先日、大工の傍ら、畑で野菜を作っている兄が
こんなお野菜を持ってきてくれました。
(ご丁寧に薄皮まで剥いてくれています)
何だか分かります?
実はコレ、さつま芋の「つる」なんです。
「つる」と書きましたが、つる本体から出ている葉の茎部分の事です。
つるは、そのまま食べてしまうと繊維質が強く、
噛み切れないため通常はフキのように表面の薄皮をむいてから料理に使います。
調理方法も様々で、炒め物や和え物、煮びたしなどにして食べることができます。
芋つるは栄養も豊富で、鉄分やカルシウムなどのミネラル類が豊富に含まれており、
ビタミンも、C、E、Kと含んでいるほか、βカロチンも含まれており、
食物繊維も豊富に含まれています。
それ故、戦中前後などでは一般家庭の食卓によく上がっていたとされていますが、
今では農家や産地の地元で消費される程度になっており
スーパーで手に入れることは難しいのが現状です。
ただ、近年では伝統野菜や珍しい野菜の食べ方などが見直されているため、
このような芋づるを使った料理も見直されているようです。
なかなか食べられる機会のない、レアものという事ですね。
今回は豚バラ肉と一緒塩コショウ炒めにしました。
私事ですが、私と一回り歳が違う姉はつい数年前まで、
芋のツルを食べたことが無かったそうな。。。
なのに、私の幼少の頃は
この季節になると、この芋のツルが頻繁に食卓に上がっていたんだけどね・・・”(-“”-)”
もしかして、我が家だけ時代が逆走してた?(笑)
でもね、おかげで、このシャキシャキとした歯触りの美味しさも小さなころから味わえたし、
結果、良かったと思える今日この頃です(´∀`*)
美味しそう!
私も食べたことないわ。
売っていたらいいのにね。
お兄さん薄皮まで剥いてくれて。
妹愛を感じますね。
近くで良かったですね。
あらっ、リセさんも食べたこと無い?
そうね、この話が通じるのは70歳を超えた田舎育ちの方が多いかも(笑)
皆さん、この話をすると、「そんなものまで食べるの?」って
言われる方が多いのは事実です。
でも、私の幼少の頃、母が作ってくれた味の大事な1つ。
私にとっては年に数回しか食べられないご馳走の1つとなっています。
はい、その薄皮を剥くのが一番の手間なのに、
兄には気遣いをしてもらって有りがたい限りです。
芋のツル・・・70歳じゃない まだ50の後半のかんちゃんでも
毎年食べてたよ~~があははは~~~
あはは~、かんちゃんはお坊ちゃまやから、
こんなの食べたこと無いはずじゃ~無いの?(笑)
でも、昔は良く食べたよね。
この薄皮を剥くのは子供の仕事で、指の先が少し黒くなるのが嫌で嫌で、
「何でこんなものまで食べるんだろう」と思ったこともあったけど、
今となればその経験も良い思い出だし、
作られているお野菜も出来る限り食べつくしてあげるのも
作った人、お野菜に対しての感謝の気持ちかと感じます。
でもね、夏痩せをしないまま食欲の秋に突入しつつあって、
食べ物に感謝しすぎの様です テヘヘッ^^