カテゴリー別アーカイブ: 雑草

見た目と性質

花ネタも無いので、またまたウォーキングの時の話を。

日曜日、夕方、夕暮れの空を見ながらウォーキング。

頬を撫でる風も幾分か柔らかくなり、歩きやすい季節です。

河川敷を歩きながらその途中で見かけた草花をパシャリ。

ニラ(韮)

ニラ

ヘクソカズラ(屁糞蔓)

ヘクソカズラ

センニンソウ(仙人草)

センニンソウ

アレチウリ(荒地瓜)

アレチウリ

イタドリ(虎杖)

イタドリ

ヤブカラシ(藪枯し)

ヤブカラシ

このほかにもキバナコスモスやおしろい花など、

咲いている姿を見るぶんには可愛いくて癒されるけれど、

アレチウリは繁茂により在来の生態系を破壊し、

動植物に悪影響を及ぼすとして「特定外来生物」に指定されていたり、

ヤブカラシのように藪を覆って枯らしてしまうほどの繁殖力のある雑草など、

「可愛いお花」ってだけでは済まされない問題があるようです。

そんなことを考えながら歩いていると、

アッという間に時間が過ぎ、いつもより多めに歩くことが出来ました 笑

嫌いじゃないけど、ちょっとゴメン(ーー;)

今年は梅雨に頼り切りのアジサイが不作で、

花ネタも尽きかけている今日この頃。

何か、咲いてるお花無いかなぁ~・・・と花壇の見回りをしていると、

(・・ )( ・・)キョロキョロ ありました、ありました、この花が。

ドクダミの花

ドクダミです(o_ _)o ドテッ!

僅かしかない土スペース、雑草が蔓延らないようにと定期的に草抜きしてるにも関わらず、

このドクダミだけはちょっとやそっとじゃ消滅しない(;´Д`)

薬剤散布すれば枯れるのかもしれないけれど

他の草花も少々植えてあるので薬剤をガッツリ撒けないもどかしさ。

ドクダミの花

そのたびに「ウリャ~ \( >o<)ノ⌒*」

「コリャ~(((((;`Д´)≡⊃)))))」

「コンニャロメ~ヽ(#`Д´)っ┌┛●~*●~*●~*」と

雄たけびを上げながら抜いてたのに、気が付けば又、蔓延ってる(◎_◎;)アァ~

ドクダミの花

だけど、その厄介な性質とは裏腹にこの白いお花は楚々として美しいのね。

だから、根っから嫌いになれないのかも(ーー;)

だけど、沢山は蔓延らないで!

老婆の体力と時間が奪われるのはちょっとゴメンだからね(≧▽≦)ニャハ

知ると面白い

先日、ちょっとだけ河原をお散歩。

そこで見つけた白花溝蕎麦(しろばなみぞそば)

白花ミゾソバ

ミゾソバとは溝に生える蕎麦の意味らしく、

確かに河川敷のいたるところに群生しておりました(^^;

でも、お花はお蕎麦のお花とほとんど同じで、

薄っすらピンクのしべがとっても可愛く緑色の実も沢山着いていました。

これほど本物?の蕎麦とそっくりなのに、このミゾソバは食用じゃないの?

・・・と卑しい私は思って調べてみると、

どうやら、古い時代には飢饉時に救荒食として食べられていたようですが、

実は苦みが強く食用に適していないようで、

新芽や柔らかい葉などを食用として食べられていたようです。

 

そして、小栴檀草(こせんだんぐさ)。

引っ付き虫

鈎のついた種子で、衣服や動物の毛につくコセンダングサは、

昔から晩秋の野辺を代表する植物で、

「ひっつきむし」として嫌がられておりますが、

近づいて見るとなかなか芸術的で味のある風景として見えます。

 

野草たちが教えてくれる季節の移ろいも目線を変えると面白いですね。

似ていても扱いは違う

 

建物裏の花鉢待機場所で沢山のお花をあげているムラサキカタバミを見つけました。

ムラサキカタバミ

ムラサキカタバミは道端や庭先、空き地などで野生化し、

各地で要注意外来生物に指定されている植物です。

一見、オキザリスと間違えてしまいそうですが、

よく見ると、葉の形やしべの色、花姿などに違いがあるようです。

何故か鉢植えしてあるオキザリスはなかなか成長しないのに、

雑草として扱われるムラサキカタバミは色々な所に出現し生育旺盛です(何でやねん!)

