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一時の休息♪

広島の娘が無事に2人目を出産し、私のおばば業もやっと休憩。

最後の広島行きの半日にお婿さんが孫と一緒に外出に誘ってくれ、

清流錦川に架かる五連のアーチが美しい日本三名橋 「錦帯橋」へ連れて行ってくれました。

山口 錦帯橋

錦帯橋は江戸時代初期の1673年に創建されたもので、

長さ193.3m 幅5mの五連アーチを描いており、

春には桜、夏には木々の緑、秋には紅葉が彩を添え優雅な景観が広がるそうですが、

この日は残念ながら前日の雨で川の水が濁り、イマイチの景観でした(;^ω^)

錦帯橋

しかし、繊細な組木の技法によって建設された独創的なアーチ構造はとても美しくウットリ。

錦帯橋

本来なら時間をかけてゆっくり愛でながら歩きたかったのですが、

ヤンチャな孫と一緒に行くと危なっかしくて手をつないで抑えるのに必死(;´Д`)

錦帯橋

でも、瓦ソバを食べたり、お散歩したり、冷たいソフトクリームを食べたり、

瓦ソバ

気分もお腹も満たせてもらったひと時でした。

どの教会を見ても感動☆

まだまだ続く五島列島 教会巡りの旅の続きです。

今回のスタートの教会は大曾教会です。

五島列島 教会巡りの旅

鉄川与助による設計施工でレンガは早岐から仕入れられ、

色の異なるレンガを規則的に使用し、壁面の意匠も工夫されていて、

県指定有形文化財となっています。

五島列島 教会巡りの旅

内部は3廊式、天井はルブヴォールト(コウモリ天井)で造られていて、

その天井を支える柱の意匠や曲線の美しさにウットリです。

五島列島 教会巡りの旅

また、ステンドガラスは西ドイツ製で陽射しを受けるとその美しさを倍増させてくれます。

そして次の教会は、真手ノ浦教会

五島列島 教会巡りの旅

高台に建つ真手ノ浦教会は外海地方から移住した信徒たちから信仰の種がまかれ、

先祖から受け継いだ信仰を守り続けているようです。

真手ノ浦教会

真手ノ浦教会

そして、次の教会は福江に渡っての初教会 楠原教会

五島列島 教会巡りの旅

リブ・ヴォールト(コウモリ)天井でレンガ造りのゴシック様式で、

五島列島に既存する教会としては堂崎教会に次ぐ2番目に古い教会です。

五島列島 教会巡りの旅

五島列島 教会巡りの旅年月の流れを感じる練瓦の色合いや、風合いに感動するとともに、

何度も補修を重ねながら信仰を守り続ける信徒の皆さんの想いが伝わって感じます。

そして次は浦頭教会

五島列島 教会巡りの旅

一見教会には見えない斬新なデザインのお建物です。

白亜のモダンな姿が際立つ浦頭教会は、旧約聖書のノアの箱舟をイメージしたものだそうです。

五島列島 教会巡りの旅

スッキリしたデザインの中に装飾やライトなどが可愛く収まりとっても美しかったです。

今回もそれぞれの個性が光っていて何度も足を運びたくなる美しさでした。

そして、教会巡りはまだまだ続くよ(≧▽≦)

