もう一か所行きたかった場所は、レイ・イ・イルマン世界で一番美しい本屋さん。天国に向かう階段と言われている螺旋階段のある世界遺産の本屋さんです。 入店するにも入場料が4ユーロが必要で、近くで購入してから入ります。表から見るとドレスがかざられていて本屋さんではないかのように見えます。
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世界遺産のレロ・イ・イルマン書店
ハリーポツターの著者、j・kローリング氏は英語教師として2年ほどポルトで暮らした事があり「ボグワーツの魔法学校」の構想は、この書店から思いついたのではないかと言われていて、実際に中に入ると映画のシーンに出てきているように思います。 とにかく店内は大勢の人で身動きするのも大変でシャッターチャンスが難しい。
レロ・イ・イルマン書店(LivrariaLello)
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PonteDomLuis1
ランチは、橋の見える川岸にあるワインセラーのサンデマンの近くでした。
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ポートワイン サンデマン
ワインセラーのサンデマンを見学したあとでポートワインの白と赤の試飲があったのですがのめない私はパス お土産にワインのペーストを閉じ込めたチョコを買いました、9粒入りで14ユーロほどしたかな、ワインのミニボトルもお土産用
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ポルトのランチ
ポルトでのランチのお店の名前は忘れましたが、前菜に、生ハム・チーズで、続いてイワシ料理、それから豆料理がベーコンとアサリで二皿、続いてハルマキのような揚げ物、メインが肉料理
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ランチのデザート
デザートはバイキング式の食べ放題、この他にもエックタルト他たくさんあり、とても食べきれない、ポルトガルの食事の時には、多くの店でお皿が空くとお変わりを持って来てくれた。 味は、ヨーロッパの中で日本人に合う味だと思います。
ポルトガルの旅はつづく・・・