月別アーカイブ: 2018年10月

裏切りません

お迎えしてから今年で7年。

毎年、変わらずお花を咲かせてくれている那賀川菊「桃色つぼみ」

この那賀川菊は、徳島県の那賀川とその支流である日和佐川にのみ生育する固有種で、

日本産のキク属では分布域がもっとも狭く、今は絶滅危惧Ⅱ類の菊だそうです。

絶滅危惧Ⅱ類の菊と言っても、この「桃色つぼみ」は品種改良されたもののようで、

本来の那賀川菊の花弁はもう少し短く、素朴で野趣あふれる雰囲気ですが、

この桃色つぼみは、つぼみの時はピンク色で、

咲くと真っ白に変化し、マーガレットのような花姿で華やかです。

しかし、その野趣あふれる姿と強さはしっかり引き継いでいるのでしょう、

どんな悪環境の中でもこうしてお花を咲かせてくれます。

本当にありがたいお花です。

これからも毎年、このお花が見られますように・・・

そんな願いを込めて、今年も一杯愛でさせてもらおうと思います^^

ウヒョヒョ~Toガックリ

先日から種まきした、ホリホック、ラグラス、ギリア、シレネと発芽を確認し、

ウヒャヒャ~っと喜んでいる私ですが、

今日は、スイトピーの芽を確認♪

この発芽の瞬間は安堵感とワクワクが交差して何とも幸せな時間です。

しかし、ウヒャヒャ~っと喜んでばかりいられない事実が・・・

この春、長野から持ち帰った苗「レモンベルガモット ベルガモ」

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大好きな大好きなお花なのですが、京都の園芸店で巡り合えることは滅多に無いので、

「大好きなお花だから今後は絶対種からお花を咲かすぞぉ~!」

・・・と意気込んで、花後、種取りしたはずなのに、

 

どこを探してもその種が・・・無い( ;∀;)

 

無いっ(@_@)

 

 

無い~~~~~~っ(>_<)

 

他のお花の種は封筒に入れ、クリップで止めて吊るしてあったのですが、

何度も何度も探してみたけど見当たらない。。。(T_T)

あれほど意気込んで種取したレモンベルガモット ベルガモの種は

一体何処へ・・・・・・・・・・チーン(。-_-。)

 

いよいよ本格的な〇忘れ・・・始まったようです”(-“”-)”

頑張ってます

今年の酷暑の中お花を咲かすことが出来なかったエキナセアが今になって咲きだしました。

でも、葉っぱも茎もボロボロ。

決してイキイキと・・・とは言えないけれど、

それでもこうして咲いてくれると嬉しいものです。

そして、またまたお気持ち程度に咲いてくれた名無しのミニバラ。

コチラも決してイキイキ美しく・・・とは言えないけれど、

お花が少ない当社花壇ではそれでも有難い。

僅かでも色味があるだけで、救われた気持ちになります。

でも、もうしばらくすると、いよいよ咲いているお花も無くなって

色気もなく閑散とした花壇になってしまうんだろうなぁ~・・・”(-“”-)”

 

11月、時間があったら園芸店でも覗くことにしよう~っと。

出だしはOK♪

先日種まきをしたばかりなのに、

早くも発芽したお花がいくつか。

何とも嬉しい瞬間です。

ホリホック

初めてのお花なので、鉢植えで育つのかしら?の不安はあるけれど、

わくわくドキドキも一杯♪

ラグラス オバタス

種まきのことをうっかり忘れドライ用に刈り取ってしまったラグラス。

芽が出るかしら?・・・と心配しましたが、発芽確認でホッ(^^;

ギリア

毎年裏切らない発芽率(笑)

少々の悪環境でも発芽、成長、開花してくれるので有難い♪

最後はシレネ

半端ない発芽量~( ;∀;)

種を撒き過ぎた様です(汗)

これだけ密集してると、間引きは至難の業よね((+_+))

他のお花たちも無事に発芽してくれるのか、

不安とわくわくドキドキが入り混じる季節です^^

秋色

アジサイ「西安」が秋の訪れとともに赤みを増してきました。

残念ながら、枯れた花弁が多く綺麗な姿ではないけれど、

真っ赤に色づいた花はしっとりと落ち着いたアジサイという事を忘れさせるほど

違った華やかさと艶やかさを醸し出しています。

今更ですが、もう少し早く、夏の直射日光対策をしておけば、

もっと綺麗に赤く染まる花姿が見られたのにな~・・・と反省。

来年こそは西安の綺麗な秋アジサイ姿を愛でられるように、

早い時期から対策をとろうと思った私なのでした チャンチャン(ーー;)