その歴史と美しさに感動♪

五島列島 教会巡りの旅の続きです。

今回はまずこの小瀬良教会から・・・

五島列島 教会巡りの旅

一見小さな教会に見えますが中は奥行きがありシンプルな造りとなっていますが、

アールの窓と朱赤の瓦屋根がとっても可愛らしい教会です。

五島列島 教会巡りの旅

そして次は青砂ケ浦天主堂 国指定重要文化財

五島列島 教会巡りの旅

この教会は郷土出身の鉄川与助氏によって明示43年に建てられた教会で、

外部は練瓦を多様な組み合わされでデザイン施工されており、

細部までこだわった意匠の美しさに見とれてしまいました。

五島列島 教会巡りの旅

残念ながら内部の拝観は閉館日の為見られず残念でしたが、

外部を見られただけでも十分楽しめる教会でした。

そして次は旧鯛ノ浦教会

五島列島 教会巡りの旅

コチラの教会は戦後間もない経済不況の中、

原爆で崩壊した旧浦上天主堂の被爆練瓦を用いて鐘塔が増築されたようです。

五島列島 教会巡りの旅

教会内部の天井はコウモリ天井で作られており、そのアーチが際立つ美しさでした。

そしてアーチの天井と統一感のあるステンドガラスのシンプルな美しさも素敵でした。

五島列島 教会巡りの旅

次の教会は、鯛ノ浦教会

五島列島 教会巡りの旅

シンプルなデザインの教会ですが、教会内部も広くシンプルな美しさが際立っていました。

IMG_5615

そして次は頭ケ島天主堂

五島列島 教会巡りの旅

鉄川与助の設計施工によって1910年(明治43年)に着工し、

近くの石を切り出して建設が始まり1919年に完成した教会です。

残念ながら内部は撮影できませんでしたが、

内部パネルの写真をパシャリ。

五島列島 教会巡りの旅

内部は広さと高さを感じさせられるように柱を使わない構造で天井を高く見せています。

内部の装飾にはお花模様が多く使われており、五島の花、ツバキともバラとも言われています。

お洒落な色使いとデザインは他の教会ではなかなか見られない個性的な雰囲気でした。

どの教会もそれぞれに特徴があり、時代や信徒たちの思いが刻まれており、

見ていると感慨深いものを感じました。

五島列島 教会巡りの旅はまだまだ続くよ(≧▽≦)

踏んだり蹴ったり2

先日の天草帰省の話の続きです。

主人の島探索に付き合い、風邪と寝不足で身体がボロボロ状態のまま、

近くにある世界文化遺産「天草の﨑津集落」内の崎津教会を見学に。

天草 崎津教会

教会内は撮影禁止の為写真はありません。

天草 崎津教会

正面の祭壇がある場所は、禁教時代に厳しい絵踏みが行われていたところで、

堂内は国内でも数少ない畳敷きになっており、

厳しい禁教時代から、たくましく独自の文化と歴史を刻んできたことを感じました。

それから、ご先祖様のお墓参りを済ませ、

ホテルまでの道中にあるインスタ映え??の、「あこうの木」を見に行ってみた。

西平椿公園内にある高さが約20メートルにもなる巨大なあこうの木。

あこうの木

地元で「蔵岩」と呼ばれている巨岩を、抱き込むように根を張る様子が

天空の城ラピュタの世界観を彷彿させると「天草のラピュタ」として話題になっているそうな。

あこうの木 天草

その姿を見た瞬間、スケールの大きさと、神秘的で不思議な力を感じた私は、

無意識のうちに力強く入り組んだ根元に抱き着いてエネルギーチャージ(≧▽≦)

あこうの木 天草

写真は私じゃ無いけどね 笑

コレで今日こそはホテルでゆっくり体を休め体力の回復を・・・

・・・と思いつつホテルに到着したのですが、風邪は勿論、睡眠不足と疲労からか、

それとも何かしら乗っかっちゃった?(少々霊感体質の私)からか、

肩と背中に岩でも乗せられたかの様な重さでしんどくてたまらない(>_<)

早速大浴場に行って打たせ湯を滝行代わりにしてみたが、効果なし 笑

気晴らしに沈む夕日の写真を撮ったり、

天草の夕焼け

まるで海外?のように見えるホテル内プールの写真を撮ってみたり、

天草のホテルにて

色々やってみたが、肩の重みは増すばかり。

「おいおい、今夜も寝られない感じっすか?」( ;∀;)