ムラサキカタバミ

要注意外来生物なので本来なら発見次第早々に引き抜きたい所ですが、

こんな可愛い姿を見ると、なかなか引き抜くことが出来ない私です💦

違う意味で「何でやねんっ!」ですよね(;一_一)

梅雨の間は雨が続き、土も柔らかくなっているので、

近いうちに根こそぎ堀り上げようと思います。

野草と遊ぶ♪

先日、河川敷に生えている野草のアレンジをアップしましたが、

その時、一緒に採取してきた植物がもう一種残っていました。

野草 風草

「風草」と呼ばれている植物だと思われます。

野草でも、こうして花瓶に飾ると涼し気で素敵に見えませんか?

しばらく愛でて楽しんだら、こんな風に雑貨とコラボして楽しむのもいい感じ♪

風草 野草

ついでに小判草(コバンソウ)と、姫小判草(ヒメコバンソウ)もパシャリしてみました。

小判草(コバンソウ)

小判草 コバンソウ

姫小判草(ヒメコバンソウ)

姫小判草 ヒメコバンソウ

野草ならではの強さと趣を感じられる素朴な姿にウットリ(´ー`)

たまにはこんな花遊びも楽しいものですね。

花と遊ぶ♪

先日の休日、久しぶりに河川敷をぶらぶらお散歩♪

・・・・・と言いたい所ですが、

実は野草を採取に行ってきました。

わざわざ野草を採ってどうするの?・・・って思われるかもしれませんが、

場所や季節によっては庭花と変わらない、

イエ、見方を変えれば、美しいも可愛いも持ち合わせた野趣あふれる草花があるのです。

20分ほどウロウロしただけで、こんな野草たちを採取出来ました♪

採取してきた野草は、

 

小判草(コバンソウ)

小判草 コバンソウ

赤詰草(アカツメグサ)

赤詰草 アカツメグサ

野蒜(ノビル)

野蒜(ノビル)

西洋引蓬(セイヨウヒキヨモギ)

西洋引蓬(セイヨウヒキヨモギ)

姫小判草(ヒメコバンソウ)

 姫小判草(ヒメコバンソウ)

千茅(チガヤ)

千茅(チガヤ)

 

それを全部まとめて籠に飾ると・・・

 

雑草と言われる草花のアレンジ

「ザ・ナチュラル」って感じだけど野草とは思えない可愛さでしょう?

野草アレンジ

河川敷や空き地に生える野草も、

目線を変えて見るだけで素敵に見えませんか?

今回も個性溢れる草花に出会えて満足♪満足♪(≧▽≦)

mini Meadow♪

一度作って見たかったドライに挑戦しました。

それはタンポポのドライ。

タンポポの綿毛

「イヤイヤ、空き地や河原に行けば綿毛ドライ勝手にぎょうさん出来てますがな」

・・・って思われるでしょう?

でもね、綿毛になってから採ると綿毛が飛んでしまったり形が崩れるの。

だから、お花が終わり種が充実し開くまでに採ってきて、お家で綿毛にさせるのです。

タンポポの綿毛

でも、どうやら採るタイミングを間違えたようで、ただの白い綿毛のものも(ーー;)(汗)

その綿毛を静かに静かにガラスドームの中に入れて、

昨年ドライした花壇の花達を飾り小さな草原を演出してみました。

タンポポの綿毛と小花のアレンジ

ど~ぅ、そんな風に見えるかしらん?(´∀`*)ウフフ

楽しみと不安が背中合わせ

終わった夏花の鉢と古土のお片付けを済ませ、

やっと、やっと、種まきの準備です。

ブロ友さんは種まき用の育苗用ポットなどを使って丁寧に種まきをされていますが、

横着者の私は、毎年、植木鉢に直播きです(^^;(汗)

種まき

それ故か、強いものしか育てられない私でございます。

そんなわけで、今年もオルラヤ、アンチューサブルーシャワー、

ブラックレースフラワー、シノグロッサム アマビレ、オンファロデスなどなど、

沢山のお花が溢れるように咲く春花壇を夢見て蒔きました。

早いものは蒔いた数日後にはしっかりと芽が出ていました。

発芽

全部の鉢がどのくらい順調に発芽してくれるか微妙な所ですが、

秋の庭仕事を1つクリア出来たので一安心です。

ギリアの発芽

でも、重たい鉢の移動や古土の再生と続いたせいか、

老体の腰、腕、肩は悲鳴をあげています。

あ~・・・今夜も湿布にお世話になりそうだ。。。(。-_-。)

ところで、オマケの話。

夏花の鉢の処理をしようとしたら、鉢の中に雑草と共に「キノコ」が生えていました。

植木鉢の中のキノコ

このキノコ、何やろ?

