今年も先週末3日間だけの故郷弾丸帰省をしてきました。
片道だけでも大方1日かかってしまうので、
実家にいられる時間は、ほぼ1日だけの弾丸帰省。
本来ならもう少しゆっくりしたい所ですが、
今年も娘が一緒に帰省したいとのことで、弾丸帰省となりました。
先週末は台風も来ていたので、色々と心配はありましたが、
道中、何事もなく、実家に近づくころはピーカンの秋晴れが広がっておりました。
昨年より一段と目も見えにくく、耳も遠くなった母は心配でたまらなかったのでしょう、
私と娘が家に着くと安心したのか、顔をゆがめて微笑んでくれました。
母は少しでも沢山お喋りをしたいのでしょうが、
数日と言えどお世話になる身、出来る事はお手伝いせねば・・・と、
今年も薪でお風呂を沸かし、七輪で干物を焼き、夕飯のお手伝いです。
娘はどうやらこの薪でお風呂を沸かすのが面白いようで、
年々、上手に火を熾せるようになってご満悦(笑)
母もその姿を見ながら、小さな子を褒めるように、「上手、上手」と。
何もかも便利になって指一本、声1つで何もかも出来る時代に、
大変な労力と時間を費やすこの作業は時代錯誤も甚だしい気もするけれど、
人間が生きて行くことの原点を改めて確認しているようで、
何処か、とっても新鮮で充実感を感じます。
加えて、薪で沸かしたおふろの湯はなめらかで冷めにくく、
炭で焼いたお魚は香ばしくてとっても美味しくて、箸が止まらない♪(●^o^●)
夕飯には長崎県北部の郷土料理となっている平戸の押し寿司も出てきて、
懐かしいその味に舌鼓を打ちました。
食事の量がグンっと減っていたらしい母も、この日ばかりは楽しかったのか、
箸が進んでいるようで少しだけ安心しました。
母は待ちくたびれて疲れたのか、早めの就寝でしたが、
兄や姉、甥と夜遅くまで話に花が咲き、私も疲れを忘れて楽しい時間を過ごしました。