次へ続く。。。

永観堂の紅葉

紅葉狩りの最後は、「永観堂」です。

永観堂は約3000本の紅葉が植えられていて、

秋の紅葉が有名なお寺で全国にその名を知られています。

それだけあって、ここは流石に人が多かった~(>_<)

でも、それだけ沢山の人を魅了する魅力があるということなのでしょうね。

永観堂の紅葉

しかし、山門に差し掛かる紅葉が見えた瞬間、その美しさに心が震えました。

永観堂の紅葉

釈迦堂から見た唐門

永観堂の紅葉

阿弥陀堂をはじめとする古建築が、緑と水に恵まれた庭に調和しており、

優美な景観が広がっています。

永観堂の紅葉

永観堂の紅葉

永観堂の紅葉

境内を染め上げる紅葉はどの角度から見ても絵になる風景で息を飲むほどの美しさ。

お堂や回廊のすぐ前にせまってくる鮮やかな紅葉は圧巻の美しさです。

永観堂の紅葉

永観堂の紅葉

合間から覗く常緑の木々や足元に広がる緑の苔や植物達が

その美しさをさらに際立たせているように感じます。

永観堂の紅葉

永観堂の紅葉

沢山の赤い紅葉を見た後だからでしょうか、

この黄色い銀杏の絨毯の鮮やかさがとても新鮮で見入ってしまいました。

永観堂の紅葉

放生池の周りには目にも鮮やかな紅葉が水面に映りとっても綺麗。

永観堂の紅葉

永観堂の紅葉

この日は曇りのち雨の予報でしたが、私の日ごろの行いが良いから?でしょうか、

陽射しも出て青い空とのコントラストにもうウットリです。

永観堂の紅葉

京都にいながらなかなか見に行けなかった永観堂の紅葉。

今度は是非、夜のライトアップされた紅葉を見て見たいと思いました。

そして、こうして美しい景色を愛でられたことに感謝。

目にも鮮やかな風景とおセンチ気分と

先日の休日行った紅葉狩りの続きです。

園光寺さんの後はすぐ側にある詩仙堂さんへ。

詩仙堂は左京区一乗谷にある詩仙堂は正式名称は「凹凸窠(おうとつか)」で、

でこぼこした土地に建てた住居という意味があるそうです。

ここは石川丈山が自ら作庭した枯山水庭園で国指定史跡にもなっています。

詩仙堂の紅葉

建物の周りには綺麗に整えられたお庭が広がります。

詩仙堂の紅葉

ひっそりと佇む小有洞(しょうゆうどう)の門から参道を登って行き建物に入ると、

木々の間から燃えるような紅葉の紅が目に飛び込んできて、

建物と緑、紅葉の美しさのコントラストに息を飲みます。

詩仙堂の紅葉

室内には少し遠くから聞こえる水の流れやししおどしの音が響き、

側に座ってもよし、奥から眺めてもよしの落ち着いた空間です。

詩仙堂の紅葉

詩仙堂の紅葉

詩仙堂の紅葉

ここは石川丈山が自ら作庭した枯山水庭園で国指定史跡にもなっています。

高低差のあるお庭の作りが特徴で、

皐月の刈り込みの奥にある少し低い場所にもお庭が広がっていています。

詩仙堂の紅葉

鮮やかな紅葉が全体を覆いつくしていて、

黄色からオレンジ、赤のグラデーションがなんとも美しかったです。

詩仙堂の紅葉

詩仙堂の紅葉

敷紅葉の美しさは又格別の美しさ。

詩仙堂の敷紅葉

これぞ、モミジの絨毯です。

詩仙堂の敷紅葉

こちらの詩仙堂は5月下旬の“さつき”、11月下旬の紅葉がオススメです。

狭すぎず、広すぎず・・・なのも良いのかもしれません(^^;

