先日、ちょっとだけ河原をお散歩。
そこで見つけた白花溝蕎麦(しろばなみぞそば)
ミゾソバとは溝に生える蕎麦の意味らしく、
確かに河川敷のいたるところに群生しておりました(^^;
でも、お花はお蕎麦のお花とほとんど同じで、
薄っすらピンクのしべがとっても可愛く緑色の実も沢山着いていました。
これほど本物?の蕎麦とそっくりなのに、このミゾソバは食用じゃないの?
・・・と卑しい私は思って調べてみると、
どうやら、古い時代には飢饉時に救荒食として食べられていたようですが、
実は苦みが強く食用に適していないようで、
新芽や柔らかい葉などを食用として食べられていたようです。
そして、小栴檀草(こせんだんぐさ)。
鈎のついた種子で、衣服や動物の毛につくコセンダングサは、
昔から晩秋の野辺を代表する植物で、
「ひっつきむし」として嫌がられておりますが、
近づいて見るとなかなか芸術的で味のある風景として見えます。
野草たちが教えてくれる季節の移ろいも目線を変えると面白いですね。
ミゾソバも小栴檀草も子供の頃から見慣れた草花だけど、
マジマジと見たことがなかったわ。
ミゾソバの金平糖みたいな蕾の時は覚えがあるけれど、
開いた姿は記憶にないわ(^-^;
ミゾソバはどちらかと言うとピンクの花色の方が見慣れていて
印象が強いので白花の方は見逃すことが多いかもしれませんね。
どちらも見慣れたものだけど、
案外まじまじとは見たことが無くて、
こうして枠の中に収めてみると、どちらも味と風情があるなと思います^^
勉強になるわ~。
これだけソバの花に似ていたら絶対食べたくなるわ。
飢餓時が起こらないことを祈るばかり。
でもこうして覚えていたら助かるかも。
毒のもの食べて真っ先に死にそうな私だけど。
はははっ、真っ先に?(≧▽≦)
でも、ほんと、蕎麦にソックリで、実も同じようだと、
ついつい食べられるんじゃないか・・・って思ってしまいますよね?
そうね、そんな時代が起きない事を願うけど、
田舎育ちならではの利点は野山の植物や木の実を見分けて
食すことが出来ることかな(笑)^^