まだまだ続く五島列島 教会巡りの旅の続きです。
今回のスタートの教会は大曾教会です。
鉄川与助による設計施工でレンガは早岐から仕入れられ、
色の異なるレンガを規則的に使用し、壁面の意匠も工夫されていて、
県指定有形文化財となっています。
内部は3廊式、天井はルブヴォールト(コウモリ天井)で造られていて、
その天井を支える柱の意匠や曲線の美しさにウットリです。
また、ステンドガラスは西ドイツ製で陽射しを受けるとその美しさを倍増させてくれます。
そして次の教会は、真手ノ浦教会
高台に建つ真手ノ浦教会は外海地方から移住した信徒たちから信仰の種がまかれ、
先祖から受け継いだ信仰を守り続けているようです。
そして、次の教会は福江に渡っての初教会 楠原教会
リブ・ヴォールト(コウモリ)天井でレンガ造りのゴシック様式で、
五島列島に既存する教会としては堂崎教会に次ぐ2番目に古い教会です。
年月の流れを感じる練瓦の色合いや、風合いに感動するとともに、
何度も補修を重ねながら信仰を守り続ける信徒の皆さんの想いが伝わって感じます。
そして次は浦頭教会
一見教会には見えない斬新なデザインのお建物です。
白亜のモダンな姿が際立つ浦頭教会は、旧約聖書のノアの箱舟をイメージしたものだそうです。
スッキリしたデザインの中に装飾やライトなどが可愛く収まりとっても美しかったです。
今回もそれぞれの個性が光っていて何度も足を運びたくなる美しさでした。
そして、教会巡りはまだまだ続くよ(≧▽≦)