オマケの写真は建物の一角にあったかまど。

詩仙堂の紅葉

京都では「おくどさん」と言いますが、懐かしいその姿に故郷を思い出し、

年老いた母に無性に会いたくなりました。

癒される~(*´з`)♡♡♡

京都に住んで〇十年、紅葉の名所と言われる場所は数あれど、

殆ど見に行ったことが無かった私。

勿論、行きたい気持ちはありましたが、

時間、体力、そして心の余裕、加えてお財布事情と余裕が無さすぎて、

いよいよ、体力の限界がもうそこまで見えだした今頃になって、

慌てて動きだし、先日の休日、紅葉狩りに行ってきました(;^ω^)💦

今回訪れたのは「園光寺」さん。

まず初めに目に飛び込んできたのがこのお庭。

園光寺

渦を巻き、様々な流れを見せる白砂を雲海に見立て、

天空を自在に奔る龍を石組であらわした平成の枯山水である奔龍庭。

見る角度により表情を変えるその様は何とも斬新で躍動的です。

園光寺のお庭

本堂の玄関には、立派な襖絵が公開されています。

園光寺の紅葉

そして、十牛の庭の回遊式庭園の紅葉。

息を飲むほどの紅葉と敷紅葉はうっとりする美しさです。

園光寺の紅葉

園光寺の紅葉

園光寺の紅葉

園光寺の紅葉

園光寺の紅葉

園光寺の紅葉

こちらのお庭も見る角度によって様々な表情を見せてくれ、

その美しさに時間が経つのを忘れてしまいそうでした。

その庭園の中に佇む小さなお地蔵様。

園光寺の紅葉とお地蔵様

紅葉に目をやっていると見逃してしまうような小さなお地蔵は、

ほおづえをついたような姿で優しく微笑するお顔はとっても可愛くて、

こちらまで思わず微笑んでしまいます。

園光寺の紅葉と水琴窟

そしてそのお庭の一角には手水鉢を用いた水琴窟があり、

竹の筒に耳を当てると、水滴一滴一滴が奏でる澄んだ音色がとても心地よく、

とっても癒されました。

目にも鮮やかに美しく、日々の喧騒から離れた空間に、

心穏やかにやすらかな時間を過ごさせていただきました。

この時間を頂けたことに心から感謝です。

経年変化も美しきかな

先日の休日に琵琶湖バレイに行ったときの続きです。

まだ時間があったので近くにある満月寺 浮御堂に足を運び、

急ぎ足で見て回った後、今度は蹴上の琵琶湖疎水水路橋を見に行ってきました。

琵琶湖疎水 水路閣

南禅寺境内にローマの水道橋を模して造られた巨大な「水路閣」は

レンガ、花崗岩造りアーチ型の橋脚でノスタルジックな雰囲気がとても美しく、

アーチの中を覗くと、ず~~~っと向こうまで奥行きがあるのですが、

現実は沢山の方がSNSや記念の写真撮影に必死(≧▽≦)

私もあと10程若かったらお着物でも着て記念撮影・・・・・

 

・・・・・と言いたい所ですが、

10どころか、30くらい若くないとそないな事は出来しまへんでしたわ(/ω\)タハ~っ💦

さて、話を元に戻し、

苔むした赤レンガの建造物が寺の景色の中に自然に溶け込み、

時間が止まって感じるほど穏やかな空気感に包まれました。

琵琶湖疎水 水路閣

ちなみに水路閣の上はこんな感じです。

琵琶湖疎水 水路閣

琵琶湖疏水は、琵琶湖の水を京都まで引くために作られた水路で、

当時の西洋の技術を導入しつつも設計施工を日本人のみで行ったとのことですが、

その造形美は圧巻の美しさです。

琵琶湖疎水 水路閣

これが水路閣の下流の端でこちらは暗渠になっており、

この先は哲学の道につながっているそうです。

琵琶湖疎水 水路閣

琵琶湖疎水 水路閣

本当はインクラインと水路閣をぶらりお散歩・・・と行きたい所ですが、

なんせ、ゆっくり出来る余裕が無かったので今度の機会にしたいと思います。