今年の猛暑で弱り果てたクリスマスローズ達、
回復を願って植え替えをしました。
老株なうえ、どの子もビックリするほど根や葉が痛み、
お花を望むのは厳しいほど傷んでいました。
しかし、どうにか体力が残っていた数鉢に花芽が出て来ました。
なんて嬉しい事でしょう(*´▽`*)♪
一鉢でも多く元気を取り戻してくれると嬉しいのですが。
今年は何鉢のクリスマスローズのお顔が見られるのか、
不安と楽しみが交差しています。
ツワブキの花が咲いています。
毎年のことながら、私にとってこのツワブキは、
春は食料として胃袋を満たし、秋は綺麗な花で心を癒してもらう貴重な存在。
なので、このお花が見られると、
「良しっ、来春の食料の確保も確定だ‼」と
お腹の中から喜びが湧き出てくるのです(笑)
「ツワブキを食べるの?」と皆さん驚かれますが、
私にとっては幼少のころから食べ親しんだ味。
春の新芽は薄皮を向いて灰汁を抜き、キンピラや煮物に、
そして保存食としては佃煮やみそ漬けにして食べたものです。
そんな思いでの母の味は今となっては食べることが出来ないけれど、
私の記憶の中にはしっかりと残っています。
そこで、今年は春に少しだけ新芽を味噌漬けにしてみました。
故郷のツワブキの味噌漬けはこんなに細いものではなく、
大人の指くらい大きなものを、手作りの味噌に漬けていたので、
私が作ったものとは見た目も味も雲泥の差ですが、
懐かしさが一杯詰まって感じました。
しょっぱいツワブキの味噌漬けを頂きながら、
故郷の風景や香り、風を思い出し、又、無性に年老いた母に会いたくなりました(´ー`)
花壇の咲いているお花は少ないのですが、
そんな中、季節外れのお花を咲かせてくれているペンステモン ハスカーレッド。
初夏に一度お花を咲かせせていたので、
まさか、この時期に又、お花を見られるとは思いもしませんでした。
季節外れのお花って不安にも感じるけど嬉しいものですね(;^ω^)
そして、暗い北側の花壇では斑入りハランもグングン増殖中~
以前に比べ株も一回り大きく成長し、新しい葉を展開してくれています。
そして、昨年作った寄せ植えの穴あき部分のお助け役として植えた
ヒデンス ハッピーエンパイアも沢山の花芽を上げてくれています。
昔は黄色のお花をお迎えすることが殆ど無かった私ですが、
最近は何故か気が付けば黄色いお花に目が行くようになりました。
その理由は自分事でも良くわかりませんが、
きっと白や黄色のお花は断然強い子が多いって事に気づいたからかもしれません(笑)
この子も丈夫そうなので、是非、来春まで頑張っていただきたい‼
那珂川菊「桃色つぼみ」の花が咲き出しました。
このお花は蕾の時はピンク色で、
咲くと白いお花になる野性味あふれる菊の花です。
その姿は一見マーガレットのような花姿で、
洋風のお庭にあっても違和感を感じないナチュラルさです。
この桃色つぼみの最大の可愛さはこの桃色の蕾から白い花弁を開きかけたこの瞬間♪
お花が少ないこの時期に咲いてくれるのも有難く、
加えて、管理がほとんどいらない強健さも魅力の1つです。
今年も沢山の花芽を上げてくれ、喜んで見ていると、
なんと、その花の中に双頭花を発見‼
キク科のお花には多い事のようですが、我が家の花壇では初めての事。
その姿がお花の蝶ネクタイのようで妙に可愛くて思わずパシャリ。
お花が終わるころには、葉っぱを赤く紅葉させてくれるので、
長い期間楽しめるのも有難く嬉しいお花です♪
そして、昨日の夕方、虹が出ていました。
もう、消えかけだったのか薄っすらでしたが、見られて嬉しかった~♪
淡い青紫色の美しい花穂が秋空に向かって伸びやかに咲き始めました。
そのお花は『サルビア・ブルーチキータ』
このサルビアの一番の特徴とも言えるこの花穂は、
30㎝越えもあるくらいで、一斉にこの花穂が上がってくる様は、
何ともエネルギッシュで力強さを感じます。
しっかりとした草姿は他のサルビアに比べ乱れることが少なく扱いやすいお花です。
その草姿の見た目に反して葉は厚くシルキーで柔らかな質感です。
とても丈夫で、毎年、こぼれ種からも発芽して挿し木で増やすことも容易です。
無くなるかも・・・という不安を抱かなくて良いのも嬉しいところです(笑)
我が家はお庭が無いので植木鉢でこじんまりと育てていますが、
大きく育つこのサルビアを地植えしてワッサワッサと花芽をあげたら、
さぞかし見ごたえがあるだろうなぁ~・・・と、
勝手に想像して楽しんでいます(笑)^^
初夏からポツリポツリと咲き続けているお花、サルビア。
このお花達は本当に強い‼
今年の猛暑の中も元気に咲き続けていてくれました。
サルビア イパネマ パープル
猛暑の中、草丈が高くなり水揚げが大変だろうと、
ちょっと強めに切り戻しをしたせいか、秋のお花は少々少な目。
どうやら、要らぬ優しさだったのかもしれません(ーー;)
サルビア ファイヤーセンセーション
このお花は4月ごろから晩秋までお花を咲かせてくれる優等生。
生育旺盛で虫も殆どつかず、とっても育てやすいお花です。
お花が終わっても、この深い赤紫色のガクが残っているので、
長い間、花壇に彩を与えてくれます。
カイガルディアグレープセンセーションとのコラボも華やかでしょ♪
サルビア ファリナセア ホワイト
このお花は猛暑の中、一時期心配なほど調子を崩したのですが、
どうにか持ちこたえてくれました。
今年の猛暑も乗り越えてくれたサルビアさんたちには心から感謝。
冬の休眠期まで、今しばらくその逞しく美しい姿、愛でさせて下さいな^^