朝晩はすっかり気温が下がり、秋らしい空や景色を楽しめる季節になりましたね。
そして、秋の味覚、キノコも美味しい季節になりました。
そうそう、我が家の柏葉アジサイの植木鉢にもキノコ発見!👀
「美味しそう~~~♡」
・・・って、イヤイヤ、危ない危ない、得体のしれないキノコは食してはなりませぬ。
食いしん坊の私でも流石に食べません(;´Д`)汗
植え替えの時に混ぜた腐葉土の中に菌が入り込んでいたのでしょうね。
先日の休日行った紅葉狩りの続きです。
園光寺さんの後はすぐ側にある詩仙堂さんへ。
詩仙堂は左京区一乗谷にある詩仙堂は正式名称は「凹凸窠(おうとつか)」で、
でこぼこした土地に建てた住居という意味があるそうです。
ここは石川丈山が自ら作庭した枯山水庭園で国指定史跡にもなっています。
建物の周りには綺麗に整えられたお庭が広がります。
ひっそりと佇む小有洞(しょうゆうどう)の門から参道を登って行き建物に入ると、
木々の間から燃えるような紅葉の紅が目に飛び込んできて、
建物と緑、紅葉の美しさのコントラストに息を飲みます。
室内には少し遠くから聞こえる水の流れやししおどしの音が響き、
側に座ってもよし、奥から眺めてもよしの落ち着いた空間です。
ここは石川丈山が自ら作庭した枯山水庭園で国指定史跡にもなっています。
高低差のあるお庭の作りが特徴で、
皐月の刈り込みの奥にある少し低い場所にもお庭が広がっていています。
鮮やかな紅葉が全体を覆いつくしていて、
黄色からオレンジ、赤のグラデーションがなんとも美しかったです。
敷紅葉の美しさは又格別の美しさ。
これぞ、モミジの絨毯です。
こちらの詩仙堂は5月下旬の“さつき”、11月下旬の紅葉がオススメです。
狭すぎず、広すぎず・・・なのも良いのかもしれません(^^;
オマケの写真は建物の一角にあったかまど。
京都では「おくどさん」と言いますが、懐かしいその姿に故郷を思い出し、
年老いた母に無性に会いたくなりました。
京都に住んで〇十年、紅葉の名所と言われる場所は数あれど、
殆ど見に行ったことが無かった私。
勿論、行きたい気持ちはありましたが、
時間、体力、そして心の余裕、加えてお財布事情と余裕が無さすぎて、
いよいよ、体力の限界がもうそこまで見えだした今頃になって、
慌てて動きだし、先日の休日、紅葉狩りに行ってきました(;^ω^)💦
今回訪れたのは「園光寺」さん。
まず初めに目に飛び込んできたのがこのお庭。
渦を巻き、様々な流れを見せる白砂を雲海に見立て、
天空を自在に奔る龍を石組であらわした平成の枯山水である奔龍庭。
見る角度により表情を変えるその様は何とも斬新で躍動的です。
本堂の玄関には、立派な襖絵が公開されています。
そして、十牛の庭の回遊式庭園の紅葉。
息を飲むほどの紅葉と敷紅葉はうっとりする美しさです。
こちらのお庭も見る角度によって様々な表情を見せてくれ、
その美しさに時間が経つのを忘れてしまいそうでした。
その庭園の中に佇む小さなお地蔵様。
紅葉に目をやっていると見逃してしまうような小さなお地蔵は、
ほおづえをついたような姿で優しく微笑するお顔はとっても可愛くて、
こちらまで思わず微笑んでしまいます。
そしてそのお庭の一角には手水鉢を用いた水琴窟があり、
竹の筒に耳を当てると、水滴一滴一滴が奏でる澄んだ音色がとても心地よく、
とっても癒されました。
目にも鮮やかに美しく、日々の喧騒から離れた空間に、
心穏やかにやすらかな時間を過ごさせていただきました。
この時間を頂けたことに心から感謝です。