気力と記憶と体力と

花壇の片隅でひっそりと咲いているカラミンサ。

初夏から12月ごろまで長くお花を咲かせてくれる宿根草は少なく、

一度植えれば植え替えいらずで毎年楽しめて、大変重宝するお花です。

しかし、鉢植えとなると話は別。

毎年、お花を咲かせてくれるにはくれるのですが、

生育旺盛なカラミンサはすぐに根が詰まってしまうので1~2年に1回は植え替えが必要で、

それをうっかり忘れると、春に芽だしをしてお花を咲かせても、

切り戻しをしながら繰り返しお花を楽しむほどの体力が残っておらず、

秋には弱々しい姿になってしまうのです。

それなのに、種が飛んで根付いた道端や、アスファルトの隙間では、

ワッサワッサと茂ってお花を咲かすという、

何とも矛盾を感じる状態が出来ており・・・・・”(-“”-)”ナンデヤネン

お花の管理は、

自分の気力と記憶と体力が合ってないとダメなのね。

そんな事を考えるとこれから何年お花を楽しめるのか微妙なところだけど、

願わくば植物に触れられる生活を少しでも長く楽しめたら良いな・・・

・・・とつくづく感じる私です(*´▽`*)

都合良すぎ?

やっと、やっと、遅れていた花の種まきを済ませることが出来ました。

・・・と言っても、皆さんのように種まきポットに丁寧に種をまいて

・・・という細やかな神経は持ち合わせていない私は、

直接植木鉢に直まきするという大雑把さ(笑)

「そりゃ~、こんなに横着したら芽が出るものも出ないわ」・・・の

皆さんのツッコミが聞こえそうですが、そこは耳を塞いで聞こえないふり( ;∀;)(汗)

以前はちゃんとポットに種まきをしていたのですが、

人間は一度横着をしだすと、どこまでも横着になってくる?(私だけか~)

なので、芽が出るかどうかは賭けみたいなもの”(-“”-)”

 

なので、多くを望むのは間違っているのですが、

どうかどうか、ちゃんと芽が出てくれますように・・・

(/・ω・)/ パンパンっ

 

・・・なんて、都合のいい所だけ神頼みの私です テヘッ(;^ω^)

お気持ち程度。。。

殆どのバラが悲しいほどくたびれ、秋バラもは見られない・・・

何とも悲しすぎる状態”(-“”-)”

そんな中、少しだけ名無しのミニバラたちが咲いてくれました。

殆どの葉っぱがハキリバチに切り取られ、

挙句に、油断したすきに青虫がやってきて葉っぱを食い荒らし、

このミニバラたちも決して見られたものではありませんが、

花のアップでそれをごまかしております(笑)

 

そして、年に2度お花を咲かせてくれるアマビレ。

昨年は春のこぼれ種から秋には沢山のお花を咲かせてくれましたが、

今年はお花を咲かせたのはこの1本だけ。

春のこぼれ種から芽出しはしたにはしたのですが、

酷暑と青虫に食い荒らされ、これまた無残な姿となっておりました(泣)

そんな中、やっと先日種まきを終え、ホッ(´-`*)

時期が遅かったので芽が出てくれるか心配だけど、

来春、綺麗なお花が咲いてくれることを願ってパンパンっ(/・ω・)/

帰省の続き

弾丸帰省の続き・・・です。

平戸に到着して立ち寄った足湯で・・・

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コレコレっ、誰? ゾウみたいな足なんて言ってるのは!(--〆)

…でもね、確かに長旅で足はパンパンに浮腫んでたから、間違いじゃないけどね(笑)

少しぬるめの温度だったけど、長旅の疲れが少し取れたかな^^

到着した日の夜は、1年ぶりの再会に夜遅くまで話が弾みます。

母もいつもより遅くまで私たちの話に耳を傾け相槌を打ち、

楽しそうで、私まで嬉しい気持ちになり疲れも忘れ、布団に入った途端爆睡しました(笑)

翌日、母はリハビリの日だったようですが、

リハビリをお休みして私たちが起きてくるのを待っていました。

そして、

「リハビリがてら作っている菜園も見ておくれ」

「お墓参りは私も一緒に連れてって」・・・と、

一時でも私たちと一緒にいたかったのか、話も尽きず、一時も離れず、

まるで、小さな子供のよう(´-`*)