食べられるキノコならウェルカムだけど、

訳の分からんキノコはいらねぇ~~~っ(*ノωノ)(笑)

見方次第?

花壇の花ネタも無いので今日は雑草ネタです。

近くの河原で咲いているお花を見つけてきました。

ニラ

ニラ

白い星形のお花が固まって咲く姿は、何ともキュートで爽やかです。

このニラの花、お野菜のニラのお花ですが、

土手や空き地で沢山のお花を咲かせているのをよく見ます。

ニラ

そこで疑問、何でニラが雑草のように群生して色々な所で育ってるのでしょう?

畑で作っていたニラのお花の種が飛んで増えてるのかな?

このお花を見るたびに、

「お野菜」だけどまるで「雑草」と不思議な気持ちになります。

ヒメジョオン

ヒメジョオン

キク科のお花だけあって、素朴で可愛らしいお花を咲かせます。

このお花が群生してお花を咲かせているのを見ると、

楚々として素敵だけど、庭や敷地で群生されると困ったもの。

人間の勝手な言い分です(^^;

イタドリ

イタドリ

若芽と茎は酸味がありますが食用になる雑草の1つです。

小さな花が密集し、かすみがかかったように見えるのが特徴です。

食用にもなる事は嬉しいけれど、これまた庭や敷地に蔓延られると厄介者。

でも、ニラも含めて食糧難がやって来た時は、

何処に食べられる植物があるか知っているだけでも助かるのは確か。

これまた、勝手な人間の言い分だけど・・・ね(ーー;)

ヤブカラシ

ヤブカラシ

成長が旺盛でこの植物がからまると藪でも枯れるということから

藪枯し(ヤブカラシ)の名がついた植物。

一度生えるとなかなか駆除は難しいとされています。

しかし、それに反し、お花は質素で可愛くて厄介者には見えないんだけどね(^^♪

ボタンヅル

ボタンヅル

ボタンヅルはクレマチスの原種といわれています。

クレマチスの原種と言われるだけあって、花の印象は繊細で、

真っ白のお花が辺りの雑草を覆いつくすほど咲く様は、

野の花とは思えないほどとっても美しく、見とれてしまうほどです。

ボタンヅル

しかし、その美しさに反し、葉やツルには毒性があり、

皮膚炎、下痢、呼吸異常を発症させることもあるとか・・・

美しい植物には棘があったり、毒性があったりするけれど、

その特徴を持ち合わせることで、

むやみに乱獲されたり、食害されることから免れているのでしょうね。

雑草と言えど、花壇のお花と同じ植物。

立ち位置を変えて見たり、掘り下げて見て見るとなかなか面白いかもしれない。

分かっていても「ズキュン♡」

花壇のお花達が猛暑でことごとく消えていき、

咲いているお花も殆ど無いので、

何処からともなく根付いて咲いている雑草すら可愛く見えてきます(笑)

その中の1つ「露草」

ツユクサ 露草

朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから、

「露草」と名付けられたという説があるそうですが、

私は何故か小さな頃からこの露草が大好きで、

小学校の夏休みの宿題の絵には何度も登場させたくらいです。

だからでしょうか、

この露草を見ると、故郷の幼少期を思い出しおセンチになるのです(笑)

ツユクサ 露草

カメラのレンズからのぞき見るその花の造形は、

艶めかしささえ感じられると同時に、しおらしく儚いイメージでとっても綺麗なのですが、

そのツユクサの繁殖力はそれに相反して逞しく、

茎からも根を出して広がり、花を咲かせた後の種から子孫を増やし、

加えて地上部だけでなく地中にも閉鎖花と言われる花をつけ、

そこにもタネを作ることができるという強者で根絶が難しく、

田畑の強害雑草ともされているようです。

ツユクサ 露草

人も花も見た目だけじゃ分からないものだけど、

何故か、その魅力に単純に魅了されてしまう残念な私です(;´∀`)テヘッ