お墓参りに行った時もそこに眠る父に向って、

「この子達を無事に来させてくれてありがとうございました。
明日はもう帰るけど、どうか、どうか、無事に帰れるように見とって下さい」と、

何度も何度も頭を下げ手を合わせている姿を見ると、

母が愛おしくて愛おしくて嬉しくて私も胸が熱くなりました。

その夜も、兄、義姉との話が弾み、夜遅く?明け方?まで話し込み、

楽しい時間を過ごすことが出来ました。

いよいよ帰る朝、母は朝早くからソワソワ。

何もしてあげられなかったから、せめてお土産にコレを・・・と

あご「トビウオ」の干物です。

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写真撮り忘れWEBよりおかりしました ペコリ

あごの干物は昔からよく食べていて大好きなものだけど、

流石に道中カバンから漏れる生臭さは想像を絶します。

母の気持ちを察して断れず困っている私を見て、

兄が気を使い「明日新米と一緒に送るから大丈夫」と・・・優しい兄です。

そして、いよいよ帰ろうとカバンを車に積み、お別れをしようと母に声をかけると、

細く弱々しくなった腕を伸ばし、私の手を握り、目には涙を溜めていました。

今までそんな姿を見せたことが無かったので私も別れが辛くて、涙が溢れてきました。

「又、帰って来るよ。だから元気でいてくれなきゃね」というと、

うんうん・・・と頭を振り、車に乗り込み走り出す私たちに、

いつまでもいつまでも手を振ってくれていました。

平戸

「もう少し近かったら、今より1回でも多く帰ってあげられるのに・・・」

叶わぬことを思いながら私と娘の弾丸帰省は終わりましたとさ^^

そして、平戸帰省のオマケ。

私の帰省した時の楽しみの1つでもあるのですが、

毎年、何かしら新しいものが増えている交通安全のマスコット。

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今年はワンピースのルフィー?と、天空の城ラピュタのシータ?

そしてシルバーマークが増えていました チャンチャン。

ど~こだっ!

♪アロハ~♪ 南の島へバカンスに行ってきました~(≧▽≦)

 

な~んて、言いたいところですが、

実際は今年も娘と2人、故郷へ弾丸帰省(3日間)をしてきました(笑)

・・・と言っても、長崎県平戸までは道中の移動だけで時間を使ってしまうので、

実質、1日しか家にいることが出来ず、

毎度のことながら母とゆっくり話をする時間もありませんでした(^^;

佐世保からレンタカーを借りて平戸まで。平戸に着いて港にある平戸港交流広場でパシャリ。

右側上部に見えるのが平戸城

真ん中一番奥に尖って見えるのが平戸教会

平戸港交流広場のカリヨンの鐘は時計を備えており上部には
波をけって進む帆船を線描でかたどっている。
今まで、この鐘の存在に全く気付いてなかったわ・・・チーン

最初は1人でゆっくり帰省するつもりだったのですが、

娘も母に会いたいというので、今年も娘の休暇に合わせての弾丸帰省となりました。

平戸

ゆっくりする時間はなかったけれど、

少ない休暇を母に会うために使ってくれる娘には感謝です。

年老いた母も娘と孫の帰省を首を長くして待っていてくれ、

久々の再会にテンションが上がったのか、私や娘の顔を見ながら満面の笑みで迎えてくれました。

96歳の母は昨年より一回り小さく細く、弱々しくなり、

耳も遠く、目も見えづらくなったようで、

そんな自分が嫌なのか、何度も何度も、

「こげんなってしもて、つまらん」(こんなになってしまったらどうしようもない)

「それでも、動かんようになったらお終いやけん気張りよるとよ」と、つぶやいていました。

なので、その不自由になった身体で近くの畑に行くのが日課の様。

私はそんな母にコレと言ってしてあげられることも無く、情けないけれど、

数年前から指先が不自由になってきたと言うので、

帰省の度にマジックテープで脱ぎ着出来る洋服を買って持って行くのですが、

今回も「こんな歳になっても娘にお洒落させてもらえて嬉しか~」

「病院やリハビリに行くと、いつもお洒落さんやね~って言われるとよ~」と大喜び♪

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使い痛め関節が曲がってしまった母の指

幾つになっても女性としての身だしなみを気にしている母、まさにリスペクト(ー_ー)!!

 

着いたその夕方には薪でお風呂沸かしを今年も。

娘は昨年、初めてお風呂の火おこしをして楽しかったのか、

「今年は1人でやってみる~」・・・とチャレンジしていましたが、悪戦苦闘。

横で助言をしながらやっているとやっとそれらしく薪も燃えてきてヤレヤレ。

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もう、数十年前、亡き父が風呂場を改装した際、

これからはガス風呂にしようと家族が望んだにも関わらず、

「薪で沸かした湯はなめらかで温かいからそこは譲らない」・・・と

家族の意見を取り入れず通した薪で沸かすお風呂。

時代錯誤も良い所だけど、未だその方法で風呂を沸かしています。

でもね、今になってわかるの。

父が言っていた湯がなめらかで優しくて温まる・・・って意味が・・・ね。

 

おかげで2時間がかりでやっとお風呂が沸きましたとさ はははっ(;´∀`)